くるまライフの終焉

目的地に早く正確に到着しようとする能力って、
男性の本能のどこかに刷り込まれていると思っています。
それは脚で走っても、車でも同じ・・。
きっと狩猟生活していた時代の名残なんでしょう。

前置きが長くなりましたが、
このたび親父が自動車免許を返納して、運転をやめることになりました。（正確にはやめさせました。）
親父（８１歳）。糖尿病・狭心症持ちでいつ意識失うか、超ハイリスクな人間です。
おまけに歳をとって、すっかり反応も鈍くなり、方向音痴にもなってしまいました。
高齢者の運転が危険なのは周知のことです。
あれやこれやと説得し、
「８０歳過ぎまで無事故だったんだから、もういいでしょう。」と言ってやりました。
本人はまだ未練があったようですが、諦めたようです。
男性から車を取り上げてしまうのは心苦しいんですが、
他人様に迷惑を掛けてからではおそいですからね。