山心 花心 湯心

山や山野草、名湯を求めて,九州を中心にうろついてます。

晩夏の久住・阿蘇を巡る!(花づくしに酔いしれる!)

2017年08月31日 | 花あるき



朝晩がいくらか涼しくなってきた気がする。(気がするだけかも!)

そんな中、先日の日曜日に久住・阿蘇に晩夏の花散策に行ってきた。

前回の「登ったつもりの荒川三山……」は思いもかけない大作となってしまった。
最初は一回の記事でまとめようと思っていたのだが、まとめ力の無さか、
はたまた、山を歩き通した皆さんの姿の省略への遠慮か、
ついつい長引いて、五回シリーズとなってしまった。

そういうことで、こちらの記事のアップが少しだけ遅れてしまった。
本当は、今回の久住・阿蘇の花散策は大感動もんだったのだが、
少し間が空いたので、その大感動を伝えきれないかもしれない!

なんて思ったりもしている。


まぁ、とにかく「感動の久住・阿蘇高原の花散策」のスタートである!


最初は、久住の途或湿原に立ち寄った。
少し藪こぎをしながら湿原に下りていくと、
「バタバタ!」と鳥が舞い上がった。

「ごめんなさいね、お邪魔して!」と断りながら、
早速初見の花が目の前に現れた。



「エゾミソハギ」。なんでエゾが冠に付くのかな?



小さな花がいっぱい咲いていた。「サワトウガラシ」?



こちらは、現在調査中。



あまり数は多くなかったけど、美しく咲いていた。
多分「アギナシ」。


とても小さな花が多く、カメラを向けるも空振りが多いね!
「アゼムシロ」


こちらも、調査組へ。



こちらも何だろう?



うーぅん?初めて見る花ばかり!



「ヌスビトハギ」かなと思ったけど、どうも「ヤブハギ」のようだ。



これはすぐに分かるよね!「ツリフネソウ」。



こちらも調査組?



初めての湿原で、それこそ知らない花ばかり!

もう少しちゃんと勉強しなくては、と、思いながら

次の場所へと移動した。



ここは久住の途或森。奥へと進んでいくと!

今年初めての「ソバナ」。


こんな感じで咲いていると、つい平戸の「シマシャジン」を思い出す。



あまり陽が差さない暗い森の中で、歓迎するかのように咲いていた。



おっと、花が咲いてないと見のがすところだった!

「クサヤツデ」かな?


さらに森の中に分け入ると、
はではでのキノコが!


真っ赤!



でも、そのすぐ近くには、愛しの「ツルリンちゃん」。



さらに分け入ると、



「ギンリョウソウ」かと思ったが、「シャクジョウソウ」だね!



そして、「モミジガサ」にも花が咲いていた。



マクロでせまると、結構味がる花だ。



さらに進むと、今日の目的の花がお出迎え!



これも初見の「ジンバイソウ」!



なんともいえにその姿は、「オオバノトンボソウ」に似てるような?



福岡の金山でも探していたのだが、なかなか見つけられず、

今年もダメかなと思っていたが、途或人のアドバイスがあって、

ようやくカメラに収めることができた。とても感謝!


ちょうど見頃のようだ!



そんなんでとても満足してると、ふと足下に

昨年初めて見ることができた「シュスラン」が咲いていた。


この花にも出会えて、それこそルンルン気分でこの森を後にした。


そして、長者原で今日の豪華ランチ。



お腹も満足したところで、タデ原湿原散策へ。



今年はもう見れないかもと思ってた「ヒゴタイ」にもまにあった。



この湿原の今の主役といったら、「シラヒゲソウ」かな。



そして幸運にも「コウライトモエソウ」まで見ることができた。



この花は?
何の毛虫かな?


これも何だろうと思っていたが、「ヤマトラノオ」みたいだね!

ビジターセンターで確認した。


「サワギキョウ」は定番だ。



よく見るととても美しい!



「シモツケ」は、最後の一株みたいだ。



そして、「ミズトンボ」。



最後に「ウド」を撮ってから、タデ原湿原に別れを告げて、



次の目的地の、「阿蘇高原」へ向かった。

そこでも、初見の花に数多く出会ったのだけど、それは次回へ!


コメントを投稿