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衆院選、708人が出馬準備=自民、空白区解消急ぐ―立・維、候補積み増しへ 時事通信 2023年 6/25 7時9分
次の第50回衆院選に向け、24日時点で708人が立候補の準備をしていることが、時事通信の調べで分かった。先の通常国会中の衆院解散は見送られたが、10月には4年の衆院議員任期の折り返しを迎える。岸田文雄首相が今秋にも解散・総選挙に踏み切るとの見方は根強く、各党は候補者の擁立作業を急いでいる。
衆院の定数は465。小選挙区で289議席、比例代表で176議席を争う。過半数は233。
自民党は新人を含め、264の選挙区で候補擁立にめどを付けた。公明党が候補を立てる11選挙区を除くと、残りは14。公募などにより早期の空白区解消を目指す。
小選挙区の「10増10減」に関しては、宮城、福島、新潟、山口、長崎など定数が減る全10県で調整を終えた。一方、定数増の5都県では、東京で4、神奈川で1の空白区が残る。
北海道、大阪、徳島、福岡の計9選挙区も候補が決まっていない。比例単独の立候補予定者は25人。
前回の2021年に9選挙区で候補を立てた公明は、新たに埼玉と愛知で擁立を決定。東京で2人目の候補を出そうとしたが、自民との調整が不調に終わり見送った。
立憲民主党は候補者が150人(選挙区149、比例1)に達した。泉健太代表は「150議席獲得」を実現できなければ代表を辞任すると明言しており、さらなる積み増しを図る。
前回は共産党などと213選挙区で候補を一本化したが、泉氏は次期衆院選での協力に否定的な考えを示す。共産は泉氏の地盤である京都3区を含む75選挙区で既に候補を立てており、野党競合区は前回より増える可能性がある。
先の統一地方選で躍進した日本維新の会は「野党第1党」を目標に据える。現時点で候補者は85人にとどまるが、全ての小選挙区に候補を擁立する構え。特に浮動票を見込める都市部に注力し、比例票の上積みも狙う。
国民民主党は20選挙区に候補を立て、参政党も21人を内定した。社民党やれいわ新選組なども擁立作業を進めている。
次の第50回衆院選に向け、24日時点で708人が立候補の準備をしていることが、時事通信の調べで分かった。先の通常国会中の衆院解散は見送られたが、10月には4年の衆院議員任期の折り返しを迎える。岸田文雄首相が今秋にも解散・総選挙に踏み切るとの見方は根強く、各党は候補者の擁立作業を急いでいる。
衆院の定数は465。小選挙区で289議席、比例代表で176議席を争う。過半数は233。
自民党は新人を含め、264の選挙区で候補擁立にめどを付けた。公明党が候補を立てる11選挙区を除くと、残りは14。公募などにより早期の空白区解消を目指す。
小選挙区の「10増10減」に関しては、宮城、福島、新潟、山口、長崎など定数が減る全10県で調整を終えた。一方、定数増の5都県では、東京で4、神奈川で1の空白区が残る。
北海道、大阪、徳島、福岡の計9選挙区も候補が決まっていない。比例単独の立候補予定者は25人。
前回の2021年に9選挙区で候補を立てた公明は、新たに埼玉と愛知で擁立を決定。東京で2人目の候補を出そうとしたが、自民との調整が不調に終わり見送った。
立憲民主党は候補者が150人(選挙区149、比例1)に達した。泉健太代表は「150議席獲得」を実現できなければ代表を辞任すると明言しており、さらなる積み増しを図る。
前回は共産党などと213選挙区で候補を一本化したが、泉氏は次期衆院選での協力に否定的な考えを示す。共産は泉氏の地盤である京都3区を含む75選挙区で既に候補を立てており、野党競合区は前回より増える可能性がある。
先の統一地方選で躍進した日本維新の会は「野党第1党」を目標に据える。現時点で候補者は85人にとどまるが、全ての小選挙区に候補を擁立する構え。特に浮動票を見込める都市部に注力し、比例票の上積みも狙う。
国民民主党は20選挙区に候補を立て、参政党も21人を内定した。社民党やれいわ新選組なども擁立作業を進めている。
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歳川隆雄
新 山口三区はまだ、林芳正に決まったわけじゃないんだろ。
ならば、以下の歳川の記事は、安倍派に喧嘩を売ることになるぜ。
悲願の“安倍晋三越え”に野心を燃やす岸田首相…憲法改正「4つの狙い」と最もあり得る解散シナリオ 歳川 隆雄 現代ビジネス 2023年 6/24 6:00
束の間の休息
6月21日、第211回通常国会は閉会した――。野党第1党の立憲民主党が衆院に提出した内閣不信任決議案は16日午後の衆院本会議で否決されたことで、国会最終盤の永田町を騒然とさせた月内の「衆院解散」説に終止符が打たれた。
解散風が吹き止み、永田町・霞が関関係者が束の間の休息を得た今週、メディア各社は一様に“早期解散・総選挙騒動”の総括を行っている。朝日新聞(23日付朝刊)は「自信深める岸田派―閉塞感打破 長期政権化へ身内期待、『総裁派閥つつましく』冷ややかな目」と題し、リードで次のように書いている。
《岸田文雄首相率いる自民党岸田派(宏池会)で高揚感が広がっている。通常国会を延期せずに乗り切り、首相の在任期間も2年近くなり、自信を深めているためだ。他派閥は上滑りしているのではないかと、冷ややかにみている。「首相・総裁派閥だからこそ、つつましく振る舞うべきだ」との声が出ている》。
確かに、岸田首相周りの一部と宏池会幹部が高揚感に浸っていることは否めない。だが実は、岸田氏本人は高揚感とは無縁である。「朝日」記事中に《(派閥の会合で)……根本匠事務総長は冒頭、「みなさんが岸田政権を支えてくれた。発足から1年8カ月、大平政権の在任期間を超えた」と派閥の先輩宰相の名に言及した》とあるが、どうも岸田氏の胸中はそうではないようだ。
筆者が承知する限り、岸田氏は1957年に宏池会を創設した池田勇人元首相が打ち出した「所得倍増計画」を含むいわゆる「軽武装・経済重視」路線などには拘りを持つが、派閥の先輩首相の大平正芳、鈴木善幸、宮澤喜一各氏の在任期間にはほぼ無関心と言っていい。事実、首相最側近の誰に尋ねても「雑談を含めても総理から大平さんを(在日数で)クリアしたとか、次は宮澤さんだといった固有名詞が出たことは一度もない」と証言する。もちろん、胸中に秘めているのかどうかを確認する術は筆者にはないが。
“超えるべき”相手
それはともかく実は、同氏が心に秘めた“超えるべき”相手は安倍晋三元首相を想定しているのだ。そのためには、昨年末に閣議決定した「国家安全保障戦略」など安保関連3文書改定、原発再稼働・リプレースの決断、DX(デジタルトランスフォーメーション)戦略の策定などに加えて、もう一つ上を極めたいという野心があるのではないか。
それは憲法改正である。1955年の自民党結党以来の党是である改憲を自らの手で成し遂げたいということである。憲法9条第2項はともかく、(1)安全保障にかかわる「自衛隊」の明記と「自衛の措置」の言及、(2)大地震が発生した時などの緊急事態対応を強化、(3)参院の合区解消、各都道府県から1人以上選出、(4)家庭の経済的事情に左右されない教育環境の充実――を盛り込んだ改憲である。
故・安倍氏が敬愛して止まなかった祖父・岸信介元首相、そして憲政史上最長の首相在任を果たした安倍氏もなし得なかった改憲を実現することで“安倍越え”の評価を掌中に収めたいと。そのためには来年9月の自民党総裁任期満了による総裁選で再選される必要がある。長期政権を目指しているのだ。
事はそう簡単ではない。岸田氏は否定するだろうが、今通常国会最終局面で見せた「解散権の弄び」は各方面に大きな波紋を呼んだ。岸田政権が目指した防衛費増額・子育て支援財源法案、LGBT(性的少数者への理解増進を目的)法案、「骨太の方針2023」に対する批判勢力への牽制という指摘もあるが、それにしてもその政治手法に疑問符は付いた。
直近の報道各社の世論調査を見ると、政権の根幹を成す、、について、6月17~18日に実施した共同通信、朝日新聞、毎日新聞3社の調査結果が端的にそれを表している。いずれもが「評価しない」「不安がある」「解消すべきだ」が50~60%に達した。G7広島サミットを成功裏に終えた直後の内閣支持率急上昇が国会会期末を前に一転して急落したのだ。
それでも岸田首相は7月11~12日にリトアニアの首都ビリニュスで開催されるNATO(北大西洋条約機構)首脳会議出席を皮切りに9月20日前後の米ニューヨークでの国連総会一般討論演説まで3か月間の首脳外交ラッシュを通じた反転攻勢を企図している。
そして9月25日頃に臨時国会を召集し、必要と判断すれば23年度補正予算案を提出・衆院解散を断行する構えである。10月10日衆院選公示・22日投開票、あるいは同17日公示・29日投開票が最もあり得る解散シナリオだろう。1986年6月の中曽根康弘首相の「死んだふり解散」ならぬ「令和の死んだふり解散」と言ってよい。
プリゴジン
【随時更新】ロシア ウクライナに軍事侵攻(24日の動き) | NHK 2023年6月24日 20時24分
ロシア西部 ボロネジ州で何らかの戦闘開始か
プーチン大統領の演説が放送されたあと、ロシア西部のボロネジ州の知事は日本時間の24日午後6時前、SNSで「ボロネジ州の領土での対テロ作戦の一環として、ロシア軍は必要な軍事作戦を行っている」と明らかにしました。
ボロネジ州はプリゴジン氏が支配下に置いたと主張するロシア軍の軍事施設がある南部ロストフ州に隣接していて、ロシア軍と、ボロネジ州に移動したワグネルの部隊との間で何らかの戦闘が始まっているとみられます。
プーチン大統領演説「直面しているのは裏切りだ」
ロシアの国営テレビは日本時間の24日午後4時ごろからプーチン大統領の演説を放送しました。
この中でプーチン大統領は、民間軍事会社ワグネルの代表プリゴジン氏が反乱を呼びかけた疑いをめぐり「われわれの団結を分裂させる行動は、前線で戦っている戦友への背信であり、わが国と国民に対する裏切りだ」と述べ、強く非難しました。
その上で「われわれが直面しているのは裏切りだ。行き過ぎた野心と利己主義が反逆を招いた。いかなる内乱も国家に対する致命的な脅威だ。そのような脅威から祖国を守るための行動は厳しいものになるだろう。裏切りの道を歩んだ者や反乱を準備した者、どう喝やテロの手法をとった者にはすべて処罰が避けられない」と述べ、ロシア軍に断固たる措置をとるよう指示したことを明らかにしました。
キーウ ロシア軍の攻撃を迎撃 破片で集合住宅に被害 3人死亡
ウクライナの首都キーウの当局は、ウクライナ側がロシア軍の攻撃を迎撃したところ、破片が集合住宅に落下したと24日、SNSに投稿しました。
これについてウクライナの非常事態庁は25階建ての集合住宅の16階から19階が被害を受け、3人が死亡、8人がけがをしたと明らかにしました。
アメリカ ホワイトハウス「事態を注視している」
ロシアの治安当局が民間軍事会社ワグネルの代表プリゴジン氏の捜査に着手したことを受けて、アメリカ・ホワイトハウスのNSC=国家安全保障会議の報道担当者は「事態を注視している。今後、同盟国などと状況を協議する」とコメントしています。
ウクライナ国防省「権力とカネをめぐって共食いを始めた」
ウクライナ国防省情報総局のブダノフ局長は23日「プーチンのもろい独裁体制が崩れた。ロシアの全体主義者たちは権力とカネをめぐって共食いを始めた。われわれが長らく言っていたことが起きた」とSNSに投稿しました。
ロシア軍副司令官「ロシア大統領の意志と命令に従え」
ロシア軍でウクライナ侵攻の副司令官を務め、プリゴジン氏と関係が近いとされるスロビキン氏は24日、SNSで「ロシア大統領の意志と命令に従え。元の場所に戻れ」とワグネルの戦闘員に反乱に加わらないよう呼びかけ、事態の収拾に乗り出しています。
また別の将校は、動画のメッセージで「これは軍事クーデターだ」と非難しました。
プリゴジン氏 戦闘員がロシア南部の州に「邪魔する者は排除」
プリゴジン氏は、ウクライナへの軍事侵攻をめぐってロシア国防省との確執を深め、23日にはワグネルの部隊がロシア軍に攻撃されたとSNSで主張し、報復を示唆していました。
また24日未明の投稿では、ワグネルの戦闘員たちがウクライナとの国境に近くロシア軍の司令部もある南部のロストフ州に入ったとした上で「邪魔をする者はすべて排除する」と述べました。
ロストフ州では、中心都市の警備が強化されていると伝えられるなど緊張が高まっています。
ロシア最高検 “プリゴジン氏 反乱呼びかけた疑い 捜査着手”
ロシア最高検察庁の発表によりますと、治安機関のFSB=連邦保安庁は23日、ロシアの民間軍事会社ワグネルの代表、プリゴジン氏が武装して反乱を呼びかけた疑いがあるとして、捜査に着手したということです。
ウクライナの前線に多くの戦闘員を投入してきたプリゴジン氏は、統制を強化しようとする国防省への反発を強め、23日には軍事侵攻を正当化するプーチン政権の主張まで否定していました。
「大統領の料理人」とも呼ばれ政権側に近いとされてきたプリゴジン氏に対して、プーチン大統領がどのような対応をとるのかが焦点です。
ロシア当局 ワグネル代表の捜査に着手 “武装蜂起呼びかけた”
ウクライナへの軍事侵攻をめぐりロシア国防省との確執が深まっている民間軍事会社ワグネルの代表プリゴジン氏について、治安機関のFSB=連邦保安庁が武装蜂起を呼びかけた疑いで捜査に着手したと、23日、ロシアの国営通信社が伝えました。
プリゴジン氏はSNSへの投稿で、ワグネルの部隊がロシア軍から攻撃されたと主張し「軍指導部の悪事を止める」などと報復を示唆していました。
ロシア大統領府のペスコフ報道官は記者団に「プーチン大統領はすべての報告を受けている。必要な措置はとられている」と述べています。
軍事会社ワグネルの代表 “ロシア国防省が戦況を偽っている”
ウクライナの戦況について、反転攻勢を続けるウクライナのマリャル国防次官は23日、地元テレビに出演し、東部では激戦の中でロシア側の進軍を食い止め、南部では着実に前進しているとアピールし「本格的な作戦はこれからだ」と強調しました。
一方、ロシアのプーチン大統領は撃退に成功していると強調し、ショイグ国防相もウクライナ軍の勢いは当初より衰えているなどと主張しています。
こうした中、軍事侵攻で多くの戦闘員を投入する、ロシアの民間軍事会社ワグネルの代表プリゴジン氏は、23日に公開した動画で、ロシア国防省の指導部に対して「われわれが聞かされているのは深刻な欺まんだ」と述べ、ショイグ国防相らが戦況を偽っていると非難しました。
そのうえで「ウクライナ軍はロシア軍を押し出し、われわれは血まみれになっている」と述べ、ロシア軍は南部で後退していると指摘しました。
さらに「国防省は社会や大統領を欺こうとしている」と述べ、プーチン政権が軍事侵攻を正当化するために主張している、ウクライナ東部のロシア系住民への弾圧やNATOからの軍事的な脅威などとは「全く違う理由で、いわゆる特別軍事作戦が開始された」と持論を展開しました。
EU ロシア国外の企業や団体を新たに制裁対象に加える
EU=ヨーロッパ連合は23日、ロシアのウクライナへの軍事侵攻をめぐる追加の制裁措置を発表し、ロシアの制裁逃れに関わっているとして、香港に拠点を置く企業3社など、ロシア国外の企業や団体を新たに制裁の対象に加えました。
EUが規制している物品が第三国を経由してロシアに輸出されるのを防ぐのがねらいで、これらの企業や団体に対するEU域内からの軍事転用が可能な物品などの輸出の制限を強化するとしています。
さらにEU加盟国は、第三国を経由した制裁逃れが深刻な場合、最終的な手段として、対象の国への輸出を制限する措置をとることで合意しました。
EUは、こうした措置によってロシアへの制裁を徹底したい考えです。
G7やグローバル・サウスの高官ら ウクライナ情勢めぐり協議へ
G7=主要7か国とグローバル・サウスと呼ばれる新興国などの政府高官らが24日から北欧のデンマークに集まり、ウクライナ情勢をめぐって協議を行います。
複数の外交筋によりますと、協議は、ウクライナ政府などの呼びかけで24日からデンマークの首都コペンハーゲンで2日間の日程で行われ、アメリカのサリバン大統領補佐官や秋葉国家安全保障局長など、G7各国の安全保障担当の政府高官が出席するということです。
協議には、ウクライナからはイエルマク大統領府長官が出席する見通しで、インド、ブラジル、トルコなど、グローバル・サウスと呼ばれる新興国の出席も調整されているということです。
協議では、ロシア軍の撤退など、ウクライナが提唱している和平に向けた10項目についてグローバル・サウスの国々に理解や支持を求めるほか、軍事侵攻の終結後も見据えたウクライナの安全保障をめぐって意見を交わすとみられます。
ウクライナ南部 ロシア軍の相次ぐ攻撃で3人死亡
現地のメディアなどによりますと、ウクライナ南部のヘルソン州とザポリージャ州では23日、ロシア軍による攻撃が相次ぎ、合わせて3人が死亡したということです。
このうちヘルソン州では、州都ヘルソンにある交通機関を運営する企業の建物が攻撃され、43歳と55歳の男性が死亡し、複数がけがをしたと伝えられています。
ロイター通信が配信した現場の映像では、攻撃によるものとみられる地面のくぼみや、粉々に割れた窓ガラスが道路に散らばっている様子が確認できます。
また、ザポリージャ州でも複数の集落が攻撃を受け、35歳の男性が死亡したということです。
プリゴジン
ワグネル プリゴジン氏が反乱か プーチン大統領は演説“裏切りだ” | NHK 2023年6月24日 23時48分
ロシアの民間軍事会社ワグネルの代表、プリゴジン氏は、ロシア南部の軍施設を支配したと主張したうえで、首都モスクワまで部隊を進軍させるとしています。
これに対し、ロシアのプーチン大統領は軍に断固たる措置をとるよう指示し、すでに一部の州でロシア軍とワグネルの部隊の間で戦闘が始まっている可能性があります。
●随時更新でお伝えしています。小見出しの時刻表記は日本時間です。
22:30ごろ リペツク州知事「ワグネルの車両 州内を移動中」
ロシア中部リペツク州の知事は、日本時間の午後10時半ごろ、SNSで「ワグネルの車両がリペツク州内を移動している。住民の安全を確保するためのあらゆる措置を講じている。住民には外出せず、移動しないことを強く勧める」と呼びかけました。
リペツク州はロシア軍がワグネルの部隊を攻撃したと伝えられている西部ボロネジ州と、首都モスクワの間に位置しています。
モスクワからおよそ450キロ離れていてワグネルの部隊が北上を続けモスクワに近づいている可能性があります。
21:30ごろ プーチン大統領 トルコ エルドアン大統領と電話会談
ロシア大統領府は、プーチン大統領がトルコのエルドアン大統領と電話会談したと日本時間の24日9時半ごろ、発表しました。
プリゴジン氏が首都モスクワまで部隊を進軍させるとするなか、電話会談でプーチン大統領は国内情勢について説明したとしています。
それに対し、エルドアン大統領はロシア指導部の対応を全面的に支持することを表明したということです。
一方、トルコの大統領府も両者が電話会談したことをSNSを通じて発表しました。
発表では電話会談の中でエルドアン大統領が「今回の出来事をなるべく早く、冷静に解決するために、トルコは役割を果たす用意がある」と伝えたということです。
プリゴジン氏「我々はモスクワに向かう」
ロシアの民間軍事会社ワグネルの代表、プリゴジン氏は、ウクライナへの軍事侵攻をめぐりロシア国防省との確執を深め、24日、ロシア南部ロストフ州にある南部軍管区司令部の施設を支配したと主張した上で、「我々はモスクワに向かう」と述べ、ワグネルの部隊を首都モスクワに進軍させるとしています。
20:30ごろ ロシア ペスコフ報道官「大統領はクレムリンで執務」
ロシア大統領府のペスコフ報道官は、日本時間の午後8時半ごろロシアの国営通信社に対し「大統領はモスクワのクレムリンで執務を行っている」と強調しました。
これに先立ち、ロシアの一部のSNSでは旅客機が発信する位置や高度の情報をもとに飛行コースを公開している民間のホームページなどを引用しプーチン大統領が専用機でモスクワを離れ、西部の都市サンクトペテルブルクに向かったなどの臆測を伝えていて、ペスコフ報道官は火消しを図ったものとみられます。
モスクワに機関銃設置の場所 ワグネル部隊に備えた動きか
ロイター通信はロシアの有力紙「ベドモスチ」が伝えた写真をもとにロシア軍の兵士がモスクワの南西部に機関銃を設置するための場所を設けていると伝えました。
また、ワグネルの部隊が幹線道路を使ってモスクワを目指している可能性が指摘される中、モスクワの幹線道路に警察が集まっているとも伝えています。
いずれもモスクワにワグネルの部隊が迫った場合に備えた動きとみられ、首都で緊張が高まっていることをうかがわせます。
20:00すぎ G7外相が電話会合 緊密連携で一致
G7=主要7か国の外相は、24日夜8時すぎからおよそ40分間、電話で会合を行い、ロシアの最新情勢などをめぐって意見を交わし、G7として引き続き緊密に連携していくことで一致しました。
19:00ごろ ボロネジ州知事「燃料タンクが燃えている」
ワグネルの部隊が移動しているとみられる西部ボロネジ州では知事が日本時間の24日夜7時ごろ、SNSで「石油貯蔵施設の燃料タンクが燃えている」と投稿しました。100人以上の消防隊員が消火活動にあたっていてけが人はいないということです。
現地だとする映像には、黒い大きな煙が上っている様子がうつっています。
国営のロシア通信は目撃者の話として「ヘリコプターが飛んでいるのが見え、そのあと激しい爆発が起きた」と伝えたほか、ロイター通信は目撃者の話としてボロネジ州の高速道路上でロシア軍のヘリコプターが民間軍事会社「ワグネル」の部隊の車列に向かって発砲したと伝えています。
モスクワで大規模イベント中止 緊張高まる
ロシアの首都モスクワでは、ソビャーニン市長が24日、自身のSNSに交通規制が強化されているほか、市内の大規模イベントは中止されたと投稿するなど、緊張が高まっています。
市民の間からも不安の声が聞かれ、市の中心部でロイター通信の取材に応じた男性は「何が起きるか考えると恐ろしいことだ。みんなにとって不安なことだ」と話していました。
また別の男性は「予期せぬニュースでどう反応したらいいか本当にわからない。まだ頭の中が整理できていない」と述べ、困惑した様子でした。
一方、女性の1人は「ある種の挑発行為だと思う。まったく怖くない。大統領と国民を信頼している」と話していました。
モスクワの日本大使館“南部方面への渡航 厳に控えて”
外務省は現在、ロシアの「危険情報」についてウクライナとの国境周辺の地域では退避を勧告しそれ以外の全域では渡航を中止するよう勧告しています。
今回の事態を受けて、日本時間の24日夜、現地での滞在者など、あらかじめ登録した人にモスクワにある日本大使館からメールを出し、今後の推移は予断できず注意が必要だとして、報道などで最新の情報を入手し安全確保に留意するよう呼びかけています。
また、今後の状況次第ではロシアでの生活に影響する制限措置などが急きょ発表される可能性も排除できないとして、注意するよう呼びかけています。
さらに、ロシア南部方面への交通網に影響が出てきており、情勢がさらに混乱する可能性があるとして、南部方面への渡航は厳に控えるよう求めています。
19:00前 プーチン大統領 旧ソビエト首脳と相次いで会談
ロシア大統領府はプーチン大統領が中央アジアのカザフスタンのトカエフ大統領と電話で会談したと日本時間の今夜7時前に発表し、民間軍事会社ワグネルの代表、プリゴジン氏が反乱を呼びかけた疑いをめぐる今後の対応などについて協議したものとみられます。
カザフスタン大統領府も両首脳の電話会談について発表し、プーチン大統領がロシア国内の状況を説明したのに対し、トカエフ大統領は「いま起きている出来事はロシアの内政問題だと指摘した」としています。
またロシア大統領府はプーチン大統領がウズベキスタンのミルジヨエフ大統領とも電話で会談したとしていて、プーチン大統領には旧ソビエトの首脳たちから政権への支持を確認する思惑もあるとみられます。
19:00前 ゼレンスキー大統領「悪の道を選ぶ者は自滅する」
ウクライナのゼレンスキー大統領は日本時間のきょう午後7時前、ロシア国内での混乱を受けてSNSにメッセージを投稿し「悪の道を選ぶ者は自滅する。多くの兵士を戦争に送り込み、いま、その兵士たちから身を守らなくてはならなくなっている」と述べプーチン大統領の置かれている現状を皮肉りました。
その上で「これまでロシアはプロパガンダでその弱さや愚かさを隠してきたが、いまやどんなうそでも隠せないほど混乱している。ロシアの弱さは明らかだ。われわれの領土にロシアが軍隊やよう兵を駐留させ続ければ、より多くの混乱や苦痛、難題を抱えることになる」と警告しました。
メドベージェフ氏「最も重要なのは大統領を中心に結束すること」
ロシアの前の大統領で、現在は安全保障会議の副議長を務めるメドベージェフ氏は24日、SNSで「祖国を引き裂こうとする外敵や内敵を打ち負かし、祖国を救うために最も重要なことは、軍の最高司令官である大統領を中心に結束することだ。分裂と裏切りは最大の悲劇、大惨事につながるものであり、われわれはそれを起こさせない」と投稿し、プーチン大統領のもとでの結束を呼びかけました。
イギリス外務省「ロシア全土で混乱発生のおそれ」
イギリス外務省は24日に発表した声明で、引き続きロシアへのすべての渡航を控えるよう呼びかけているとした上で「南部のロストフ州では軍事的な緊張が報告されており、ロシア全土でさらなる混乱が発生するおそれがある」と指摘しました。
その上で「イギリスへの航空便は不足している。ロシアでの滞在が必須ではない場合は、残っている商用ルートでの出国の検討を強く勧告する」とし、ロシアに滞在する国民に対して出国を促しています。
イギリスのクレバリー外相は日本時間の24日午後7時前、ツイッターに「ワグネルとロシア軍による事案について、われわれは状況を注意深く監視し、同盟国と緊密に連絡を取り合っている」と投稿しました。
プリゴジン氏「大統領はひどく誤解 われわれは戦い続ける」
民間軍事会社ワグネルの代表、プリゴジン氏はプーチン大統領が緊急のテレビ演説で「裏切りに直面している」と述べたことについて「大統領はひどく誤解している。われわれは愛国者だ。大統領などの要求で、非を認めるつもりはない。われわれは戦い続ける。なぜなら、この国の腐敗や欺まん、官僚主義が続いてほしくないからだ」と述べ、投降する意思はない考えを示しました。
ロシア国営通信 ワグネル拠点を治安当局が封鎖と伝える
ロシア国営のタス通信は24日、プリゴジン氏が代表を務める民間軍事会社「ワグネル」の拠点となっているオフィスビルが治安当局によって封鎖されたと伝えました。
ロシア第2の都市サンクトペテルブルクにある拠点の入り口には警察や治安機関が警備にあたっているとして、状況は落ち着いているとしています。
現地だとする映像には入り口の前に治安機関の車両が複数あり、道路を挟んだ向かい側には一部のメディアや市民が集まっている様子がうつされています。
18:00前 ボロネジ州知事“ロシア軍が軍事作戦実施” 戦闘開始か
ロシア西部のボロネジ州の知事は日本時間の24日午後6時前、SNSで「ボロネジ州の領土での対テロ作戦の一環として、ロシア軍は必要な軍事作戦を行っている」と明らかにしました。その上で新たな情報が入り次第、住民に伝えるとしています。
ボロネジ州はプリゴジン氏が支配下に置いたと主張するロシア軍の軍事施設がある南部ロストフ州に隣接していて、ロシア軍と、ボロネジ州に移動したワグネルの部隊との間で何らかの戦闘が始まっているとみられます。
ボロネジ州は南部ロストフ州の北西に位置し、ウクライナ東部のルハンシク州と国境を接しています。
首都モスクワから南東に450キロほど離れ、幹線道路がのびています。ロシア議会によりますと、ボロネジ州の人口は220万人余りで、農業が盛んな州だということです。
17:20 プーチン大統領 同盟関係のベラルーシ大統領と電話会談
ロシアと同盟関係にあるベラルーシの大統領府は、ロシアのプーチン大統領が、ベラルーシのルカシェンコ大統領と24日午前、電話で会談したと明らかにしました。
ロシアの情勢について説明したとしていて、両首脳は民間軍事会社ワグネルの代表プリゴジン氏が反乱を呼びかけた疑いをめぐる今後の対応などについて協議したものとみられます。
17:01 ロシア下院議長「議員はプーチン大統領を支持」
ロシア議会のボロジン下院議長は24日「ロシア国民の利益を代表する下院議員たちは、われわれの最高司令官であるプーチン大統領を支持する。ワグネルの戦闘員は、唯一の正しい選択をしなければならない。国民とともに法の側に立ち、祖国の安全と未来を守り、最高司令官の命令を遂行することだ。それ以外は反逆だ」とする声明をSNSで発表しました。
ボロジン議長はプーチン大統領の側近のひとりで、プーチン大統領への支持を明確に示すことでロシア国内の混乱を鎮静化させたい思惑とみられます。
16:23 イギリス国防省「最近のロシアにとって最も重大な試練」
イギリス国防省は24日「6月24日の早い時間帯、プリゴジン氏のワグネルとロシア国防省との確執は完全な軍事衝突へと発展した」と指摘しました。
そして「ワグネルの部隊は掌握しているウクライナ側の少なくとも2か所からロシアへと入った。南部のロストフ・ナ・ドヌーではワグネルはウクライナでの軍事作戦を指揮するロシアの重要拠点などをほぼ確実に占拠した」と分析しています。
また「ワグネルのさらなる部隊がボロネジ州を北上中でほぼ間違いなくモスクワを目指している。ワグネルとロシアの治安部隊の間での戦闘の証拠は非常に限られており、一部の治安部隊はおそらくワグネルに対して受け身で黙って従っている」としています。
その上で「今後数時間でロシアの治安部隊と、特に国家親衛隊の忠誠がどうなるかがこの事態の行方のカギとなるだろう。この状態は最近のロシアにとって最も重大な試練となっている」と分析しています。
16:00 プーチン大統領演説「われわれが直面しているのは裏切り」
ロシアのプーチン大統領は、日本時間の24日午後4時ごろから演説を行い、民間軍事会社ワグネルの代表プリゴジン氏が反乱を呼びかけた疑いがあるとして治安当局が捜査に着手したことをめぐり、「われわれが直面しているのは裏切りだ。脅威から祖国を守るためのわれわれの行動は厳しいものになる」と述べ、ロシア軍に断固たる措置をとる指示を出したことを明らかにしました。
その一方で、ワグネルの戦闘員を念頭に「この犯罪に巻き込まれようとしている人々が致命的で悲劇的な過ちを犯さぬよう、唯一の正しい選択を強く求める。つまり犯罪行為に加担することをやめるということだ」と述べ、反乱に加わらないよう強く呼びかけました。
【全編動画も】プーチン大統領演説の内容を詳しく
15:03 ウクライナ大統領府顧問「まだ始まったばかりだ」
ウクライナのポドリャク大統領府顧問は「ロシア領内でのプリゴジンの作戦は、すでにロストフ州の複数の高速道路や南部軍管区司令部の掌握につながった。ロシアのエリートたちは明らかに分裂している」と24日、SNSで投稿しました。
その上で「プリゴジンかプーチンのグループのいずれかが、必ず敗北する。ロシアでは、すべてがまだ始まったばかりだ」としています。
15:00ごろ ロシアの対テロ委員会 対テロ作戦の体制導入と発表
ロシア政府の対テロ委員会は24日、今回の事態をうけて首都モスクワとモスクワ州、そしてウクライナと国境を接する西部ボロネジ州に、市民の監視強化などを盛り込んだ対テロ作戦の体制を導入したと発表しました。
このうちボロネジ州はワグネルの代表プリゴジン氏が支配下に置いたと主張するロシア軍の軍事施設がある南部ロストフ州に隣接しています。
首都モスクワのソビャーニン市長はSNSで「モスクワで対テロ作戦体制が導入された。市内の大規模イベントは中止された」と発表した上で、市民に冷静な対応をとるように呼びかけています。
15:00ごろ ロシア国防省 反乱に加わらないよう呼びかけ
ロシア国防省は日本時間の24日午後3時ごろ声明を発表し「ワグネルの戦闘員たちに訴える。あなたがたはだまされてプリゴジンの犯罪と武装した反乱への参加に巻き込まれている」と指摘しました。
そして「すでに多くの同志は誤りに気付いて、自分たちの持ち場に戻りたいと支援を求めている。できるだけ早く国防省などに連絡してほしい。あなたがたの安全を保証する」として、ワグネルの戦闘員に反乱に加わらないよう呼びかけました。
14:45 ロシア国営通信「プーチン大統領がまもなく演説」
国営のタス通信などは日本時間の24日午後2時45分ごろ、ロシア大統領府のペスコフ報道官が「プーチン大統領がまもなく演説するだろう」と明らかにしたと伝えました。
演説でプーチン大統領が、プリゴジン氏に対してどのような対応を示すかが焦点になります。
13:30 ワグネル代表 ロストフ州入りか「軍事施設は支配下に」
ロシアの民間軍事会社ワグネルの代表プリゴジン氏はSNSに映像を公開し、ロシア南部ロストフ州のロシア軍の南部軍管区司令部に入ったとして現地時間の24日午前7時半、日本時間の24日午後1時半「飛行場を含む軍事施設はわれわれの支配下にある」と主張しました。
映像ではプリゴジン氏が軍幹部と話をしているとする様子も公開しています。
また、ワグネルの戦闘員はすでにロストフ州に入ったとしています。
ロストフ州では、中心都市の警備が強化されていると伝えられるなど緊張が高まっています。
プリゴジン氏は、ウクライナへの軍事侵攻をめぐってロシア国防省との確執を深め、23日にはワグネルの部隊がロシア軍に攻撃されたとSNSで主張し、報復を示唆していました。
これに対し、ロシア治安機関のFSB=連邦保安庁はプリゴジン氏が武装して反乱を呼びかけた疑いがあるとして、捜査に着手しています。
11:51 ロストフ州知事「できるだけ家から出ないよう」呼びかけ
ロシア南部ロストフ州のゴルベフ知事は24日SNSの投稿で、州の中心都市ロストフ・ナ・ドヌーの中心部に行くのを控えるよう呼びかけるとともに「できるだけ家から出ないようお願いする」と外出の自粛を求めました。
また、ロストフ州の周辺のボロネジ州とリペツク州の当局も、州内での大規模なイベントを中止するとしています。
ロシア当局はプリゴジン氏の捜査に着手“武装し反乱呼びかけた”
ロシア最高検察庁は治安機関のFSB=連邦保安庁がプリゴジン氏が武装して反乱を呼びかけた疑いがあるとして、捜査に着手したと発表していました。
プリゴジン氏はウクライナへの軍事侵攻をめぐってロシア国防省との確執を深め、23日にはワグネルの部隊がロシア軍に攻撃されたとSNSで主張し報復を示唆していました。
また24日未明の投稿では、ワグネルの戦闘員たちがウクライナとの国境に近くロシア軍の司令部もある南部のロストフ州に入ったとした上で「邪魔をする者はすべて排除する」と述べました。
これについてロシア軍でウクライナ侵攻の副司令官を務め、プリゴジン氏と関係が近いとされるスロビキン氏は24日、SNSで「ロシア大統領の意志と命令に従え。元の場所に戻れ」とワグネルの戦闘員に反乱に加わらないよう呼びかけ、事態の収拾に乗り出しています。
また別の将校は、動画のメッセージで「これは軍事クーデターだ」と非難しました。
ウクライナの前線に多くの戦闘員を投入してきたプリゴジン氏は統制を強化しようとする国防省への反発を強め、23日には軍事侵攻を正当化するプーチン政権の主張まで否定していました。
ロシア大統領府のペスコフ報道官は24日、ロシアメディアに対して、最高検察庁のクラスノフ検事総長がプーチン大統領に事件について報告したと伝えており、「大統領の料理人」とも呼ばれ政権側に近いとされてきたプリゴジン氏に対してプーチン大統領がどのような対応をとるのかが焦点です。
ウクライナ国防省「プーチンのもろい独裁体制崩れた」
ウクライナ国防省情報総局のブダノフ局長は23日「プーチンのもろい独裁体制が崩れた。ロシアの全体主義者たちは権力とカネをめぐって共食いを始めた。われわれが長らく言っていたことが起きた」とSNSに投稿しました。
アメリカ ホワイトハウス「事態を注視」
ロシアの治安当局が民間軍事会社ワグネルの代表プリゴジン氏の捜査に着手したことを受けて、アメリカ・ホワイトハウスのNSC=国家安全保障会議の報道担当者は「事態を注視している。今後、同盟国などと状況を協議する」とコメントしています。
モスクワ市長「モスクワでは治安強化のためテロ対策」
ロシアの首都モスクワのソビャーニン市長は24日、SNSに「寄せられた情報に基づきモスクワでは治安強化のためテロ対策がとられている」と投稿し、市内で交通規制が強化されているほかイベントの開催が制限される可能性もあるとしています。
また、モスクワ州の知事もSNSでテロ対策の導入を発表し、治安対策が強化され、南部に向かう道路で検問が行われる可能性があるなどとして、南部などへの移動を控えるよう住民に呼びかけています。