借り物のマッピですが、折角なのでご紹介。
おいらの新しい仲間『Black Mamba』の生みの親、タブゾンビ氏が使用しているマウスピースです。
タブゾンビ氏とB.AIRで共同開発とのことですが、見た目はまさにMonetteのSTC-3!!
ま、Monetteに比べたらかなりリーズナブルですが♪
見た目はともかく、素材にもかなりこだわった一品で、-196℃で金属分子を均一にする『クライオ・トリートメント処理』が施されております。
詳しい内容はこちらを参照してみてください。
ではでは、いつもの通りレポート。
刻印には『BZ13Y B.AIR』と刻まれています。
ちなみに『BZ13Y』は適応シャンクを表しています。
『Y』はYAMAHAとXOに対応のシャンク。
『B』はBACHに対応のシャンク。
あくまでも目安なので、購入の際は自分の楽器で試した方が間違いありません。
Schilkeで吹いてみたのですが、シャンクがあっていないためか、少々バランスが。。。
ブラックマンバとの相性は言うまでもありませんでした。
カップはV.Bachの3Cくらいですが、スロート径がかなり大きく4.5mmとなっています。
ちなみに4.5mmのスロート径は一般的なフリューゲルのスロートとほぼ同じ大きさです。
普段口径の小さいマッピを利用しているおいらですが、このマッピは非常にコントロールしやすく、音色も気に入っています。
ま、Big Bandではどうかと思いますが、ソロやコンボでなら利用したいなと思える一品ですね!
さて、もう一つ特筆すべきはこの外箱!!
なんと!桐箱入りですよ!?
非常に高級感あります♪
タブゾンビ氏のトレードマーク、三つ目のドクロをデザインした、見方によっては棺桶にもみえなくもない箱です。
桐はタンスなどに使用されているとおり、湿度をコントロールするので、カビや害虫の繁殖を防いでくれます。
マッピは金属なので、よほど手入れを怠らない限りかびることはないと思いますが。
そして箱の中にはマウスピースの他に、ビニール袋に入った怪しい葉っぱが!?
こちらは末端価格うん万円とか、そんな代物ではなくセージを乾燥させた物。
ゲンかつぎと書いてありますが、ステージに立つ物としてはメンタルトレーニングって結構重要課題だったりします。
よく、ノリがいい、悪いの話が出ますが、気分が乗っている時って、自分でも驚くようなフレーズをさもなくこなしたり、普段ならばててしまうような難曲でもさらっと吹けてしまったり。
人間手おもしろい物です。
最後はブラックマンバと共に。
実際、この組み合わせがスタンダードなので、いずれはこのマッピを購入することになるのかなぁ。。。
普通に吹きやすいので、ちと悩むところです。