
2月のある日
とても寒い日が続いていた今週のある日、
雪が降った次の日が少しだけ暖かくなった。
そうなると、他の人より出遅れ気味ではあるが、
早春を彩る「花」を見に行きたくなった。
その花とは、「セリバオウレン」のことである。
「セリバオウレン」は、私を花の世界へと引き込ませた「花」。
7~8年前、或ブログを見ているととても清楚な花が紹介された。
確か、早春の経ヶ岳の麓に咲くまだ見ぬ「セリバオウレン」だった。
もちろん場所は明らかにはされておらず、是非見たいと思い、
3回ほど、経ヶ岳周辺を探してまわった。(とても懐かしい!)
その「セリバオウレン」だけど、今では何カ所か咲く場所を知っている。
しかし、佐賀にも咲くところがあるらしいと知って、
そこにも行きたいと思った。(欲張りでんなぁ~笑!)
ということで、いそいそと三瀬トンネルを越えた。

いつもの峠は通行止め。しかたなくトンネルを通ったのだが、
三瀬村に入ると、そこはまるで雪国だった!
目的地へと向かう途中には、

そして、途或森へ着いた。
小鳥のさえずりに和みながら歩いて行くと、

立派に咲き誇っている「セリバオウレン」を発見!

素晴らしい群落である!

今年の私にとっての一番花!

厳密には、「スプリングエフェメラル」ではないという。

でも、そんなことは気にしない。

私にとっての春を告げる妖精(スプリング・エファメラル)は

この「セリバオウレン」だと思っている。

森の冷たい空気の中で、「凜」として咲くその姿!

雄花、雌花、両性花、そのどれもが美しい!

出来るだけその美しさを切り取りたい!とカメラを向ける!

いっとき、

それこそ、無心に!

この花の底知れぬ美しさに魅せられていた!

今年初めての出会いは、佐賀の新たなところだった!

大満足なんだけれど、

福岡の「セリバオウレン」も見てみたい!

それこそ、この2週間くらいは「セリバオウレン」づくしになるだろう。

背振山系、英彦山なども訪れたい。
もしかすると、遠くの「岩宇土山」の花にも会えるかも知れない。
いよいよ待っていた花シーズンがはじまった。
今年はどんな出会いがあるのか、とても楽しみだ。
愛らしくて可愛いくて、・・・いろんな形容詞並べてみましたが、どの言葉も うん、うん、と納得しますよね
2月も半ば過ぎればまた花散策の楽しい時期がきましたね。美しい花の妖精、ごちそうさんでした。
いよいよ待ちに待った花シーズンがはじまりましたね!
私的には、その先駆けは、やはりセリバオウレンです。
月末には、フクジュソウを見に岩宇土山に行く予定です。
山帽子さんは、仰烏帽子山に行かれるのですか?
どちらもなかなかのところですよね。
さらに、岩宇土にはセリバオウレンも見れます。
後は、雪解けと晴天を願うばかりです。