この馬
要するに逃げて「押し切れるか」、それとも番手先行から先に抜け出して「押し切れるか」がキーワードだろ?
それなりに伸びるんだろうがそれ以上に伸びる馬がいるので、いかにしてそれを押さえるか
この1点じゃないかと思うんだが?
今は亡きディープインパクトの最後の希望とも言えるこの馬。何かが無いともう一度G1を…というのは難しそうだな
◆第66回大阪杯・G1(4月3日、阪神・芝2000メートル)追い切り=3月30日、栗東トレセン
昨年の覇者レイパパレ(牝5歳、栗東・高野友和厩舎、父ディープインパクト)は、坂路を単走。中2週と間隔が詰まっているため馬なりのソフトな追い切りだったが、はずむようなフットワークで駆け上がり、53秒4―12秒2と鋭く締めた。香港遠征からの帰国初戦となった金鯱賞(2着)を叩いての上積みは十分に見込める。
高野調教師は「この中間は疲労を回復させ、整える程度でしたが、ちょうどいいラップ、負荷、内容の追い切りができましたね。金鯱賞からの上積みは難しいと思っていましたが、牧場のケア、厩舎スタッフのおかげでその上積みが見込めそうです」と、想像以上に良化した5歳牝馬に連覇への手応えを感じていた。
追加
繋靱帯炎を発症して休養していたデアリングタクト(牝5歳、栗東・杉山晴)が、順調ならヴィクトリアM(5月15日・東京)での復帰を視野に入れていることが分かった。
同馬は現在、滋賀県のチャンピオンヒルズで調整中。杉山晴師は「重傷を負ったわけですから、あくまで順調でというのが前提です。そういうローテが無事に実現できればいいなとは思いますが、簡単ではないのは分かっています。一日一日、勝負レースに向けて3歳の3冠レースを使っていった時とまた違った気を使うことになりますが、何とか無事に行けるようやっていくだけです。馬体だけ見れば、張り、毛づやと今までで一番。脚元だけですね」と話した。
*昔は不治の病と言われた浅屈腱炎と同じくらい重い病だが、走る馬だけに再発の危険はある
ほぼ1年ぶりの復帰が無事に終わるよう期待する