今日の日曜日は、何日か前から花友のAさんと「立花山」に行くことにしていた。
梅雨の最中ではあるが、初見の「タシロラン」や「キヌガサタケ」を探す予定で。
しかし、天気予報はずっと良くなかった。ところがどっこい!
昨日の夕焼けは素晴らしかった。
いつもの室見川は茜に染まっていた。
「日頃の行いがなんとやら!」と言うのは言いすぎかな?
香椎下原の方から立花山へと向かった。
今日の目的の一つでもある「タシロラン」が早速お出迎え!
飯盛山の「ムヨウラン」とも少し感じが違う。初めての花。
そして今日の一番の主役、「キヌガサタケ」を探した。
なんだか、シイタケのドンコみたいなキノコがあった。
Aさんが「これが卵だね!」と言われる。「卵?」。
とか言っていると、前方に数人の人だかりが見えた。
そうしたら、ありました。咲いてました。もとい、「開いてました!」。
なんと奇抜な姿をしているのか!
写真では何度か見ているけど、「大きい!」。
この数日通っている人が「昨日はまだ開いてなかったですよ!」とのこと。
そして周りには、
もうすぐ開くのかな?
「キヌガサタケ」は竹林に花開くという。
本当に幸運だった!
今までこんな世界があるのを知らないままだった。
次の山に向かってすぐに下山。
向かった先は、宗像の「城山(じょうやま)」。
この山には、「ウスキキヌガサタケ」が開くという。
高速道路が事故で閉鎖しているということで、3号線バイパスはえらく混んでいた。
1時間以上もかかって登山口着いて、やっと「城山」に登り始めた。
初めての山なので、心がときめく!(なんでやねん!)
実は登山口で、下りてくる人に尋ねてみた。「開いてましたか?」と。
「今日はだめですね!」。「昨日は開いていましたよ!」。と、リサーチ済み。
なので、あとは黙々と登るだけ。途中では、こんな写真もあった。
この場所で15本同時に開いたことがあるそうだ。
まぁ、写真でも良しとしよう!
ということで、失意の中での「城山」の頂上。
少し霞んではいるが、見晴らしはいい。玄海灘方面。
こちらは、50キロ先に「英彦山」がある。
頂上には、花がトリカブトに似たつる性の植物が囲われていた。
10月上旬に咲くとのこと。また来なくっちゃ!
今日はもう1箇所行く予定なので、ここも急いで下山。
そして着いたのが、「宗像大社」。
目的はというと、「ボウラン」。
今は「鳥」用に成り下がっている50倍ズームの出番。
大木の上に咲いてる「ボウラン」のような花を撮るために手に入れたのだった。
やっと、本来の役割を果たしていただいた。
今週は、もう一度「英彦山」へと向かう予定だ。果たして天候は?
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