
日曜日は、寒波の再来と予報されていた。
それで、いつもの山仲間に山登りを誘っていたのだが、
どうにか、KさんとMさんが参加できるとのこと。
3~4年前からだろうか、ネットにアップされるようになった、
英彦山の「四王寺の滝」をまだ見たことがない。
Kさん、Mさんともまだ登ったことがないという。
ということで、「英彦山がおいらを呼んでいる!」が整った。
6:45に家を出て、Mさん、KさんとYさんを拾って高速にのる。(?)
そう、急遽Yさんも参加できるようになったのだ。
これで、ほぼフルメンバーに近くなった。四王寺の滝が楽しみだ!
杷木で高速を下りて、一路英彦山をめざす。
「小石原道の駅」手前あたりで、あたり一面の雪景色となった。
思ってた以上に雪が多い。今回も雪はないかな?などと思っていたのだが。
用心のため、道の駅の駐車場でチェーンを装着。
ゆっくりと、安全運転で登山口の別所駐車場をめざした。
途中で、カーブのど真ん中でチェーン作業をしているマイクロバスがいたり、
坂道の途中に止まっている車がいるなど、昨晩、結構雪が降ったみたいだ。
9:45 別所駐車場に到着。

あたり一面の雪景色。
10:04 登山開始。チェーン装着などで手間取り、少し遅めのスタートになった。

奉幣殿に向かう石段までのアプローチもこの通り。

そして、奉幣殿への登り。

狛犬さんも雪の衣をまとっている。

「グレート・トラバース2」にも出てきた石段も素敵な雰囲気を醸し出す!

前を行く人は、英彦山詣でのグループのようだ。法螺貝が聞こえてくる。

奉幣殿を前にして、Yさんも何かしら感じているようだ。

10:29 奉幣殿に着いた。先ほどのグループが拝んでいた。子どももがんばっている。

詣で用の草履の履物が、雪に濡れて寒そう!
四王寺の滝への経路を再確認して、登山路へと進んでいく。

振り返ると、奉幣殿の屋根がとても美しい!

思いもかけぬ、久しぶりの本格的な雪の世界。

11:39 四王寺の滝への分岐地点。

ここで、アイゼンを装着。3人は6本爪。私は、4本。

このことが、後で私を苦しめることになる。
四王寺の滝の登りに入っていく。

「この先危険」と書いてあるね。
ここの分岐には、お地蔵さんも佇んでいた。

この登りは、結構急登が続く。

登山路はというと、倒木があったりで「悪路」といってもいいかも。

12:03 40分ほど登って、やっと「四王寺の滝」が見えてきた。

雪景色のわりには、滝の氷具合が今いちのようだ。

しかし、フルに凍った姿は想像できる。

崩落する隙を見計らって、氷のツララを撮ってみる。

振り返ると、時々青空も見えてきた。

40分くらい滝の景色を楽しんだ後、南岳を目指した。

ほかの三人は、急登をすいすいと登っていくが、私は4本詰めで厳しかった。
急峻な雪の岩場は、靴先が滑って登るのに苦労を強いらされた。
どうにかこうにか、必死の思いをしながら急登を突破する。

ここのルートは、あまり雪山になれていない人は、避けたがいいかもしれない。

ようやく南岳への稜線に出ると、英彦山の主稜線が輝いていた。

陽に照らされた樹氷も美しい!

13:40 南岳に到着。


「陽希くん」も拝んでいた南岳の祠。

私も「世の平和と安泰を!」を願った。
ここで、遅めの豪華ランチ!

「カップチャンポン」とМさん持参の「焼き餅」入りの「ぜんざい」。

これはとても美味しかった!

一瞬の晴れ間にパチリ。

14:55 腹一杯になったところで、中岳へと向かった。

ガスの先に薄っすらと、上宮が見える。

15:05 上宮の前で。

ついでといっては何だけど、英彦山山頂にも。

「グレート・トラバース」では、英彦山の頂上を南岳にしていたね?
ここからの下山路を「北西尾根コース」とした。

あまりの絶景に、思わず心が弾けた。

こんな無理な体制をとるものだから、帰りがけには足がつってしまった。
「深く反省!」
しかし、景色は最高だった。

下山では、先行者のトレースをたどっていたのだが、
途中で、「どうもルートをはずれている」のに気づいた。
まぁ、たいしたことはないかなと判断してそのまま歩いた。
そして、16:00 九州自然歩道に到着。

途中ショートカットをして、別所駐車場には、16:15無事に帰り着いた。
思いもかけぬ雪山登山となり、皆さん、大喜び。大満足の一日となった。
トータルではちょっとロングになったけど、皆さん、お疲れ様でした。
また行こうね!
滝のつららを拝見できて嬉しいです
四王子は憧れです
英彦山によくいらっしゃる方は定番のスポットなんですねぇ
σ(^^)豊前坊から少しあがるので精いっぱい
今の目標は「上宮まであがる」です(^^;
時間的には縦走路から滝への分岐からちょい上がった付近かも~。
自分も本来なら同じように南岳へ駆け上がりたかったのですが友人がまだ、登山経験が少ない人でしたので無理してトラブルあったらいけないと思ってそのまま下山でした。
南岳での美味しそうな 餅入りぜんざい!、いや~これは温まって最高ですね。
山歩きすれば疲れで甘いものほしくなります。
偶然ですが自分たちは下山後 <道の駅 英彦山>
のて 名物英彦山ぜんざい(120円也)餅入りで一息ついてから帰路でした。
英彦山は多くのバリエーションがあって、
とてもいい山ですね。
今回、初めて四王寺の滝へ行くことができました。
久しぶりの雪山になって、とても満足な山行になりました。
英彦山道の駅の名物に「ぜんざい」があるんですね。
私どもは、いつも杷木経由で英彦山に向かっているので、
なかなか立ち寄れません。
今度、八木山バイパス経由で英彦山に行き、
その帰りに食したいと思います。
セリバオウレンは、ほんとうに「春を告げる妖精」に値する花ですね。
ただ、自然の中で咲いてこそその美しさが輝くのだと思います。
しっかり守っていかなくてはならないですね。
それが私たちの努めですね!