くじら座 M77/Cetus A(NGC1068、渦巻銀河、セイファート銀河)、NGC1055
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②24分のライブスタック、画像処理済
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③Seestarアプリのアノテーション
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④スカイアトラス(星図)の導入画面トリミング
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⑤スカイサファリ7Proによる観望位置(くじら座頭部付近)
①トリミング済、画像処理済(下がM77)
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M77はくじら座の渦巻銀河。M天体だからと軽い気持ちで観望したが、銀河界のスーパースターならぬスーパーギャラクシーらしい。というのは発表された論文の数はNo1。しかもその数は他の銀河の論文の合計より多いという。
さらに、スカイアトラスの観望位置確認ではCetus Aの名前が。またブラックホール当たった!
色々な説明を要約すると、星の輝き以外の光(電磁波)を放出しているのが活動銀河、その中で、カール・セイファートさんが分類したのがセイファート銀河、中心部が特に明るいという特徴があり、現代では中心部のブラックホールの活動によると考えられている。
つまりセイファート銀河は中心部に大質量ブラックホールを持つのということになる。
確かに、画像①でも中心部の明るさは見てとれる。
ところで、NGC1055はSeestarでもよくわかる見事なエッジオンの渦巻銀河。英語版のWikipediaの翻訳では、M77より大きいと読み取れたが、今回はここまでにして置く。私の頭の容量が一杯になりそうなので・・・(^ ^;
②24分のライブスタック、画像処理済
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③Seestarアプリのアノテーション
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④スカイアトラス(星図)の導入画面トリミング
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⑤スカイサファリ7Proによる観望位置(くじら座頭部付近)
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参考資料
1)中西昭雄著「メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド」誠文堂新光社
2)浅田英夫著「エリア別ガイド 星雲星団ウォッチング」地人社館
3)早水 勉著「The Book of The Starry Sky 星空の教科書」技術評論社
4)渡邉耕平著「電視観望 実践ガイドブック Ver 1.1」株式会社サイトロンジャパン
5)JUNZO著「アンドロメダ銀河かんたん映像化マニュアル」日本実業出版社
銀河星雲マニア~JUNZO氏が立ち上げた著書と連動したWebsite
6)渡邉耕平著 根本泰人監修「月・惑星撮影 実践ハンドブックVer1」サイトロンジャパン
7)【新時代のスマート望遠鏡】Seestar S50レビュー | 天リフOriginal
電視観望の記録等関連Blog
01)電視観望の機材07(機材一覧表)
02)電視観望の機材009(スマート天体望遠鏡 ZWO Seestar S50)
撮影情報
2023年10月19日午後9時半頃
ベランダ プチ・リモート観測所
くじら座 M77/NGC1068、NGC1055、NGC1072、δケイトス
Seestar S50+iPhone7、10秒露出24分ライブスタック撮影
AffinityPhoto2で画像処理
「写真」アプリで、調整、トリミング等