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山口の秀峰「右田ヶ岳」を登る!(リハビリ登山は順調。そして驚きの出合いが!コウノトリか?)

2015年12月13日 | 山登り

12日の土曜日は、いつもの山仲間との「忘年登山」だった。

どこを登るかは、いろいろと考え相談もしていたのだが、
候補としては、国東の「中山仙境」、「雲仙」など。

だけど、私の「リハビリ登山」も兼ねているので、
最終的には、山口の秀峰である「右田ヶ岳」に決めた。


何故ここかというと、以前から、山口の登りたい山の一つであったことと、
つい最近、いつも見ているブログで紹介されていたので登りたくなったのが理由かな。


それで、当日は家を5:45に出て、Kさん、Yさんと拾って
6:10 には太宰府インターから高速に乗って一路山口を目指した。

8:40 登山口近くの駐車場に着いた。片道2時間半。(結構遠いね!)

9:03 右田小学校のところから登山開始。



登山をする者にとって、とても気持ちの良いお知らせが!



少し進むと今日登る「右田ヶ岳の石船山」が現れた。
右足首のために2本ストック。


そしてすぐに急登が始まる。



「リハビリ登山」なので、こんなスラブを歩くのには気を遣う。



下からも見えていた大きな燈籠。



そして初冬の紅葉の気配も素敵だ!



「右田ヶ岳」は三十三観音でも有名のようだ。



石仏好きの私としては、すべてを撮ってみたいと思ったが、
口には出さず、もくもくと撮っていく。



「うぅーん!いいね!」



コースタイムを気にしてか、Yさんが「先輩!遅れてますよ!」だって。



とはいっても、「私は右足を痛めてるので、ゆっくり行こうよ」と返して



でも、結構岩稜帯の急登が続いていく。



愛らしい観音様にはごあいさつをしておかないとね!



岩場では、大きく足を上げないと登れない。



というように、苦労をしながら一歩一歩と登っていく。

「延命観世音」だ!



できるだけきれいに撮ってみる。(ほんまかいな!)



どうにか今日も足はもっている。



だいぶ登ってきた。防府の街の向こうには海が見えてきた。



全部ではないが二十体くらいの観音様を拝むことができたかな。



三十三観音様の石船山を過ぎると、いよいよ「右田ヶ岳」が登場した。



少しきつめではあったが、どうにか岩場もクリアしていく。



「右田ヶ岳」までもう少し。



休憩がてらにこんなのをパチリ。



こんななだらかな山道もあるんだ。



眼下には、素敵な景色!



11:13 頂上到着。「先輩!40分遅れですよ!」とおっしゃる。



でもすぐに仲良く、記念撮影!



そして一人だけポーズを取って!
どこを指さしてるん?


Kさんだってカッコイイ!



そしていつもの豪華ランチ。



本当は、カップ麺も持ってきているのだが、肝心のガスストーブがない。
そう、その役目は私なのです。車に大事に置いてきたのでした。
「みなさーん!ごめんなさーい!」


11:55 というようなことはすぐに忘れて、下山開始。



右足首はというと下山の時が気を使う。
しかし、好天気の中気分良く歩くことができた。



だいぶ下の方まで下りてきた。



13:14 無事に登山口に到着。



今日は、「忘年登山」である。ならばもう一つの楽しみが!


秋穂温泉の「あいお荘」でのご馳走。Yさんが調べてきていたところ。

本当にとても美味しかった!(温泉付きで2千円。)

「あいお荘」から見える景色。遠くに見えるは四国か?


と、思っていたら、店の人が「向こうに見えるは、九州ですよ!」だって!

「チョットだけ、ガックリ!」。でもいい景色だ。

大満足の「忘年登山」だった。「さぁ、安全運転で家に帰ろう!」

と、車を走らせながら、「珍しい鳥でもおらんかね?」と私が言った。

それから2分後くらいだったかな、突然Yさんが「あ!コウノトリ!」と叫んだ。

「え!こんなところにコウノトリなんているかいな?」と私。



道路脇に車を止めて、慌ててカメラを探す。



良かったコンデジ60倍ズームを持ってきていて。



でも、本当に「コウノトリ」?



帰ってきてネットで調べてみた。



兵庫県の豊岡市で繁殖して、野生に戻された鳥が一月くらい前に韓国で確認され、
それと同じ個体の「コウノトリ」が12月10日の山口の宇部市で目撃されたとのこと。

ならば、間違いなくその「コウノトリ」のようだ。
すごいことに出くわしたのかもしれない!

日頃の何とかで、「忘年登山」に最高のプレゼントをもらったようだ。

壇ノ浦サービスエリアで、休憩をして関門橋を見ながら福岡に帰ってきた。



皆さん、いい「忘年登山」になりましたね。

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