私が子供の頃、祖父は農業を営む傍ら自分の畑で花を作っていた。
地元の花屋さんに卸していたようだ。
また、仏(佛)の花輪作りもしていた。
「やり」「菊」「ダリア」などを作っていたのを覚えている。
畑から摘んできた花たちを、専用のござで結わく作業をする、
祖父の姿が思い浮かぶ。
さんざ見て育ったので、それらの花を見てもさほどきれいだとか、
可愛いとか、思ってこなかった。
しかし、近年ダリアはすごく改良されて来たのではないか、と思う。
いわば見飽きたダリアではなくなって、『きれいだ』『可愛い』と、
感じられるようになってきた。
それはうれしいことだと思う。
今日、偶然みつけたお花畑には、色とりどりの花が咲いていて、
急いでいる私を手招きしていた。
たぶん、これみんなダリアの仲間だと思うのだけど、もし違っていたら、
教えてくれるとありがたい。
本当は、大きな画像で見てもらいたいくらい、
可愛かったしきれいだった。♪♪