■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
<外為市場>
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後5時現在 110.67/69 1.1739/43 129.94/98
NY午後5時 110.70/73 1.1728/32 129.87/91
午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ同水準の110円後半。新年度入りしたきょうの序盤は実需の買いが先行し、ドル高/円安傾向だったが、その後は複数のクロス円の下げが目立ち、クロス円での円高がドル/円の上値を重くする展開となった。
<株式市場>
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 29388.87 +210.07 29441.91 29318.82─29585.46
TOPIX 1957.64 +3.64 1971.78 1953.83─1974.20
東証出来高(万株) 124597.00 東証売買代金(億円) 27186.41
東京株式市場で日経平均は反発した。前日の米株高や3月調査の日銀短観が予想を上回る内容となったことが好感され、幅広く物色された。きょうから新年度に入り、新規資金の流入で需給環境が改善したことも相場を押し上げた。日経平均は前場に一時400円超高となる場面もあったが、買い一巡後は伸び悩み、様子見姿勢が強まった。
東証1部の騰落数は、値上がり861銘柄に対し、値下がりが1261銘柄、変わらずが64銘柄だった。
<短期金融市場>
無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.014%
ユーロ円金先(21年6月限) 100.045 (-0.020)
安値─高値 100.045─100.045
3カ月物TB ───
無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.014%になった。前営業日(マイナス0.044%)を上回った。「月末・期末要因が剥落し、30日のレベルにすぐに戻った。地銀などの強い調達が見られた」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は弱含み。
<円債市場>
国債先物・21年6月限 150.94 (-0.22)
安値─高値 150.88─151.06
10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.110% (+0.020)
安値─高値 0.120─0.100%
国債先物中心限月6月限は前営業日比22銭安の150円94銭と続落して取引を終えた。日銀オペ予定の減額で売りが先行したが、10年債入札が順調で後場は下げ渋った。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比2bp上昇の0.110%。
<スワップ市場・気配>
2年物 0.02─-0.07
3年物 0.03─-0.07
4年物 0.04─-0.05
5年物 0.06─-0.03
7年物 0.12─0.02
10年物 0.21─0.11
日経平均は210円高と大幅反発、騰落銘柄数は下落が1200超で上昇を上回る=1日後場/国内市況ニュース/モーニングスター 2021/04/01 15:21
1日の日経平均株価は、前日比210円07銭高の2万9388円87銭と大幅反発して取引を終えた。米国で2兆ドル(約220兆円)の財政出動計画が明らかになったことや、日本銀行(日銀)の3月全国企業短期経済観測調査(日銀短観)で、大企業製造業の業況判断DIが市場予想平均を上回ったことなどを好感。午前10時30分に、同406円66銭高の2万9585円46銭の高値を付ける場面があった。後場は、時間外取引での米株価指数先物で、ダウ先物が下げに転じた一方、ナスダックミニ先物が上昇を維持するなど、まちまちの動きとなったことから、上げ幅を縮小する場面がみられた。ただ、積極的な売りにはつながらず、やや値を戻した。
外国為替市場では、ドル・円相場が110円70銭台で、午後はもみ合い商状が続いた。東証1部の出来高は12億4597万株、売買代金は2兆7186億円。騰落銘柄数は値上がり861銘柄、値下がり1261銘柄、変わらず64銘柄だった。
市場では「短期資金が、グロース株とバリュー株の間を循環する動きが続くが、米金利上昇への警戒感もあり、ややバリュー株が有利か」(中堅証券)との見方があった。
業種別では、ニコン<7731>、HOYA<7741>などの精密機器株や、第一生命HD<8750>、東京海上<8766>などの保険株が上昇。ソニーG<6758>、キーエンス<6861>などの電機株や、凸版<7911>、任天堂<7974>などのその他製品株も高い。SUMCO<3436>、LIXIL<5938>などの金属製品株や、INPEX<1605>、石油資源<1662>などの鉱業株も堅調。信越化<4063>、花王<4452>などの化学株や、NTT<9432>、ソフバンG<9984>などの情報通信株も上げた。東証業種別指数は、11種が上昇、22業種が下落した。
個別では、スターマイカ<2975>、IDHD<4709>、フィルC<3267>、三井ハイ<6966>、ストライク<6196>などが上昇。半面、藤コンポ<5121>、シード<7743>、タカミヤ<2445>、富山銀行<8365>、ウチヤマHD<6059>などが下落した。
日本・中国株式指数
名称 値 前日比 前日比(%) 1ヶ月利回り変化幅 年間利回り変化幅 更新日時 (JST)
TOPIX 500 INDEX (東証) 1,522.41 +3.23 +0.21% +2.71% +47.47% 15:00
TOPIX 100 INDEX (東証) 1,266.48 +3.08 +0.24% +1.96% +44.20% 15:00
日経平均株価 29,388.87 +210.07 +0.72% -0.93% +62.68% 15:15
日経500平均 2,788.07 +23.94 +0.87% +1.80% +51.52% 15:15
TOPIX (東証株価指数) 1,957.64 +3.64 +0.19% +2.90% +44.89% 15:00
日経300指数 408.64 +0.60 +0.15% +1.97% +46.21% 15:15
東証REIT指数 1,993.62 -19.46 -0.97% +3.39% +33.08% 15:00
JASDAQ インデックス 188.97 -0.11 -0.06% +2.11% +45.51% 15:00
TOPIX CORE 30 IDX (東証) 920.45 +4.39 +0.48% +1.73% +46.02% 15:00
東証マザーズ指数 1,230.38 +27.10 +2.25% +1.06% +100.32% 15:00
TOPIX SMALL INDEX (東証) 2,333.83 -1.48 -0.06% +4.73% +40.55% 15:00
TOPIX MID 400 INDX (東証) 2,201.26 +3.27 +0.15% +4.25% +50.23% 15:00
日経ジャスダック平均 3,937.65 -0.98 -0.02% +3.19% +35.55% 15:00
東証2部 株価指数 7,474.98 -21.39 -0.29% +1.41% +46.17% 15:00
TOPIX LARGE 70 IDX (東証) 1,983.64 -1.40 -0.07% +2.28% +46.07% 15:00
中国 上海総合指数 3,466.33 +24.42 +0.71% -2.40% +26.76% 17:30
中国 上海A株指数 3,633.33 +25.62 +0.71% -2.40% +26.79% 17:30
中国 深センA株指数 2,346.03 +25.73 +1.11% -4.57% +35.06% 16:00
中国 深セン成分指数 13,979.69 +201.02 +1.46% -5.91% +40.47% 16:00
中国 上海B株指数 245.98 +0.80 +0.32% -0.06% +14.10% 17:30
中国 深センB株指数 1,137.61 +5.22 +0.46% +2.71% +40.12% 16:00
中国 上海50A株指数 3,582.65 +43.28 +1.22% -5.42% +33.58% 17:30
中国 上海180A株指数 10,539.13 +108.13 +1.04% -4.80% +33.83% 17:30
中国 上海新総合指数(G株) 2,929.70 +20.67 +0.71% -2.40% +26.79% 17:30
中国 創業板指数 2,815.41 +56.91 +2.06% -5.99% +50.98% 16:00
上海/シンセン CSI300指数 5,110.78 +62.42 +1.24% -5.68% +39.07% 16:00
中国 深セン総合指数 2,242.19 +24.57 +1.11% -4.55% +35.07% 16:00
日経平均
現在値 29,388.87↓ (21/04/01 15:15)
前日比 +210.07 (+0.72%)
始値 29,441.91 (09:00) 前日終値 29,178.80 (21/03/31)
高値 29,585.46 (10:30) 年初来高値 30,714.52 (21/02/16)
安値 29,318.82 (12:38) 年初来安値 27,002.18 (21/01/06)
日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は反発、東エレクとファナックの2銘柄で約127円分押し上げ 17:03 配信 フィスコ
4月1日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり76銘柄、値下がり145銘柄、変わらず4銘柄となった。
日経平均は反発。3月31日の米国市場でNYダウは続落し、85ドル安となった。月末・四半期末とあって利益確定の売りが目立ったほか、増税や債務拡大への懸念もあって上値が重かった。一方、ハイテクは売られ過ぎとの見方から買いが再燃し、ナスダック総合指数は1.5%の上昇。本日の東京市場でも値がさ株を中心に買いが先行し、日経平均は263円高からスタートすると、前場中ごろには29585.46円(前日比406.66円高)まで上昇する場面があった。ただ、買いが一巡すると後場の寄り付きで上げ幅を大きく縮めた。
大引けの日経平均は前日比210.07円高の29388.87円となった。東証1部の売買高は12億4597万株、売買代金は2兆7186億円だった。業種別では、精密機器、保険業、電気機器が上昇率上位だった。一方、鉄鋼、空運業、電気・ガス業が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の39%、対して値下がり銘柄は58%となった。
値上がり寄与トップは東京エレクトロン<8035>となり1銘柄で日経平均を約79円押し上げた。同2位はファナック<6954>となり、エムスリー<2413>、アドバンテスト<6857>、TDK<6762>、ソフトバンクG<9984>、信越化<4063>などがつづいた。
一方、値下がり寄与トップはリクルートHD<6098>となり1銘柄で日経平均を約13円押し下げた。同2位はデンソー<6902>となり、第一三共<4568>、トヨタ<7203>、ファーストリテ<9983>、セイコーエプソン<6724>、ブリヂストン<5108>などがつづいた。
*15:00現在
日経平均株価 29388.87(+210.07)
値上がり銘柄数 76(寄与度+330.45)
値下がり銘柄数 145(寄与度-120.38)
変わらず銘柄数 4
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<8035> 東エレク 48980 2190 +78.86
<6954> ファナック 27515 1330 +47.90
<2413> エムスリー 8059 488 +42.18
<6857> アドバンテ 10080 400 +28.81
<6762> TDK 15700 370 +13.32
<9984> ソフトバンクG 9391 61 +13.18
<4063> 信越化 18895 285 +10.26
<9433> KDDI 3437 42 +9.07
<6367> ダイキン 22500 180 +6.48
<9766> コナミHD 6760 170 +6.12
<6645> オムロン 8800 160 +5.76
<4021> 日産化学 6070 160 +5.76
<2801> キッコーマン 6730 140 +5.04
<4911> 資生堂 7554 132 +4.75
<6976> 太陽誘電 5330 130 +4.68
<7951> ヤマハ 6130 120 +4.32
<7735> スクリン 10330 590 +4.25
<4502> 武田 4085 100 +3.60
<4901> 富士フイルム 6667 96 +3.46
<7832> バンナムHD 7988 95 +3.42
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<6098> リクルートHD 5279 -122 -13.18
<6902> デンソー 7110 -237 -8.53
<4568> 第一三共 3155 -70 -7.56
<7203> トヨタ 8423 -193 -6.95
<9983> ファーストリテ 87960 -170 -6.12
<6724> エプソン 1731 -69 -4.97
<5108> ブリヂストン 4382 -93 -3.35
<6971> 京セラ 6979 -46 -3.31
<9613> NTTデータ 1697 -16 -2.88
<7733> オリンパス 2275.5 -15.5 -2.23
<8058> 三菱商 3070 -60 -2.16
<2502> アサヒ 4609 -56 -2.02
<8031> 三井物 2246.5 -55.5 -2.00
<5301> 東海カ 1736 -51 -1.84
<6988> 日東電 9410 -50 -1.80
<8252> 丸井G 2033 -46 -1.66
<7270> SUBARU 2158 -46 -1.66
<6305> 日立建 3500 -45 -1.62
<4324> 電通G 3505 -45 -1.62
<2802> 味の素 2227 -38.5 -1.39
TOPIX
現在値 1,957.64↓ (21/04/01 15:00)
前日比 +3.64 (+0.19%)
始値 1,971.78 (09:00) 前日終値 1,954.00 (21/03/31)
高値 1,974.20 (09:01) 年初来高値 2,013.71 (21/03/19)
安値 1,953.83 (13:14) 年初来安値 1,776.60 (21/01/04)
東証業種別ランキング:鉄鋼が下落率トップ 15:15 配信 フィスコ
鉄鋼が下落率トップ。そのほか空運業、電力・ガス業、ゴム製品、輸送用機器なども下落。一方、精密機器が上昇率トップ。そのほか保険業、電気機器、その他製品、金属製品なども上昇。
業種名/現在値/前日比(%)
1. 精密機器 / 9,578.49 / 2.01
2. 保険業 / 1,003.4 / 2.00
3. 電気機器 / 3,578.28 / 1.63
4. その他製品 / 3,754.05 / 1.15
5. 金属製品 / 1,404.72 / 1.07
6. 鉱業 / 225.84 / 0.81
7. 化学工業 / 2,369.68 / 0.79
8. 情報・通信業 / 5,251.94 / 0.78
9. 機械 / 2,319.28 / 0.61
10. 医薬品 / 3,327.88 / 0.32
11. 証券業 / 399.16 / 0.15
12. サービス業 / 2,843.3 / -0.09
13. 建設業 / 1,188.81 / -0.17
14. 不動産業 / 1,496.88 / -0.21
15. 倉庫・運輸関連業 / 1,765.16 / -0.34
16. 銀行業 / 147.75 / -0.47
17. 繊維業 / 593.91 / -0.53
18. 陸運業 / 2,008.37 / -0.54
19. ガラス・土石製品 / 1,209.43 / -0.72
20. 小売業 / 1,460.6 / -0.73
21. 非鉄金属 / 1,054.69 / -0.78
22. その他金融業 / 694.92 / -0.78
23. 食料品 / 1,659.19 / -0.78
24. 卸売業 / 1,780.04 / -0.88
25. 水産・農林業 / 499.64 / -1.07
26. 海運業 / 432.02 / -1.11
27. パルプ・紙 / 560.15 / -1.19
28. 石油・石炭製品 / 1,076.2 / -1.61
29. 輸送用機器 / 3,066.56 / -1.71
30. ゴム製品 / 3,121.32 / -2.07
31. 電力・ガス業 / 398.59 / -2.36
32. 空運業 / 199.95 / -2.51
33. 鉄鋼 / 415.64 / -3.49
業種別(東証株価指数33業種)
JPX日経インデックス400
現在値 17,672.09↓ (21/04/01 15:00)
前日比 +49.20 (+0.28%)
始値 17,791.38 (09:00) 前日終値 17,622.89 (21/03/31)
高値 17,817.34 (09:03) 年初来高値 18,157.65 (21/03/18)
安値 17,631.70 (13:14) 年初来安値 16,082.48 (21/01/04)
JASDAQ平均
現在値 3,937.65↓ (21/04/01 15:00)
前日比 -0.98 (-0.02%)
始値 3,947.49 (09:00) 前日終値 3,938.63 (21/03/31)
高値 3,950.17 (11:29) 年初来高値 3,957.87 (21/03/23)
安値 3,936.48 (14:02) 年初来安値 3,692.19 (21/01/04)
JASDAQ平均は小反落、オンキヨーHの上場廃止で3億株突破/JASDAQ市況 16:48 配信 フィスコ
JASDAQ平均:3937.65 (-0.98)
出来高:3億4560万株
売買代金:578億円
J-Stock Index:4099.52 (+5.35)
本日のJASDAQ市場は、JASDAQ平均は小反落、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexはそろって小幅続伸となった。値上がり銘柄数は279(スタンダード264、グロース15)、値下り銘柄数は322(スタンダード305、グロース17)、変わらずは55(スタンダード51、グロース4)。
本日のJASDAQ市場は、米国市場でナスダックが上昇し、マザーズ先物が上昇してスタートした流れを引き継ぎJASDAQ平均は続伸でスタートした。寄り付き後も堅調な推移が続いたが、大引け後に決算発表を控えていたワークマン<7564>が引けにかけてマイナスに転じたことが重しとなりJASDAQ平均は小反落で取引を終了した。なお、上場廃止の報道により急落したオンキヨーH<6628>の出来高が急増しJASDAQ市場の出来高が3億株を突破した。
個別では、厚労省より入国者健康フォローの業務を受託と発表したEAJ<6063>はストップ高となった。また、ディズニースペシャルカフェをレッグス<4286>と共同出店すると発表したエスエルディー<3223>はストップ高となった。そのほか、セキチュー<9976>、KTK<3035>、クエスト<2332>が高い。
一方、7月末頃に上場廃止となる見込みと発表したオンキヨーHは流動性の悪化が懸念され68%を超える下落となった。また、東証や日証金から信用取引の増し担保措置を受けたシキノハイテック<6614>は需給悪化を懸念して10%を超える下落となった。そのほか、Shinwa<2437>、ベクター<2656>、Mipox<5381>が安い。
JASDAQ-TOP20は、ブロッコリー<2706>、フェローテク<6890>、ウエストHD<1407>が上昇した。
マザーズ指数
現在値 1,230.38↓ (21/04/01 15:00)
前日比 +27.10 (+2.25%)
始値 1,216.74 (09:00) 前日終値 1,203.28 (21/03/31)
高値 1,233.85 (10:41) 年初来高値 1,340.38 (21/02/16)
安値 1,212.57 (09:24) 年初来安値 1,113.58 (21/03/09)
マザーズ指数は3日続伸、主力IT株や直近IPO銘柄の一角が急伸/マザーズ市況 16:25 配信 フィスコ
本日のマザーズ市場では、前日の米ハイテク株高を追い風に堅調な展開となった。このところ値動きの悪かった主力IT株や、初値後の下げがきつかった直近IPO(新規株式公開)銘柄の一角が急伸。マザーズ指数は後場の寄り付きで日経平均とともに上げ幅を縮める場面があったものの、その後前場終値近辺まで戻すなど堅調な動きだった。
なお、マザーズ指数は3日続伸、終値では2%超の上昇となった。売買代金は概算で1795.96億円。騰落数は、値上がり204銘柄、値下がり137銘柄、変わらず10銘柄となった。
個別では、上場3日目のAppier<4180>、それに昨年12月上場のプレイド<4165>やヤプリ<4168>といった成長期待の高いIT株が急伸。時価総額上位はメルカリ<4385>、フリー<4478>など全般堅調で、BASE<4477>は10%を超える上昇となった。M&A(合併・買収)が材料視されたサイジニア<6031>、東京通信<7359>などはストップ高水準で取引を終えた。
一方、AIinside<4488>は小幅に下落。前の週に上場したベビーカレンダー<7363>は利益確定売り優勢で、上場3日目のスパイダープラス<4192>も小安い。また、フィードフォース<7068>などが下落率上位に顔を出した。
東証REIT指数
現在値 1,993.62↑ (21/04/01 15:00)
前日比 -19.46 (-0.97%)
始値 2,015.02 (09:00) 前日終値 2,013.08 (21/03/31)
高値 2,015.92 (10:06) 年初来高値 2,054.19 (21/03/31)
安値 1,977.07 (14:54) 年初来安値 1,750.45 (21/01/06)
日経平均VI
現在値 19.76↑ (21/04/01 15:20)
前日比 -1.28 (-6.08%)
始値 20.42 (09:00) 前日終値 21.04 (21/03/31)
高値 20.78 (12:39) 年初来高値 29.99 (21/02/26)
安値 19.72 (15:09) 年初来安値 16.88 (21/01/28)
日経VI:低下、市場心理改善し終値は約3カ月ぶりに20pt下回る 16:01 配信 フィスコ
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は1日、前日比-1.28pt(低下率6.08%)の19.76ptと低下した。なお、高値は20.78pt、安値は19.72pt。
今日の東京株式市場は買いが先行。日経225先物は上昇し、日経VIは低下して始まった。午前は堅調だった日経225先物が、午後に入って悩む場面があったが、市場心理が悪化することはなく、日経VIは終日、昨日水準を下回って推移。日経VIは終値としては昨年12月30日以来、約3カ月ぶりに20ptを下回った。
東証2部指数
現在値 7,474.98↓ (21/04/01 15:00)
前日比 -21.39 (-0.29%)
始値 7,510.84 (09:00) 前日終値 7,496.37 (21/03/31)
高値 7,515.61 (09:03) 年初来高値 7,630.24 (21/03/23)
安値 7,472.20 (13:26) 年初来安値 6,523.55 (21/01/04)
日経平均先物
現在値 29,370.00↓ (21/04/01 05:30)
前日比 +160.00 (+0.55%)
高値 29,440.00 (02:33) 始値 29,230.00 (16:30)
安値 29,180.00 (17:36) 前日終値 29,210.00 (21/03/31)
TOPIX先物
現在値 1,963.50↓ (21/04/01 05:30)
前日比 +10.00 (+0.51%)
高値 1,972.50 (02:01) 始値 1,955.50 (16:30)
安値 1,951.00 (17:50) 前日終値 1,953.50 (21/03/31)
JPX日経400先物
現在値 17,720.00↑ (21/04/01 05:30)
前日比 +95.00 (+0.54%)
高値 17,795.00 (02:33) 始値 17,620.00 (16:30)
安値 17,600.00 (17:50) 前日終値 17,625.00 (21/03/31)
東証マザーズ指数先物
現在値 1,194.00↑ (21/04/01 05:30)
前日比 +16.00 (+1.36%)
高値 1,194.00 (05:30) 始値 1,181.00 (16:30)
安値 1,179.00 (16:37) 前日終値 1,178.00 (21/03/31)
NYダウ先物 円建
現在値 32,874.00↓ (21/04/01 05:14)
前日比 +12.00 (+0.04%)
高値 33,000.00 (22:33) 始値 32,864.00 (17:15)
安値 32,845.00 (17:36) 前日終値 32,862.00 (21/03/31)
CME日経平均先物 円建
現在値 29,350.00 (21/03/31 15:59 CST)
前日比 -20.00 (-0.07%)
高値 29,435.00 始値 29,330.00
安値 29,140.00 前日終値 29,370.00 (21/03/30)
SGX日経平均先物
現在値 29,400.00↑ (21/04/01 05:12 SGT)
前日比 +180.00 (+0.62%)
高値 29,435.00 始値 29,210.00
安値 29,175.00 前日終値 29,220.00 (21/03/31)
長期国債先物
現在値 150.930↓ (21/04/01 05:30)
前日比 -0.230 (-0.15%)
高値 151.190 (15:30) 始値 151.170 (15:30)
安値 150.930 (05:19) 前日終値 151.160 (21/03/31)
1日の日本国債市場概況:債券先物は150円94銭で終了 17:39 配信 フィスコ
<円債市場>
長期国債先物2021年6月限
寄付150円94銭 高値151円06銭 安値150円88銭 引け150円94銭
売買高総計28637枚
2年 423回 -0.125%
5年 146回 -0.085%
10年 361回 0.110%
20年 175回 0.500%
債券先物6月限は、150円94銭で取引を開始。日銀の4月国債買入方針で減額が示されたことを受けて売りが先行し、150円88銭まで下げた。その後、財務省の10年債入札の結果が順調だったことで買われ151円06銭まで上げたが、引けにかけて売りが再燃した。現物債の取引では、2年債が買われ、5年債、10年債、20年債が売られた。
<米国債概況>
2年債は0.16%、10年債は1.71%、30年債は2.38%近辺で推移。
債券利回りはやや低下。(気配値)
<その他外債市況・10年債>
ドイツ国債は-0.29%、英国債は0.83%、オーストラリア10年債は1.83%、NZ10年債は1.80%。(気配値)
日本国債3年
年利回り -0.126 (21/04/01 02:05)
前日比 +0.006
日本国債5年
年利回り -0.081 (21/04/01 02:05)
前日比 +0.012
日本国債10年
年利回り 0.115 (21/04/01 02:05)
前日比 +0.020
アジア株式市場サマリー
終値 前日比 % 始値 高値 安値
中国 上海総合指数 3466.3315 + 24.4200 + 0.71 3444.8102 3470.0311 3438.8255 前営業日終値 3441.9115
中国 CSI300指数 5110.777 +62.416 +1.24 5059.936 5115.429 5056.872 前営業日終値 5048.361
香港 ハンセン指数 28938.74 +560.39 +1.97 28594.55 28938.74 28511.65 前営業日終値 28378.35
香港 ハンセン中国株指数 11217.41 +245.37 +2.24 11085.54 11217.41 11051.63 前営業日終値 10972.04
韓国 総合株価指数 3087.40 +25.98 +0.85 3073.77 3090.88 3069.68 前営業日終値 3061.42
台湾 加権指数 16571.28 +140.15 +0.85 16538.28 16602.47 16496.16 前営業日終値 16431.13
豪 S&P/ASX指数 6828.70 +38.00 +0.56 6790.70 6830.40 6783.30 前営業日終値 6790.70
シンガポール ST指数 3181.68 +16.34 +0.52 3187.17 3188.45 3170.22 前営業日終値 3165.34
マレーシア 総合株価指数 1582.64 +9.13 +0.58 1579.97 1586.26 1576.33 前営業日終値 1573.51
インドネシア 総合株価指数 6011.456 +25.934 +0.43 5988.023 6020.164 5960.82 前営業日終値 5985.522
ベトナム VN指数 1216.10 +24.66 +2.07 1194.59 1217.26 1192.83 前営業日終値 1191.44
タイ SET指数 1595.12 +7.91 +0.50 1594.01 1600.60 1590.33 前営業日終値 1587.21
インド SENSEX指数 50029.83 +520.68 +1.05 49868.53 50092.48 49478.53 前営業日終値 49509.15
インド NSE指数 14867.35 +176.65 +1.20 14798.40 14883.20 14692.45 前営業日終値 14690.70
東南アジア株式市場は上昇して引けた。域内PMI指標で3月の生産拡大が示され市場を支えた。米国政府による2兆ドル規模の投資計画発表を受けた米株高も好感された。
OANDA(オアンダ)のシニア市場アナリスト、ジェフリー・ハレー氏は「アジア太平洋地域の多くが祝日を翌日に控え、市場の動きはやや鈍い」と分析した。
中国株式市場は反発。この日発表された財新/マークイットの3月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は約1年ぶり低水準となったがさほど材料視されず、消費やヘルスケア関連株中心に買われた。
CSI300一般消費財指数は2.5%高。CSI300ヘルスケア指数は2.4%高。
香港市場も反発して引けた。前日の米株式市場の上昇を受けてテクノロジー株が買われた。バイデン米大統領が発表した2兆ドルのインフラ計画を好感した。2日発表の米雇用統計への期待も高まっている。
テクノロジー株指数は4.7%、情報技術(IT)株指数は6.1%それぞれ上昇した。
ネットサービス大手、騰訊控股(テンセント・ホールディングス)は7.2%高。
ソウル株式市場は反発して終えた。半導体主力銘柄の上昇と海外勢の買いで押し上げられた。2桁増となった3月の韓国の輸出のほか、バイデン米大統領によるインフラ投資計画が回復を刺激するとの期待から、投資家のセンチメントは上昇した。
3月の韓国の輸出は5カ月連続で増加した。前年同月比では16.6%増だった。半導体や石油化学製品の力強い需要が追い風となった。
1.9兆ドルの支援策に続き、バイデン大統領は前日、経済回復に向けた2兆ドルの巨額な投資案の概要を示した。この案には道路や鉄道、ブロードバンド、クリーンエネルギー、半導体製造への支出が含まれている。
半導体大手サムスン電子は1.84%高、同業のSKハイニックス<000660.KS>が6.04%高となり、KOSPIの上昇をけん引した。LG化学は1.74%、インターネット検索大手ネイバーは0.40%、それぞれ上昇した。
海外勢は5626億ウォン(4億9719万ドル)相当の買い越し。
シドニー株式市場は続伸して引けた。イースター(復活祭)連休を控え、オーストラリア東部クイーンズランド州のブリスベンでロックダウン(都市封鎖)が解除になったことが好感され、底堅く終えた。
金鉱株とハイテク株が上昇を主導した。シドニー市場はイースター連休で2日と5日が休場となる。
連休を控えた豪州では、国内第3の都市ブリスベンでのロックダウン終了が好感された。新型コロナウイルス感染拡大が懸念されたが、クイーンズランド州の新規感染者は1人だったことから、解除となった。
スモーリング・ストックブローキングのマネジングディレクター、ブラッド・スモーリング氏は、ブリスベンで3日間実施されたロックダウンについて、「イースターも継続するという話は、きょうは出なかった。これは本当に良いニュースだ」と述べた。
ハイテク株指数は約2.5%上昇し、3月16日以来の上昇率となった。ハイテク株の主導で上昇した米国市場に追随した。
S&P500種指数とナスダック総合指数は31日、ハイテク株高を受け上昇した。米国市場の主要3指数は4四半期続伸を記録。バイデン米大統領による巨額のインフラ投資計画発表で、投資家が買いを入れたことが背景にある。
ソフトウエア会社メガポートは5.7%高、決済サービス会社アフターペイは約4%高。
金鉱株指数は2.9%高。金価格の回復に伴い、2週間ぶりの上昇率となった。ウエスト・アフリカン・リソーシズが7.8%高、デ・グレー・マイニングは8.6%上昇した。
中国 上海総合指数 アジア株価 リアルタイムチャート
ニュージーランド ▼0.58% 12,488.31 H:12,570.68L:12,439.41-72.3904/01
中国 上海B株 ▲0.32% 245.98 H:246.01L:244.56 +0.80 04/01
中国 上海A株 ▲0.71% 3,633.33 H:3,637.23L:3,604.48 +25.62 04/01
中国 深セン成分 ▲1.46% 13,979.69 H:13,992.75L:13,808.32 +201.02 04/01
中国 深センB株 ▲0.46% 1,137.61 H:1,138.62L:1,132.51 +5.21 04/01
中国 深センA株 ▲1.11% 2,346.03 H:2,348.29L:2,320.07 +25.73 04/01
[CFD] 香港 HangSeng 28,929.40 指数比:-9 ▼0.03% H:28,955L:28,810 22:47
香港 レッドチップ指数 ▲0.03% 4,103.17 H:4,139.05L:4,085.17 +1.09 04/01
サウジ TASI ▼0.12% 9,895.56 H:9,938.50L:9,869.47 -12.26 04/01
UAEドバイ DFMGI ▲0.29% 2,557.67 H:2,557.67L:2,531.93 +7.44 04/01
イスラエル TA35 ▲0.35% 1,610.22 H:1,613.61L:1,604.09 +5.60 20:24
1日の中国本土市場概況:上海総合0.7%高で反発、半導体セクターに買い(訂正) 16:59 配信 フィスコ
上海A株指数は0.71%高の3633.33ポイント1日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比24.42ポイント(0.71%)高の3466.33ポイントと反発した(上海A株指数は0.71%高の3633.33ポイント)。
企業業績の好調が相場を支える流れ。中国で決算報告が進む中、増収増益を明らかにする企業が相次いでいる。取引時間中に公表された民間集計の財新中国製造業PMI(3月)が下振れる中、指数はマイナス圏に沈む場面がみられたものの、程なくプラス圏を回復。引けかけて上げ幅を広げた。前日公表された中国製造業PMI(国家統計局などが集計)は、予想を大きく上回っている。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、ハイテクの上げが目立つ。なかでも半導体関連が買われ、パワー半導体の杭州士蘭微電子(600460/SH)がストップ高、IC設計の上海韋爾半導体(WILLSEMI:603501/SH)が6.5%高、LED基盤・チップ中国最大手の三安光電(600703/SH)が5.9%高、半導体の封止・検査で中国首位の江蘇長電科技(JCET:600584/SH)が3.1%高で引けた。上海市場のハイテク企業向け市場「科創板」では、ICファウンドリ中国最大手の中芯国際集成電路製造(SMIC:981/HK、688981/SH)が2.9%高。同社が昨日公表した通期利益は3倍に拡大し、市場予想を上回っている。上海科創50(Star50)が1.5%高と他の指数をアウトパフォームした。
消費関連株もしっかり。ピックアップトラック・SUV生産の長城汽車(601633/SH)が7.6%高、免税店運営の中国旅遊集団中免(601888/SH)が5.2%高、家電メーカーの海爾智家(600690/SH)が3.8%高、醤油メーカーの仏山市海天調味食品(603288/SH)が3.5%高で取引を終えた。仏山市海天調味食品と海爾智家は、増収増益の決算が材料視されている。医薬品株、素材株、海運株、インフラ関連株なども物色された。
半面、銀行株はさえない。中国郵政儲蓄銀行(601658/SH)が1.9%、上海浦東発展銀行(600000/SH)が0.9%、中国工商銀行(601398/SH)が0.7%ずつ下落した。石炭・石油株、不動産株の一角も売られている。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.80ポイント(0.32%)高の245.98ポイント、深センB株指数が5.21ポイント(0.46%)高の1137.61ポイントで終了した。
1日の香港市場概況:ハンセン2.0%高で反発、科技指数は4.7%上昇 18:00 配信 フィスコ
1日の香港市場は、主要55銘柄で構成されるハンセン指数が前日比560.39ポイント(1.97%)高の28938.74ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が245.37ポイント(2.24%)高の11217.41ポイントとそろって急反発した。売買代金は1782億5300万香港ドルとなっている(3月31日は1640億3900万香港ドル)。
「ニューエコノミー」関連銘柄に買いが先行する流れ。ITやハイテクなどで構成されるハンセン科技指数は4.7%高と他の指数をアウトパフォームした。香港に上場する主要な中国企業の決算報告がほぼ一巡し、業績内容を材料にした売買も活発化している。指数は引けにかけて上げ幅を広げた。なお、香港市場はあす2日から6日まで、イースターや清明節で休場となる(本土市場は5日が休場)。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、飲食ポータルサイトの美団(メイトゥアン:3690/HK)が9.3%高、バイオ医薬品開発受託会社の薬明生物技術(2269/HK)が8.0%高、インターネットサービス中国最大手の騰訊HD(テンセント・ホールディングス:700/HK)が7.2%高と上げが目立った。
セクター別では、自動車が高い。長城汽車(2333/HK)が10.7%、比亜迪(BYD:1211/HK)が7.6%、中国恒大新能源汽車集団(708/HK)が6.4%、吉利汽車HD(175/HK)が3.9%ずつ上昇した。
海運・港湾セクターも急伸。東方海外(316/HK)が15.4%高、中遠海運HD(1919/HK)が5.8%高、太平洋航運集団(2343/HK)が2.9%高、中遠海運港口(1199/HK)が12.2%高、招商局港口HD(144/HK)が2.2%高で引けた。東方海外は通期の好決算を受け、連日で上場来高値を更新。中遠海運の決算も増益だった。
太陽光などエコ発電関連も物色される。信義光能HD(968/HK)が12.2%高、新特能源(シンター・エナジー:1799/HK)が11.6%高、福莱特玻璃集団(フラット・グラス・グループ:6865/HK)が8.3%高、陽光能源HD(757/HK)が5.5%高で取引を終えた。太陽光発電用シリコンインゴット生産の陽光能源については、通期決算の赤字幅縮小が買い安心感につながっている。
業績動向を手がかりにした個別株の動きでは、ICファウンドリー中国最大手の中芯国際集成電路製造(SMIC:981/HK)が4.9%と急反発。同社の通期利益は3倍に拡大し、市場予想を上回っている。
半面、業績不振が目立った銘柄群の一角はさえない。減益決算では、北京市政府系コングロマリットの北京HD(北京エンタープライゼズ:392/HK)が5.3%安、不動産デベロッパー大手の中国恒大集団(3333/HK)が3.2%安と値を下げた。風力発電用ギアで中国最大手の中国高速伝動設備集団(658/HK)は8.4%安。同社の決算は増益だったが、期末配当を見送ったことが失望を呼んだ。
一方、本土市場は反発。主要指標の上海総合指数は、前日比0.71%高の3466.33ポイントで取引を終了した。ハイテク株が高い。消費関連株、医薬品株、素材株、海運株、インフラ関連株なども買われた。半面、銀行株は安い。石炭・石油株、不動産株の一角も売られた。