TOOL4より
尚久留米を走る茂木和臣は、同期で同じ適性出身の池尻浩一を心配して1日前に旧交を温めたら、凄く元気に癌治療をしてるそうです。経過は良好で、体重が5キロ落ちたのだけがと言ってたそうで、ダービーは走るとの事。そして「S級から落ちた時は引退を考えてる」とも。必ず克服して、闘い続けてると信じてます。
ま、アームストロングのように、癌を克服した後にツール・ド・フランス7連覇の偉業を成し遂げた選手もいるくらいだから、転移さえさせなければ、深刻に考えるようなものでもないのかもしれないが、それにしても、ダービーに出るって?
参加するだけでもビックリだな。
15日の広島第3レースに出走した中垣輝光選手が、最終周回に入って大きく遅れ始め、同周回3角付近で転倒。心肺停止状態になっていたことから、すぐさま病院へと運ばれたものの、虚血性心疾患により死亡していたことが確認された。
http://www.sponichi.co.jp/gamble/flash/KFullFlash20100215121.html
レースリプレイはこちらだが、最終3角を過ぎた地点からしかアップされていない。
mms://prgvod01.digi-c.com/hiroshima/100215_100217/10021503.wmv
前検では異常なしだったそうだが、競輪選手がレース中に疾患するケースはちょくちょくある。しかしながら、年齢的なこと(48歳)を考えると、日常的に身体に微妙な変化が起きていたのかもしれない。ま、そうしたことは本人でないと分からない部分があるが。
ご冥福をお祈りいたします。
(追記)
デビューは甲子園(1981年4月26日、4着)。
通算戦績2111戦113勝、2着314回。優勝6回。
(追記)
T社長の手記
悲しい報せがありました。それは広島初日のチャレンジ3Rで走ってた久留米の中垣輝光選手(47期)が、走行中に心臓発作でも起こしたのか、落車でそのまゝ帰らぬ人に成ったとか。個性的な根性の闘志溢れる選手の死、ショックです。体調面に問題があったにしても、競輪選手は必ず前検日に医務で、血圧・その他の診察は義務化されてるのに、それでもの事故。人間何が起こるか、一寸先は闇とは正にこの事、明日は我が身でも「突然」だけは予測出来ぬもの、他人に迷惑掛けない範囲で、やれる事はやってからとつい考えた次第。そう言い乍ら「油ものに肉類を控えて腹八分目」を最優先してしまう実情。中垣選手のご冥福を祈るばかりです。
第23回全日本選抜オートレース優勝戦が15日、浜松オートレース場で行われた。
1 木村 武之 3.70
2 有吉 辰也 3.66
3 高橋 貢 3.68
4 伊藤 信夫 3.77
5 岡部 聡 3.64
6 浜野 淳 3.70
7 浦田 信輔 3.76
8 田中 茂 3.69
スタートは有吉が飛び出す。以下、木村、浜野と続いて、岡部が5番手あたり。その後、岡部が1周回4角あたりで3番手付近に浮上。
残りあと8周を過ぎたあたりで岡部が木村を交わし、有吉に肉薄。その後、有吉先頭、岡部2番手のまま、3番手以降は大きく差が開く。
残りあと5周を通過した後、岡部がついに有吉を交わして先頭に立つ。その後岡部はじわりと有吉に差をつけ、全日本選抜は4年ぶり2度目、SG通算5度目の優勝を飾った。2着に有吉、3着に木村。
有吉が16連続SG優出を決めた一戦となったが、湿走路だと、何と言っても岡部の出番。スタートは無理せず行き、じわりじわりと追い上げ、中盤過ぎで有吉を捕らえた。雨走路だと、今回のメンバーならば岡部にかなう敵はいまい。最近は、雨巧者と呼べる選手がだんだん少なくなってきている現状なだけに、今回のようなコンディションだと、まだまだ岡部にSG制覇のチャンスがあるかもしれない。それにしても、5回のSG制覇は全て湿走路ということを考えると、「史上最高の雨巧者」といえるかも。
有吉もうまいコース取りを見せての2着だった。