大阪を直撃する台風なんて、これまで滅多になかったのに・・・
2018年9月30日 4時13分
大型で非常に強い台風24号は、鹿児島県の奄美地方や沖縄県の一部などを暴風域に巻き込みながら北上していて、30日は速度を上げて西日本にかなり接近し上陸するおそれがあります。東日本や北日本を含む広い範囲で急激に風や雨が強まって、記録的な暴風になるおそれがあり、暴風や高波、高潮のほか、大雨に厳重に警戒し、早めの備えを心がけてください。
気象庁の発表によりますと、大型で非常に強い台風24号は、午前4時には鹿児島県の屋久島の南西、およそ190キロの海上を1時間に20キロの速さで北北東へ進んでいるとみられます。
中心の気圧は950ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は60メートルで、中心から半径220キロ以内では、風速25メートル以上の暴風が吹いています。
この時間、鹿児島県の奄美地方と屋久島地方、それに沖縄県の一部が暴風域に入り、猛烈な風が吹いています。
午前0時半には、鹿児島県奄美市笠利で52.5メートル、午前3時ごろには鹿児島県天城町で41.2メートルの最大瞬間風速を観測しました。
雨も強まり、午前2時までの1時間には鹿児島県十島村中之島で52ミリ、宮崎県五ヶ瀬町鞍岡で31ミリの激しい雨を観測しました。
これまでの雨で、鹿児島県では土砂災害の危険性が非常に高まり、「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があります。
非常に強い勢力のまま上陸のおそれ
台風は、このあと速度を上げながら北東へ進み、30日は非常に強い勢力を維持したまま西日本にかなり接近し、上陸するおそれがあるほか、その後、1日にかけて、東日本や北日本を通過するおそれがあります。
台風が接近する地域では急激に風が強まって猛烈な風が吹き、特に近畿・東海・関東では記録的な暴風になるおそれがあります。
30日の最大風速は、
▽奄美地方と九州南部と四国、近畿で45メートル、
▽沖縄と東海で40メートル、
▽九州北部と関東甲信で35メートル、
▽北陸で30メートル、
▽中国地方と東北で25メートルと予想されています。
最大瞬間風速は、
▽沖縄・奄美と九州南部、四国、近畿、東海で60メートルに達するほか、
▽九州北部と関東甲信で50メートル、
▽北陸で45メートル、
▽中国地方と東北で35メートルと予想されています。
波の高さは、▽奄美地方と九州南部、四国、近畿、東海で13メートル、
▽伊豆諸島で12メートル、
▽沖縄で11メートル、
▽関東で10メートルと猛烈にしけるほか、
▽九州北部で8メートル、
▽東北でも7メートルの大しけとなる見込みです。
さらに西日本から東日本の沿岸では、台風の接近に伴って高潮が発生し、堤防を越えて浸水の被害がでるおそれがあります。
台風の接近に伴い、西日本と東日本、それに北日本でも急激に雨が強まって大雨になるおそれがあり、
▽東海では局地的に1時間に90ミリ、
▽奄美地方と九州、四国、近畿、関東甲信、それに北陸では局地的に1時間に80ミリの猛烈な雨が降るおそれがあるほか、
▽中国地方や東北でも非常に激しい雨が降るおそれがあります。
30日夜遅くまでの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで
▽近畿と東海で500ミリ
▽九州と四国、関東甲信で400ミリ、
▽中国地方で250ミリ、
▽奄美地方と北陸で200ミリと予想されています。
さらに、1日夜遅くまでの24時間には
▽関東甲信で300ミリから500ミリ、
▽東北と北陸で100ミリから200ミリ、
▽北海道と東海で100ミリから150ミリ、
▽近畿で50ミリから100ミリの雨量が予想されています。
気象庁は、暴風や高波、高潮のほか、土砂災害や川の氾濫、低い土地の浸水に厳重に警戒するとともに、落雷や竜巻などの突風にも十分注意し、台風が近づく前に避難するなど、早めに備えを進めるよう呼びかけています。
台風24号 奄美など暴風域に 西日本に上陸のおそれ | NHKニュース https://t.co/BJHN0EiUVB
— Naoya Sano (@109Yoroshiku) 2018年9月29日
2018年9月30日 4時13分
大型で非常に強い台風24号は、鹿児島県の奄美地方や沖縄県の一部などを暴風域に巻き込みながら北上していて、30日は速度を上げて西日本にかなり接近し上陸するおそれがあります。東日本や北日本を含む広い範囲で急激に風や雨が強まって、記録的な暴風になるおそれがあり、暴風や高波、高潮のほか、大雨に厳重に警戒し、早めの備えを心がけてください。
気象庁の発表によりますと、大型で非常に強い台風24号は、午前4時には鹿児島県の屋久島の南西、およそ190キロの海上を1時間に20キロの速さで北北東へ進んでいるとみられます。
中心の気圧は950ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は60メートルで、中心から半径220キロ以内では、風速25メートル以上の暴風が吹いています。
この時間、鹿児島県の奄美地方と屋久島地方、それに沖縄県の一部が暴風域に入り、猛烈な風が吹いています。
午前0時半には、鹿児島県奄美市笠利で52.5メートル、午前3時ごろには鹿児島県天城町で41.2メートルの最大瞬間風速を観測しました。
雨も強まり、午前2時までの1時間には鹿児島県十島村中之島で52ミリ、宮崎県五ヶ瀬町鞍岡で31ミリの激しい雨を観測しました。
これまでの雨で、鹿児島県では土砂災害の危険性が非常に高まり、「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があります。
非常に強い勢力のまま上陸のおそれ
台風は、このあと速度を上げながら北東へ進み、30日は非常に強い勢力を維持したまま西日本にかなり接近し、上陸するおそれがあるほか、その後、1日にかけて、東日本や北日本を通過するおそれがあります。
台風が接近する地域では急激に風が強まって猛烈な風が吹き、特に近畿・東海・関東では記録的な暴風になるおそれがあります。
30日の最大風速は、
▽奄美地方と九州南部と四国、近畿で45メートル、
▽沖縄と東海で40メートル、
▽九州北部と関東甲信で35メートル、
▽北陸で30メートル、
▽中国地方と東北で25メートルと予想されています。
最大瞬間風速は、
▽沖縄・奄美と九州南部、四国、近畿、東海で60メートルに達するほか、
▽九州北部と関東甲信で50メートル、
▽北陸で45メートル、
▽中国地方と東北で35メートルと予想されています。
波の高さは、▽奄美地方と九州南部、四国、近畿、東海で13メートル、
▽伊豆諸島で12メートル、
▽沖縄で11メートル、
▽関東で10メートルと猛烈にしけるほか、
▽九州北部で8メートル、
▽東北でも7メートルの大しけとなる見込みです。
さらに西日本から東日本の沿岸では、台風の接近に伴って高潮が発生し、堤防を越えて浸水の被害がでるおそれがあります。
台風の接近に伴い、西日本と東日本、それに北日本でも急激に雨が強まって大雨になるおそれがあり、
▽東海では局地的に1時間に90ミリ、
▽奄美地方と九州、四国、近畿、関東甲信、それに北陸では局地的に1時間に80ミリの猛烈な雨が降るおそれがあるほか、
▽中国地方や東北でも非常に激しい雨が降るおそれがあります。
30日夜遅くまでの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで
▽近畿と東海で500ミリ
▽九州と四国、関東甲信で400ミリ、
▽中国地方で250ミリ、
▽奄美地方と北陸で200ミリと予想されています。
さらに、1日夜遅くまでの24時間には
▽関東甲信で300ミリから500ミリ、
▽東北と北陸で100ミリから200ミリ、
▽北海道と東海で100ミリから150ミリ、
▽近畿で50ミリから100ミリの雨量が予想されています。
気象庁は、暴風や高波、高潮のほか、土砂災害や川の氾濫、低い土地の浸水に厳重に警戒するとともに、落雷や竜巻などの突風にも十分注意し、台風が近づく前に避難するなど、早めに備えを進めるよう呼びかけています。