Tokan(東京管楽器)のマウスピースです。
こちらはまさに『ジャパン・ヴィンテージ』なマウスピースで、YAMAHAの前身『Nikkan(日本管楽器)』より古いメーカーと聞いております。
とはいえ、詳しい情報が全く見つからない為、どなたかご存じの方、情報ください。
外観も珍しい形状なのですが、刻印は『Tokan』のみ。
型番などは一切無いようなので、種類はこれだけなんですかねぇ?
こちらのページで確認したところ、このマウスピースは初期型のようです。
スペックなど、全くといっていいほどわからないので、吹いた感想も含め書き留めておきます。
カップの大きさはV.Bachの7C前後。
リム形状は外側から内側に下がっていく感じで外側のエッジが少々きつめ。
その割に唇へ当てた感じは比較的ソフトです。
ただ、この頃の楽器は一つ一つ手作りに近い状態で作られているので、もしかすると同じようなものでも全く違う形状のマウスピースが存在するかもしれません。
このマウスピースをメインにという方はいないと思いますが、コレクションの一つとして持っておくのも悪くないかもしれませんね。