好意的に捉えると、競輪選手もうちょっと頑張ってくれ!ということなんだろうか?
舐められた競輪選手、の記事に対し、毎回詳細な回答を下さる( 「おう!野郎自大のBOD!しばいたろか!」という意味合いがあることも多々ある)某先生に加え、在籍20年先生という、2人の元競輪選手の方々から、競輪選手経験者でなければ分からない話を聞くことができ、非常に感謝しております。加えて、このお二方に対する厳しい意見も寄せられ、コメント欄はかなり濃い内容となっております。
思うに、お二方はそれ相当の「覚悟」をもって競輪選手を辞され、違う道へと歩まれたと思われます。つまり、もうちょっと競輪選手でいたい気はあるが、将来のことを考えると限界があった、ということなのかも。
しかしながら、お二方のケースは、他の、「がけっぷちに立たされている」競輪選手にも十分参考になる話だと考えられるので、ぜひとも、お二方以外の競輪選手が当ブログを見る機会があるのであれば、「野郎自大のBOD」の記事を無視してもかまわないから、読んでいただきたく思います。
そして、日本競輪選手会の役員の方々の意見も是非聞きたいものですなぁ。
14日、競輪学校99期生の卒業記念レースが終わり、優勝は、弟・直樹は既に86期生として(現在S2)現役選手となっている、上吹越俊一が決めた。上吹越は在校競走成績も第1位。
ところで、直樹は確か、一発で合格だったはず。対して兄貴のほうは99期に合格するまで実に10回も落第しており、一度は競輪選手への道を断念せざるを得なくなったが、入学するや上記の通りの成績を挙げた。潜在能力がある証拠だろう。それと過去に、33歳の卒記優勝者なんて聞いたことがない。
http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2010/10/15/32.html
しかしながら、上吹越以外にも、99期はなかなか「面白い面々」が少なくない。99期生の名簿はこちら。
http://keirin.jp/pc/dfw/portal/guest/nkg/report/99_graduation/meibo.html
アテネ五輪・重量挙げ出場の今村俊雄、アメフトでは日本屈指のプレーヤーだった里見恒平、元プロ野球選手の宮崎一彰、萱島大介、元Jリーガーの河野淳吾など、他スポーツではそれなりの実績を挙げた生徒が少なくない、ということ。また、これだけこうした面子が揃った期というのは、これまでなかったんじゃないかな。
競輪学校も101期以降より、「男子」の募集は激減するため、恐らく他競技出身者も入りずらくなるだろう。
しかしながら、特にこの99期で、オーバー30とか、他競技経験者が活躍するようならば、1期あたりの募集人員が増える可能性も出てくる。
そして、私が思うに、というか、日刊でも先日、「男子」の募集が一気に36名というのは減らしすぎ、という記事が掲載されていたが、確かにその通りで、少なくとも、50~60名程度は必要だと思われる。
そのためにも、「異業種」における実績者が少なくない99期には大いに期待している。