=リファールのクロスを持つプログノーシス=
(その2)
【有馬記念/血統展望】ドウデュースに迫る“最高打点”を誇る穴馬 大一番で覚醒する「リファールの血」に警戒
馬券検討のヒントとなる「血統」で本競走を攻略する。
小回り&非根幹の中山2500mということで、基本的には位置を取った馬の方が有利なレース。そして「リファールな先行馬」が強いレースでもある。
古くはハーツクライ(母母父リファール)がディープインパクトを下した05年が代表例。最近だとジェンティルドンナ(リファール4×4)やキタサンブラック(リファール4×4)、イクイノックス(リファール5+5×4)もそうだし、直線向いた時点で好位置にいたということであれば、ドウデュース(リファール4×4)もこれに当てはまる。
令和の時代ともなるとリファールも血統表の奥の方に引っ込んでいることがほとんどで、リファールを1本引いているからどうこうという話ではないものの、例えばディープやハーツを使ってリファールのクロスをデザインした先行馬はかなり推せる印象。
同じ中山が舞台のセントライト記念の動画や予想でも似たような話をしたのだが、ここも正しくそのイメージ。リファールクロスの粘り強さを評価する方向性で検討を進めたい。