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山や山野草、名湯を求めて,九州を中心にうろついてます。

黒髪山周辺で花散策!(黒髪蘭や白・糸・草など)

2019年05月21日 | 花あるき

-5月19日(日)-

この季節になると、やはり黒髪山に行きたくなってくる。

ただ、二年前の「黒髪蘭」の植栽地の盗掘事件には思い出してもつらくなる。


ちょうど、私たちが植栽地を登ったのが土曜日の11時頃。
Hさんが登られた前日の15時頃には、10数株咲いてたそうだ。

それが、私たちの目の前には小さな数株を残すばかりだった。
私たちはおいといても、大事に育てられてきた地元の人たちの怒りはというと、
推し量れないほどのものだっただろう。ただただ、情けない。


黒髪行きは、そんなことを思い出させる。


今日は、花友のAさんと二人。乳待坊からゆっくりと歩いて行く。



「ハナニョウガ」は今からかな?



「コナスビ」なんかも撮ってみる。



そうこうしていると、見返峠にとうちゃこ!



「クロカミラン植栽地」の説明板。その下に手書きで、
「しかし、そのクロカミラン達は、心ない登山者に盗裁されてしまい
 全滅しました。なさけない話しです。」と記されている。


改めて、盗裁への怒りがわいてくるが、その植栽地の跡を登ることに。


色合いからすると、「ノイバラ」かな?



季節外れの「イブキジャッコウ」などもパチリ。



雨に濡れた植栽地を登るのはかなり厳しい!
昔はどうってことなかった岩場であるが、かなりびびった!


へっぴり腰で、どうにかカメラを出せるとこまで上がってきた。



やっぱし、全滅したのだろう、小さな株すら目にしなかった。

「心ない登山者」かどうかはわからないが、
盗裁は、「絶対、しない、させない、許さない!」でいきましょう!


そんなことを強く思った「旧植栽地登攀だった。

青螺山への登山路まで出てきて、濡れてる山道を慎重に下る。



磯間岳の滑落がまだ尾を引いてる感じ!


そして、乳待坊まで戻ってきてから、移動して、



どうにか、望遠カメラで見れるところで、



すぐ近くではないけれど、どうにか今年もこの花を見れた!

そして、またまた移動をしながら、



「キカンピ」?



こんなのも撮ったりした。



そして、今日どうしても会いたかったのがこの花。



「チョウセン・ニワ・フジ」なんだけれど、



昨年は断崖絶壁で、



恐る恐るのパチリだったが、今年はじっくりと撮ることができた。



雨が降っていなければとは思ったりもするが、



それは致し方ないことで、この場所で出会えたことを喜ばなくてはいけないね!


そして、最後はやはりこの花。



この花こそ幻の花なんだろう。



雨に濡れたその姿は、何て言ってよいのか、



清楚で、凜として周りの空間をきりっと締めているかのように、



ただ、時の経つのを忘れて



じっと見つめ続けていた!



どうか、どうか、この地で咲き続けますようにと願って、

またまた、次の場所へと移動した。




コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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安全第一! (へこさん)
2019-05-21 21:52:18
山沢周平さん、今度は。
特に雨に濡れた岩場は気をつけないと…

今季もこちらで拝見です。(++)
清楚で凛として、いいですね。
返信する
やはり歳ですかね! (山沢周平)
2019-05-21 23:30:59
へこさん、こんばんは。

そうですよね!
バランスも悪くなっているのに、雨の岩場は無理ですよね!
ただね、昔出来てたもんですから!

どうも高齢者の運転と似ていますね!
やはりここらが潮時かも知れません。

さらに、花散策にとのめり込むかも?
返信する

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