東京マーケット・サマリー
■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
<外為市場>
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後5時現在 128.83/85 1.0458/62 134.74/78
NY午後5時 129.96/99 1.0511/15 136.63/67
午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル安/円高の128円後半。時間外取引の米長期金利の低 下や日経平均株価の下落などリスク回避の流れが強まり、円買いが強まった。米消費者物 価指数(CPI)通過後のポジション調整もみられ、ドル売り/円買いが優勢となった。
<株式市場>
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 25748.72 -464.92 25945.04 25,688.11─26,028.36
TOPIX 1829.18 -21.97 1837.03 1,826.51─1,848.19
東証出来高(万株) 148101 東証売買代金(億円) 32683.92
東京株式市場で、日経平均は前営業日比464円92銭安の2万5748円72銭と大幅に反落して取引を終えた。米国市場での株安が相場の重しとなり、一時500円超下落した。売り一巡後は下げ渋る場面もあったが、戻りが一服すると、午後にかけて上値の重い展開が続いた。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが330銘柄(17%)、値下がりは1477銘柄(80%)、変わらずは30銘柄(1%)だった。
<短期金融市場>
無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.007
ユーロ円金先(22年6月限) ───
3カ月物TB ───
無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.007%になった。前営業日(マイナス0.009%)をやや上回った。「あすの積み最終日に向けて調達がみられた」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は閑散。
<円債市場>
国債先物・22年6月限 149.47 (+0.15)
安値─高値 149.33─149.50
10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.245% (変わらず)
安値─高値 0.245─0.240%
国債先物中心限月6月限は前営業日比15銭高の149円47銭と続伸して取引を終えた。30年債入札は低調だったが、米長期金利低下を受けた買い優勢な展開が続いた。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比変わらずの0.245%。
<スワップ市場・気配>
2年物 0.15─0.05
3年物 0.19─0.09
4年物 0.23─0.13
5年物 0.26─0.16
7年物 0.35─0.25
10年物 0.48─0.38
日経平均は464円安と大幅反落、下げ幅縮小後に再び軟化、米株先物の下げ転換が重し=12日後場/国内市況ニュース/モーニングスター 2022/05/12 15:14
12日後場の日経平均株価は前日比464円92銭安の2万5748円72銭と大幅反落。朝方は、売り優勢で始まった。現地11日発表の米4月CPI(消費者物価指数)が市場予想を上回り、金融引き締め懸念から、米国株式市場で主要3指数が年初来安値を更新した流れを受け、前場の早い段階で2万5688円11銭(前日比525円53銭安)まで下落した。一巡後は押し目買いや買い戻しに下げ幅を縮小し、前引け近くには2万6028円36銭(同185円28銭安)まで引き戻した。ただ、買いは続かず、後場入り後は再び軟化し、大引けにかけて2万5800円割れ水準で停滞した。時間外取引で米株価指数先物が下げに転じ、重しとして意識された。
東証プライムの出来高は14億8101万株、売買代金は3兆2683億円。騰落銘柄数は値上がり330銘柄、値下がり1477銘柄、変わらず30銘柄。
市場からは「米株先物にらみの動きだが、売り圧力が残り、調整継続の可能性がある。決算にらみで個別株物色は続いているが、全体を動かす材料はない。週末のSQ(特別清算指数)算出を通過すれば、多少の変化もあろうが、外部環境が不透明な中では、それも期待薄か」(準大手証券)との声が聞かれた。
業種別では、ソフバンG<9984>、ZHD<4689>、NTTデータ<9613>などの情報通信株が下落。エムスリー<2413>、楽天グループ<4755>、オリエンタルランド(OLC)<4661>などのサービス株も軟調。日水<1332>、雪国まいたけ<1375>などの水産農林株もさえない。中外薬<4519>、武田薬<4502>、日本新薬<4516>などの医薬品株や、ファーストリテ<9983>、ニトリHD<9843>、良品計画<7453>などの小売株も安い。川崎汽<9107>、郵船<9101>、商船三井<9104>などの海運株や、オリックス<8591>、東京センチュ<8439>などのその他金融株も値を下げた。東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、ファナック<6954>などの電機株も売られた。
半面、ブリヂス<5108>、TOYO<5105>、浜ゴム<5101>などのゴム製品株が上昇。第一生命HD<8750>、かんぽ生命<7181>、T&DHD<8795>などの保険株も堅調。出光興産<5019>、コスモエネH<5021>などの石油石炭製品株や、Jパワー<9513>、東ガス<9531>、大阪ガス<9532>などの電気ガス株も高い。日立造<7004>がストップ高となり、日製鋼<5631>、三菱重工<7011>などの機械株も買われた。
個別では、日医工<4541>がストップ安となり、スプリックス<7030>、SREHD<2980>、マネーフォワード<3994>、ソラスト<6197>などの下げも目立った。半面、OATアグリ<4979>が一時ストップ高となり、シュッピン<3179>、神戸鋼<5406>、日製鋼<5631>、アシックス<7936>などの上げも目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、26業種が下落した。
日本・中国株式指数
名称 値 前日比 前日比(%) 1ヶ月利回り変化幅 年間利回り変化幅 更新日時 (JST)
TOPIX 500 INDEX (東証)
1,425.91 -16.57 -1.15% -1.85% -1.46% 15:00
TOPIX 100 INDEX (東証)
1,212.43 -14.19 -1.16% -2.81% -0.51% 15:00
日経平均株価
25,748.72 -464.92 -1.77% -2.23% -8.52% 15:15
日経500平均
2,350.47 -51.91 -2.16% -4.53% -9.27% 15:15
TOPIX (東証株価指数)
1,829.18 -21.97 -1.19% -1.85% -2.60% 15:00
日経300指数
386.82 -4.86 -1.24% -2.35% -1.68% 15:15
東証REIT指数
1,942.74 +0.74 +0.04% -1.88% -5.50% 15:00
TOPIX CORE 30 IDX (東証)
894.86 -12.76 -1.41% -3.11% +1.18% 15:00
東証マザーズ指数
620.63 -40.13 -6.07% -17.70% -43.37% 15:00
TOPIX SMALL INDEX (東証)
2,126.30 -34.11 -1.58% -1.80% -5.27% 15:00
TOPIX MID 400 INDX (東証)
1,969.82 -22.52 -1.13% +0.32% -5.95% 15:00
TOPIX LARGE 70 IDX (東証)
1,858.62 -15.01 -0.80% -2.40% -2.81% 15:00
中国 上海総合指数
3,054.99 -3.71 -0.12% -4.93% -11.78% 17:29
中国 上海A株指数
3,201.84 -3.79 -0.12% -4.93% -11.78% 17:29
中国 深センA株指数
2,010.51 +3.32 +0.17% -6.17% -15.42% 16:00
中国 深セン成分指数
11,094.87 -14.61 -0.13% -5.63% -21.12% 16:00
中国 上海B株指数
287.20 -2.31 -0.80% -0.68% +14.29% 17:29
中国 深センB株指数
1,031.26 -10.86 -1.04% -2.09% -10.80% 16:00
中国 上海50A株指数
2,721.77 -19.46 -0.71% -5.96% -21.06% 17:29
中国 上海180A株指数
8,439.41 -40.93 -0.48% -5.38% -18.22% 17:29
中国 上海新総合指数(G株)
2,580.89 -3.10 -0.12% -4.93% -11.81% 17:29
中国 創業板指数
2,351.27 +5.12 +0.22% -6.83% -20.57% 16:00
上海/シンセン CSI300指数
3,958.74 -17.68 -0.44% -5.29% -21.52% 16:00
中国 深セン総合指数
1,921.66 +3.14 +0.16% -6.16% -15.41% 16:00
日経平均
現在値 25,748.72↑ (22/05/12 15:15)
前日比 -464.92 (-1.77%)
始値 25,945.04 (09:00) 前日終値 26,213.64 (22/05/11)
高値 26,028.36 (11:24) 年初来高値 29,388.16 (22/01/05)
安値 25,688.11 (09:22) 年初来安値 24,681.74 (22/03/09)
日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は大幅反落、ファーストリテソフトバンクGが2銘柄で約177円分押し下げ 16:29 配信 フィスコ
5月12日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり88銘柄、値下がり135銘柄、変わらず2銘柄となった。
日経平均は大幅反落。11日の米株式市場でNYダウは5日続落。中国での新型コロナ感染状況が改善したとの報道で世界経済の減速懸念が一時後退。しかし、4月消費者物価指数(CPI)が予想を上回ったことで、インフレ高止まりによる金融引き締め加速や景気後退に対する懸念が強まった。ハイテク株を中心に売りが加速し、ナスダック総合指数は3%を超える大幅反落。米主要株価指数が揃って年初来安値を更新するなか、日経平均は268.60円安と26000円割れからスタートすると、そのまま25688.11円(525.53円安)まで一気に下落。突っ込み警戒感から買い戻しが入り、前引けにかけては26000円前後まで回復した。しかし、時間外取引のナスダック100先物が下落に転じたことや香港ハンセン指数が下げ幅を広げるに伴い、午後は再び売りに押され、朝方に付けた安値付近で終えた。
大引けの日経平均は前日比464.92円安の25748.72円となった。東証プライムの売買高は14億8101万株、売買代金は3兆2683億円だった。セクターでは情報通信、サービス、水産農林などが下落率上位に並んだ一方、ゴム製品、保険、石油石炭などが上昇率上位となった。東証プライムの値下がり銘柄は全体の80%、対して値上がり銘柄は18%となった。
値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>となり1銘柄で日経平均を約95円押し下げた。同2位はソフトバンクG<9984>となり、NTTデータ<9613>、エムスリー<2413>、東エレク<8035>、KDDI<9433>、アドバンテ<6857>などがつづいた。
一方、値上がり寄与トップはオリンパス<7733>となり1銘柄で日経平均を約36円押し上げた。同2位はダイキン<6367>となり、SUBARU<7270>、ブリヂストン<5108>、日製鋼所<5631>、ソニーG<6758>、凸版印刷<7911>がつづいた。
*15:00現在
日経平均株価 25748.72(-464.92)
値上がり銘柄数 88(寄与度+94.26)
値下がり銘柄数 135(寄与度-559.18)
変わらず銘柄数 2
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<7733> オリンパス 2539.5 256.5 +36.06
<6367> ダイキン工 20580 175 +6.15
<7270> SUBARU 2048 113.5 +3.99
<5108> ブリヂス 4793 85 +2.99
<5631> 日製鋼所 3010 384 +2.70
<6758> ソニーG 10790 70 +2.46
<7911> 凸版印 2247 134 +2.35
<3405> クラレ 1123 65 +2.28
<8830> 住友不 3392 61 +2.14
<8058> 三菱商事 4174 60 +2.11
<6301> コマツ 3014 54 +1.90
<6902> デンソー 7291 50 +1.76
<6326> クボタ 2287.5 50 +1.76
<5019> 出光興産 3450 100 +1.41
<1963> 日揮HD 1465 39 +1.37
<8031> 三井物産 3143 34 +1.19
<7751> キヤノン 3194 22 +1.16
<8766> 東京海上 6814 64 +1.12
<6988> 日東電 9020 30 +1.05
<1802> 大林組 908 30 +1.05
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9983> ファーストリテ 56290 -2710 -95.24
<9984> ソフトバンクG 4491 -392 -82.66
<9613> NTTデータ 2050 -224 -39.36
<2413> エムスリー 3522 -404 -34.07
<8035> 東エレク 54000 -920 -32.33
<9433> KDDI 4187 -130 -27.41
<6857> アドバンテス 8220 -310 -21.79
<4519> 中外薬 3551 -166 -17.50
<6954> ファナック 19200 -395 -13.88
<6098> リクルートHD 4263 -113 -11.91
<4452> 花王 4904 -329 -11.56
<9766> コナミHD 7480 -230 -8.08
<4507> 塩野義薬 6753 -212 -7.45
<7269> スズキ 3659 -181 -6.36
<4063> 信越化 17660 -180 -6.33
<4901> 富士フイルム 7030 -175 -6.15
<4523> エーザイ 5389 -167 -5.87
<6645> オムロン 6888 -162 -5.69
<7203> トヨタ自 2050 -32 -5.62
<4543> テルモ 3759 -35 -4.92
日経平均寄与度
TOPIX
現在値 1,829.18↑ (22/05/12 15:00)
前日比 -21.97 (-1.19%)
始値 1,837.03 (09:00) 前日終値 1,851.15 (22/05/11)
高値 1,848.19 (11:21) 年初来高値 2,042.00 (22/01/05)
安値 1,826.51 (09:25) 年初来安値 1,755.14 (22/03/09)
東証業種別ランキング:情報・通信業が下落率トップ 15:47 配信 フィスコ
情報・通信業が下落率トップ。そのほかサービス業、水産・農林業、医薬品、小売業なども下落。一方、ゴム製品が上昇率トップ。そのほか保険業、石油・石炭製品、電力・ガス業、不動産業なども上昇。
業種名/現在値/前日比(%)
1. ゴム製品 / 3,254.29 / 1.57
2. 保険業 / 1,210.97 / 1.50
3. 石油・石炭製品 / 1,115.53 / 1.35
4. 電力・ガス業 / 379.09 / 1.00
5. 不動産業 / 1,425. / 0.52
6. 機械 / 2,056.78 / 0.52
7. 精密機器 / 9,112.4 / 0.44
8. 卸売業 / 2,001.29 / -0.06
9. 倉庫・運輸関連業 / 1,839.71 / -0.13
10. ガラス・土石製品 / 1,049.82 / -0.27
11. 鉄鋼 / 450.39 / -0.27
12. 鉱業 / 408.67 / -0.35
13. 陸運業 / 1,760.87 / -0.36
14. 食料品 / 1,651.63 / -0.43
15. 銀行業 / 154.52 / -0.46
16. その他製品 / 3,528.17 / -0.50
17. 繊維業 / 525.63 / -0.54
18. 建設業 / 1,065.28 / -0.57
19. 輸送用機器 / 3,219.61 / -0.70
20. 金属製品 / 1,112.07 / -1.10
21. 非鉄金属 / 976.74 / -1.19
22. 化学工業 / 2,018.36 / -1.26
23. 証券業 / 345.6 / -1.31
24. 空運業 / 183.37 / -1.39
25. パルプ・紙 / 461.19 / -1.42
26. 電気機器 / 3,258.67 / -1.54
27. その他金融業 / 666.09 / -1.65
28. 海運業 / 1,106.74 / -1.67
29. 小売業 / 1,209.54 / -2.10
30. 医薬品 / 3,017.15 / -2.11
31. 水産・農林業 / 480.37 / -2.28
32. サービス業 / 2,368.85 / -3.26
33. 情報・通信業 / 4,480.34 / -4.06
業種別(東証株価指数33業種)
JPX日経インデックス400
現在値 16,489.03↑ (22/05/12 15:00)
前日比 -188.90 (-1.13%)
始値 16,556.96 (09:00) 前日終値 16,677.93 (22/05/11)
高値 16,652.28 (11:21) 年初来高値 18,425.37 (22/01/05)
安値 16,466.38 (09:25) 年初来安値 15,831.80 (22/03/09)
東証プライム市場指数
現在値 940.91 (22/05/12 --:--)
前日比 -11.25 (-1.18%)
前日終値 952.16 (22/05/11)
東証スタンダード市場指数
現在値 936.33 (22/05/12 --:--)
前日比 -15.33 (-1.61%)
前日終値 951.66 (22/05/11)
東証グロース市場指数
現在値 788.28 (22/05/12 --:--)
前日比 -49.90 (-5.95%)
前日終値 838.18 (22/05/11)
東証グロ-ス指数は大幅反落、米CPI結果を受けリスク回避の売り広がる/グロース市況 16:31 配信 フィスコ
東証グロース市場指数:788.28 (-49.90)
出来高:1億504万株
売買代金:991億円
東証マザーズ指数:620.63 (-40.13)
出来高:9400万株
売買代金:929億円
本日のグロース市場は、グロース市場指数、マザーズ指数はそろって大幅に反落、値上がり銘柄数は21、値下り銘柄数は437、変わらずは5。本日のグロース市場は終日売り優勢の展開となった。前日11日の米株式市場のNYダウは大幅に続落。4月消費者物価指数(CPI)が予想を上回ったため、連邦準備制度理事会(FRB)の引き締めにもかかわらず高インフレが定着すると同時に、成長減速にもつながるとの懸念が広がった。ナスダック総合指数も大幅に下落、主要株価指数が引けにかけて下げ幅を拡げた米株市場を受けて、本日の東証グロ-ス指数は大幅に反落した。マザーズ指数やグロース市場の時価総額上位20銘柄で構成される東証グロース市場Core指数は下落してスタートした後、朝方に下げ幅を拡げた。前引けにかけて下げ渋ったものの後場からは再度売り優勢の展開に、大引けにかけても下げ幅を拡げた。米CPIが予想を上回り、3月CPIの発表後から高まっていたインフレピークアウトの期待が削がれたことが国内の投資家心理を悪化させ、リスク回避の売りにつながった。また、本日には米国で4月生産者物価指数(PPI)の発表が控えるなか、積極的に株式を買う理由が見つからず、終日売り優勢の展開となった。多くの時価総額上位銘柄が軟調に推移、東証グロース市場の値下り銘柄数は437で幅広い銘柄が売られた。東証マザーズ指数は6.07%安に、東証グロース市場Core指数は7.93%安となった。個別では、22年12月期第1四半期決算が嫌気されたサンアスタリスク<4053>が24%安のストップ安比例配分で値下がり率トップに。また、22年9月期上期営業減益が嫌気されて売りが広がったMTG<7806>が21%安でストップ安となった。また、連日売り優勢の展開が続いているプレイド<4165>が20%安のストップ安、時価総額上位銘柄では、フリー<4478>が12%安、JTOWER<4485>が6%安、メルカリ<4385>やビジョナル<4194>などが冴えなかった。値下り率上位には、ピアズ<7066>、ソーシャルワイヤー<3929>などが顔を出した。一方、2月末に新規上場したマーキュリーRI<5025>が26%高のストップ高で値上がり率トップとなったほか、22年12月期第1四半期決算が好感されたアクシス<4012>が3%高となった。また、直近IPO銘柄のクリアル<2998>が3%高となった。値上がり率上位には、ライフネット生命保険<7157>、CaSy<9215>、キッズウェル・バイオ<4584>などが顔を出した。東証グロース市場Core指数では、フリー、JTOWER、メルカリなどが下落した。
マザーズ指数
現在値 620.63↓ (22/05/12 15:00)
前日比 -40.13 (-6.07%)
始値 649.87 (09:00) 前日終値 660.76 (22/05/11)
高値 649.87 (09:00) 年初来高値 995.66 (22/01/04)
安値 620.63 (15:00) 年初来安値 634.62 (22/05/10)
東証REIT指数
現在値 1,942.74↑ (22/05/12 15:00)
前日比 +0.74 (+0.04%)
始値 1,932.97 (09:00) 前日終値 1,942.00 (22/05/11)
高値 1,960.43 (11:20) 年初来高値 2,085.71 (22/01/05)
安値 1,930.18 (09:11) 年初来安値 1,792.94 (22/01/21)
日経平均VI
現在値 29.50↑ (22/05/12 15:20)
前日比 +0.91 (+3.18%)
始値 29.18 (09:00) 前日終値 28.59 (22/05/11)
高値 29.76 (14:54) 年初来高値 33.18 (22/05/10)
安値 28.32 (11:07) 年初来安値 18.01 (22/01/05)
日経VI:上昇、株価をにらみながら市場心理が揺れる展開 16:00 配信 フィスコ
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は12日、前日比+0.91(上昇率3.18%)の29.50と上昇した。なお、高値は29.76、安値は28.32。今日は株価の動きをにらみながら、市場心理が揺れる一日となった。今日の東京株式市場は売りが先行し、日経225先物は下落、日経VIは上昇して始まった。その後、取引開始後の売り一巡後は日経225先物が底堅く推移し、ボラティリティーの高まりを警戒するムードは広がらず、午前の中頃からは日経VIは昨日の水準近辺で推移した。しかし午後は日経225先物が売りに押される展開で、取引終了にかけて市場心理がやや悪化し、日経VIは上昇幅を広げて本日を終えた。
日経平均先物
現在値 25,900.00↓ (22/05/12 06:00)
前日比 -350.00 (-1.33%)
高値 26,380.00 (23:44) 始値 26,150.00 (16:30)
安値 25,810.00 (04:57) 前日終値 26,250.00 (22/05/11)
TOPIX先物
現在値 1,834.00↓ (22/05/12 06:00)
前日比 -17.50 (-0.95%)
高値 1,864.50 (23:45) 始値 1,846.00 (16:30)
安値 1,829.00 (04:57) 前日終値 1,851.50 (22/05/11)
JPX日経400先物
現在値 16,530.00↓ (22/05/12 06:00)
前日比 -165.00 (-0.99%)
高値 16,800.00 (23:46) 始値 16,640.00 (16:30)
安値 16,485.00 (04:54) 前日終値 16,695.00 (22/05/11)
東証マザーズ指数先物
現在値 637.00↓ (22/05/12 06:00)
前日比 -20.00 (-3.04%)
高値 665.00 (20:45) 始値 655.00 (16:30)
安値 637.00 (06:00) 前日終値 657.00 (22/05/11)
NYダウ先物 円建
現在値 31,818.00↑ (22/05/12 05:31)
前日比 -317.00 (-0.99%)
高値 32,468.00 (23:45) 始値 32,082.00 (16:31)
安値 31,697.00 (04:56) 前日終値 32,135.00 (22/05/11)
CME日経平均先物 円建
現在値 25,905.00 (22/05/11 15:59 CST)
前日比 -205.00 (-0.79%)
高値 26,390.00 始値 26,075.00
安値 25,815.00 前日終値 26,110.00 (22/05/10)
SGX日経平均先物
現在値 25,905.00↓ (22/05/12 05:05 SGT)
前日比 -320.00 (-1.22%)
高値 26,385.00 始値 26,210.00
安値 25,810.00 前日終値 26,225.00 (22/05/11)
長期国債先物
現在値 149.420↑ (22/05/12 05:54)
前日比 +0.100 (+0.07%)
高値 149.430 (18:15) 始値 149.340 (15:30)
安値 149.190 (21:56) 前日終値 149.320 (22/05/11)
12日の日本国債市場概況:債券先物は149円47銭で終了 17:17 配信 フィスコ
<円債市場>
長期国債先物2022年6月限
寄付149円39銭 高値149円50銭 安値149円33銭 引け149円47銭
売買高総計19361枚
2年 436回 -0.050%
5年 151回 0.010%
10年 366回 0.245%
20年 180回 0.755%
債券先物6月限は、149円39銭で取引を開始。財務省の30年債入札の結果は低調との見方から売りが一時強まり、149円33銭まで下げた。しかし、日銀の指し値オペ実施、米長期金利の低下、日本株安を受けて買いが優勢になり、その後149円50銭まで上げた。現物債の取引では、2年債と10年債が売られ、5年債と20年債が買われた。
<米国債概況>
2年債は2.56%、10年債は2.83%、30年債は2.99%近辺で推移。
債券利回りは低下。(気配値)
<その他外債市況・10年債>
ドイツ国債は0.87%、英国債は1.72%、オーストラリア10年債は3.42%、NZ10年債は3.68%。(気配値)
日本国債3年
年利回り -0.033 (22/05/12 02:05)
前日比 +0.001
日本国債5年
年利回り 0.015 (22/05/12 02:05)
前日比 +0.001
日本国債10年
年利回り 0.246 (22/05/12 04:00)
前日比 -0.003
アジア株式市場サマリー
東南アジア株式市場は軒並み下落した。投資家らは、米連邦準備制度理事会
(FRB)の金融引き締め方針を裏付ける極めて高い米インフレ率を懸念した。
DBSのアナリストは、4月の米消費者物価指数(CPI)上昇率が前月からやや低下したものの、依
然「許容できないほど高い」と指摘した。
インドネシア市場は4日続落。今週に入って8.4%下げている。
中国株式市場は不安定な値動きの末、下落して引けた。4月の米インフレ率が予想を上回り、地合いが
悪化した。新型コロナウイルスの感染者減少や当局による経済支援の表明は押し上げにつながらなかった。
上海と深センの株式市場に上場する有力企業300銘柄で構成するCSI300指数終値は
17.683ポイント(0.44%)安の3958.740。午後の序盤では0.2%上昇していた。
上海総合指数終値は3.7087ポイント(0.12%)安の3054.9940。
11日の中国の新規感染者数は1917人で、前日の1927人から減少した。
中国共産党の幹部は12日の記者会見で、成長を促進する新たな政策を検討しており、必要に応じて措
置を講じる方針を示した。
また中国国務院(内閣に相当)は11日、経済の安定化に努め、様々な政策手段を用いて雇用を支援す
る方針を示した。国営メディアが伝えた。
不動産開発は1.8%安、炭鉱は2.2%安。半導体とヘルス
ケアはともに0.9%上昇した。
香港市場も下落した。
ハイテク大手は3.8%安。アリババ・グループは6.6%安でハンセン指数を最
も押し下げた。
JDドットコム(京東商城)は7.8%安。子会社の香港での新規株式公開(IPO)が承
認の遅れで延期を余儀なくされた。
ソウル株式市場は8営業日続落。米インフレ統計に、金融引き締めや経済成長をめぐる投資家の懸念を
和らげる効果はほとんどなく、アジア市場の幅広い下落につながった。
総合株価指数(KOSPI)は2020年11月19日以来の安値で引けた。8営業日続落は、昨年8
月中旬以降で最長。
半導体大手サムスン電子は1.22%安、SKハイニックスは1.36%安。
電池メーカーのLGエナジー・ソリューションは0.89%安だった。
IT大手ネイバーは3.23%安、カカオは5.50%安だった。
シドニー株式市場は反落した。4月の米消費者物価指数(CPI)の上昇率が予想を上回り、積極的な
利上げに対する警戒感が高まる中、ハイテク株の下落が重しとなった。ただ、オーストラリア最大手コモン
ウェルス銀行(CBA)は1ー3月期の好決算を受けて上昇した。
ハイテク株指数は8.7%安。1日の下げ幅としては2年超ぶりの大きさとなった。前日の米
ハイテク株安に追随した。
米決済サービス大手ブロックの豪上場株、ソフトウエア大手のワイズテック・グローバル<WTC
.AX>とゼロは6.9ー17.6%安。
金融株指数は0.8%下落し、約2カ月ぶりの安値を付けた。オーストラリア・ニュージーラ
ンド銀行(ANZ)は1%安、ウエストパック銀行は1.9%安。一方、CBAは0.6
%高だった。同行の1ー3月期純利益が市場予想を上回った。
鉱業株指数は2%安。
エネルギー株指数は原油相場の下落を受けて2.3%安。
終値 前日比 % 始値 高値 安値
中国 上海総合指数 3054.9940 - 3.7087 - 0.12 3044.7997 3072.1574 3032.9452 前営業日終値 3058.7027
中国 CSI300指数 3958.740 -17.683 -0.44 3949.949 3985.927 3935.589 前営業日終値 3976.423
香港 ハンセン指数 19380.34 -444.23 -2.24 19556.89 19731.27 19342.89 前営業日終値 19824.57
香港 ハンセン中国株指数 6594.81 -174.91 -2.58 6660.33 6739.35 6576.90 前営業日終値 6769.72
韓国 総合株価指数 2550.08 -42.19 -1.63 2569.50 2591.57 2546.80 前営業日終値 2592.27
台湾 加権指数 15616.68 -389.57 -2.43 15943.62 15943.62 15616.68 前営業日終値 16006.25
豪 S&P/ASX指数 6941.00 -123.70 -1.75 7064.70 7064.70 6930.20 前営業日終値 7064.70
シンガポール ST指数 3165.18 -60.89 -1.89 3205.51 3216.73 3165.18 前営業日終値 3226.07
マレーシア 総合株価指数 1538.80 -17.13 -1.10 1556.94 1559.71 1538.80 前営業日終値 1555.93
インドネシア 総合株価指数 6599.840 -216.363 -3.17 6802.328 6802.328 6576.31 前営業日終値 6816.203
フィリピン 総合株価指数 6532.30 -103.56 -1.56 6633.68 6633.68 6532.30 前営業日終値 6635.86
ベトナム VN指数 1238.84 -62.69 -4.82 1301.53 1301.53 1238.05 前営業日終値 1301.53
タイ SET指数 1584.52 -28.82 -1.79 1607.28 1607.88 1580.10 前営業日終値 1613.34
インド SENSEX指数 52930.31 -1,158.08 -2.14 53608.35 53632.55 52702.30 前営業日終値 54088.39
インド NSE指数 15808.00 -359.10 -2.22 16021.10 16041.95 15735.75 前営業日終値 16167.10
中国 上海総合指数 アジア株価 リアルタイムチャート
ニュージーランド11,177.36▼0.50%-55.81H:11,246.13L:11,173.2705/12
[CFD] 日本 日経平均25,707.90日経比:-40▼0.16%H:25,821L:25,52923:18
中国 上海B株287.20▼0.80%-2.31H:290.34L:286.6505/12
中国 上海A株3,201.84▼0.12%-3.79H:3,219.81L:3,178.7005/12
中国 深セン成分11,094.87▼0.13%-14.61H:11,173.02L:11,006.3205/12
中国 深センB株1,031.26▼1.04%-10.86H:1,041.36L:1,031.2605/12
中国 深センA株2,010.51▲0.17%+3.32H:2,021.17L:1,991.1105/12
[CFD] HangSeng サンデー19,418.30指数比:+37▲0.20%H:19,714L:19,16723:18
香港 レッドチップ指数3,666.07▼1.54%-57.33H:3,729.17L:3,653.2005/12
12日の中国本土市場概況:上海総合0.1%安で4日ぶり小反落、不動産セクターに売り 16:57 配信 フィスコ
12日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比3.71ポイント(0.12%)安の3054.99ポイント(上海A株指数は0.12%安の3201.84ポイント)と4日ぶりに小反落した。
中国景気の回復遅れが懸念される流れ。ロックダウン(都市封鎖)緩和の期待がはく落した。上海市で11日、新型コロナウイルスの市中感染者を2例確認(10日は市中感染ゼロ)。上海市当局は行動抑制の緩和について、市中感染が3日連続でゼロとなる必要があると説明している。中央政府が「ゼロコロナ」政策を堅持しているだけに、経済活動の正常化に時間がかかると不安視された。また、通貨安も逆風。12日の外国為替市場では再び元安が進み、対米ドルの人民元(オフショア)相場が約1年7カ月ぶりの達した。資金流出も警戒されている。
ただ、下値は限定的。中国経済対策の期待感が持続し、指数はプラス圏で推移する場面もあった。国営メディアが伝えたところによれば、李克強・首相は11日に主催した国務院常務会議で、雇用と経済を安定させるため、財政・金融政策を活用するよう求めた。具体的な内容は明らかにされていないが、一部のアナリストは、「第2四半期(4~6月)中に、預金準備率と金利を引き下げるだろう」などと予想している。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、不動産が安い。信達地産(600657/SH)が9.2%、新城控股集団(601155/SH)が2.9%、金地集団(600383/SH)が2.0%ずつ下落した。一部の民営デベロッパーが米ドル社債の利払いを期限までに実施できなかったと伝わる中、業界の債務問題が再燃している。
エネルギーや非鉄の銘柄群もさえない。中国神華能源(601088/SH)が2.1%安、中国石油天然気(601857/SH)が1.2%安、洛陽モリブデン(603993/SH)が1.8%安、中国アルミ(601600/SH)が1.7%安で引けた。金融株、公益株、空運株なども売られている。中国国際航空(601111/SH)は2.1%安。同社子会社のチベット航空機は本日朝方、重慶市の空港でオーバーランにより炎上した。
半面、ハイテク株はしっかり。LED基盤・チップ中国最大手の三安光電(600703/SH)が9.0%高、IC設計の上海貝嶺(600171/SH)が3.0%高、半導体材料の有研新材(600206/SH)が1.6%高で取引を終えた。医薬品株、消費関連株、メディア関連株も買われている。
一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が2.31ポイント(0.80%)安の287.20ポイント、深センB株指数が10.86ポイント(1.04%)安の1031.26ポイントで終了した。
12日の香港市場概況:ハンセン2.2%安で反落、テック指数は3.8%下落 18:00 配信 フィスコ
12日の香港市場は、主要66銘柄で構成されるハンセン指数が前日比444.23ポイント(2.24%)安の19380.34ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が174.91ポイント(2.58%)安の6594.81ポイントとそろって反落した。売買代金は1156億2470万香港ドルにやや縮小している(11日は1261億5180万香港ドル)。
米ハイテク株安が嫌気される流れ。昨夜の米市場では、金融引き締めの警戒感が強まり、ナスダック指数が3.2%安と急反落した。また、上海市で11日、新型コロナウイルスの市中感染者を2例確認(10日は市中感染ゼロ)。ロックダウン(都市封鎖)緩和の期待がはく落した。中国経済対策の期待感が持続する中、指数は下げ幅を縮小させる場面がみられたものの、結局、引けにかけて売りの勢いが増している。(亜州リサーチ編集部)
「ニューエコノミー」関連銘柄に売りが先行。ハンセン科技(テック)指数は3.8%安と他の指数をアンダーパフォームした(構成銘柄30のうち下落29)。個別では、新興電気自動車(EV)メーカーの小鵬汽車(エックスポン:9868/HK)が9.2%安、動画配信プラットフォーム中国大手のビリビリ(9626/HK)が8.0%安、電子商取引(Eコマース)大手の京東集団(JDドットコム:9618/HK)が7.8%安と下げが目立っている。
中国不動産セクターも安い。合景泰富地産HD(1813/HK)が12.2%、雅居楽集団HD(3383/HK)が7.6%、碧桂園HD(2007/HK)が6.9%、中国金茂HD(817/HK)が4.8%ずつ下落した。業界の債務問題が蒸し返される。民営デベロッパーの融創中国HD(SUNACチャイナ:1918/HK)は12日、2023年10月満期の米ドル建て社債(年利7.95%)について、猶予期間終了までに利払いを実施できなかったと報告した(同社株は取引を一時停止中)。
エアラインや旅行代理店、カジノなどレジャー関連銘柄もさえない。中国南方航空(1055/HK)が2.5%安、中国国際航空(753/HK)が2.2%安、縦横遊HD(WWPKGホールディングス:8069/HK)が5.8%安、携程集団(トリップドットコム・グループ:9961/HK)が3.4%安、新濠国際発展(メルコ・インターナショナル:200/HK)が5.3%安、銀河娯楽集団(ギャラクシー・エンターテインメント:27/HK)が3.2%安で引けた。
非鉄や鉄鋼、セメントなど素材セクターも売られる。中国アルミ(チャルコ:2600/HK)が4.5%安、江西銅業(358/HK)が2.5%安、重慶鋼鉄(1053/HK)が4.3%安、鞍鋼(アンガン・スチール:347/HK)が2.4%安、中国建材(3323/HK)が2.3%安、安徽海螺水泥(安徽コンチセメント:914/HK)が2.2%安と値を下げた。
一方、本土市場は4日ぶりに小反落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.12%安の3054.99ポイントで取引を終了した。不動産株が安い。エネルギー株、素材株、金融株、公益株、空運株なども売られた。半面、ハイテク株は高い。医薬品株、消費関連株、メディア関連株も買われた。