【チャレンジC2024】重賞過去データ分析
【馬齢】
芝2000mの別定戦として行われるようになった、2017年以降(すべて阪神で施行)の1~3着馬延べ21頭中17頭が5歳以下。6歳以上で馬券(3着以内)に絡んだ4頭はいずれも、G1かG2のハイグレード競走で勝ったことがあった。相応の実績がない、ベテラン馬の過大評価は避けたいところだ。
(減点対象馬)
①ディープモンスター ⑤アルビージャ ⑧エアファンディタ ⑩ルペルカーリア ⑬アウスヴァール
【所属】
2017年以降(過去7年)の所属別成績は、栗東【5.7.6.53】、美浦【2.0.1.10】。出走頭数の違いを考慮すれば、後者がなかなかの存在感を示しているともいえる。ただし、後者の好走(3着以内)は、近2走内に勝ち星がある馬のみ。2着以下敗退続きの関東馬は、評価を控えめにしたい。
(減点対象馬)
②エピファニー ⑤アルビージャ ⑭ダノンエアズロック ⑮ラーグルフ
【前走距離】
2017年以降の1~3着馬延べ21頭の前走使用距離を確認すると、1600mから3000mまで幅広い。ただし、2000m未満組の好走(3着以内)は、前走1着馬に限定される。その点には注意が必要だろう。
(減点対象馬)
②エピファニー ⑧エアファンディタ ⑩ルペルカーリア ⑬アウスヴァール ⑭ダノンエアズロック
【前走着順】
2017年以降の3着以内馬延べ21頭のうち、9頭が前走2着以内からの参戦馬。残る12頭はいずれも、芝1800m以上の重賞で3着以内の好走歴があった。前走3着以下敗退からの臨戦馬を狙う場合は、過去の戦績をしっかりチェックしておきたい。
(減点対象馬)
⑤アルビージャ ⑧エアファンディタ ⑭ダノンエアズロック
【前走人気】
前走の単勝人気に関しては、G1ならば不問。G1以外の場合はG2・G3が5番人気以内、OP特別は3番人気以内、条件クラスであれば1番人気がひとつの目安。2017年以降、前走非G1組の1~3着全馬が、この条件をクリアしていた。
(減点対象馬)
③バビット ⑤アルビージャ ⑦マイネルモーント ⑧エアファンディタ ⑩ルペルカーリア ⑬アウスヴァール ⑭ダノンエアズロック ⑮ラーグルフ
【データ予想からの注目馬】
上記5項目オールクリアは、④マキシ、⑥コガネノソラ、⑨ラヴェル、⑪セイウンハーデス、⑫ボルドグフーシュの5頭。
最初に推奨するのは、⑥コガネノソラだ。2017年以降、3歳馬は【5.0.2.6】の好パフォーマンス。また、同年に芝1800m以上の重賞を勝っていた馬は【1.3.2.5】と、半数以上が馬券(3着以内)に絡んでいる。要注目の存在といえよう。
過去7年、重賞勝利歴を有する牝馬は【0.2.1.1】。それに当てはまる、⑨ラヴェルを2番手評価。ほか、④マキシ、⑪セイウンハーデス、⑫ボルドグフーシュらにも目を向けておきたい。
<注目馬>
⑥コガネノソラ ⑨ラヴェル ④マキシ ⑪セイウンハーデス ⑫ボルドグフーシュ