よしべや自然博物館

電視観望3年目に入りました。
相変わらず、通信販売とSNS頼りに頑張ってます。
天文未熟者の悪戦苦闘の記録。

星見娘で電視観望5024(C23/NGC891、C28 in And)

2025-02-04 01:00:00 | SeestarC天体
アンドロメダ座(And/Andromeda)
1、C23/NGC891 非棒状渦巻銀河
2、C28/NGC752/Mel12 散開星団

1、C23/NGC891 Silver Silver Galaxy/Outer Limits Galaxy
画像イ、1/28、66分のライブスタック

(親戚宅の裏の畑、SeestarアプリでAIディノイズ・調整あり)
NGC891は、約3000万光年の距離にある非棒状渦巻銀河。おとめ座超銀河団にあるNGC 1023銀河群を構成する銀河であり、H II核を持つという。(日本語版Wikipediaより)
英語版Wikipediaでは、上の内容に加え、Silver Silver Galaxy、Outer Limits Galaxy(ギリギリ限界銀河?)の愛称の記載があるが意味を調べたがわからなかった。(^^;

エッジオンの渦巻銀河。中央部の暗黒帯も見えたので良しとしよう(^^;

画像ロ、アノテーション、撮ってだし、上下トリミング

画像ハ、導入画面

2、C28/NGC752/Mel12 散開星団
画像ホ、1/23、18分のライブスタック
NGC752は距離3000光年の散開星団。Wikipediaによると視直径75分、見かけの等級5.7。月よりも大きく、暗いところでは、肉眼で見える人もいるという。
画像へ、アノテーション
(上のアノテーションの円は60分より少し大きいぐらい?SkySafariでは視直径60分。資料によっていろいろ;^^)
画像ト、SkySafariによる観望位置
近くに、M31(画像下)やM33(ミラクの左斜め上)がある。









電視観望の機材023(新赤道儀 SA-GTi その1)

2025-02-04 00:59:00 | 覚書・機材
Star Adventurer-GTi(SA-GTi)

SA-GTiはSkyWatcher社製の自動導入赤道儀。お値段約8栄一。三脚セットは約9栄一。
現状では自動導入機能を備えた赤道儀として最安値の噂もある。極軸望遠鏡も搭載し全部入りで、ハイアマチュアの方の評価も高い。
ネット上からの情報として、一時、AZ-GTiを赤道儀化するのがハイアマチュアの方々の間で流行し、それが安価に自動導入赤道儀で星を見たい初心者層に伝播して、AZ-GTiがバカ売れし、それなら少し高いけどそのレベルの赤道儀出すわ~とSkyWatcher社が決断したと推測される方もいる(真偽は不明ですが、私はありそうな話だと思ってます;^^)。
なお、SkyWatcher社は、ケンコーのスカイメモ赤道儀のOEM提供先で、米国では相等品がSky Adventurerの名で販売されているらしい(日本のAmazonにも出品あり)。スカイメモを少し改良したものと言えそう。

ということで弟分(?)の赤道儀化AZ-GTiと並べて記念写真(^_^)

少し大きいが、大きくサイズは変わらない。三脚などしっかりしている印象。
搭載可能重量は約5kg。但し、付属ウェイトは1.6kgと0.7kgで合計2.3kgで、そのままでは約5kg搭載は無理そう(^^;

なお、マニュアルに、3/8inchネジを備えた三脚なら搭載可能とある。ただし三脚の耐過重は15kg以上のものを用意してほしいとあってなるほどと納得。
(望遠鏡5kg+シャフト・ウェイト5kg+本体2.9kg<15kg)

そこで、実際に搭載チェック
1、FMA135+SV165+ASIAIR+CMOSカメラ2つなど
(普段の観望装置そのまま)
本体付属の0.7kgのウェイトでOK.(^_^)/

2、SKYMAX127(Mak127)+2倍バロー+Ceres-C+ガイド鏡(SV165+ASI120MM)・・・約4kg
本体付属の0.7kg+1.6kgのウェイトでOK.(^_^)/

3、130PDS+ガイド鏡(SV165十ASI120MM)・・・約4.6kg

本体付属の1.6kgとビクセンの1.9kgのウェイトでOK.(^^;
*実際使う時は延長筒を使います。

3は、赤道儀化AZ-GTiで、10cmの延長シャフトとビクセンの1.9kgのウェイトで運用していたのですが、延長シャフトの規格が違い、SA-GTiには使えず、ちょっと焦りました。なんとかバランスは取れたようです(^^;
なお、1.2.3とも赤経クラッチ(赤経の固定ネジ)を緩めてバランスを見ています。

さらに、AZ-GTi用に購入したシャフトとSA-GTiのシャフトは棒の長さは同じで約25cm。しかし、ねじ込みの加工が違い、各々に装着すると、赤経の回転の中心からは、SA-GTiは約30cm。 AZ-GTiは約20cm(+延長筒10㎝で30cmで運用していた)。当面私の環境ではSA-GTi用の延長シャフトは必要ないかな(^^;

この日は終日曇天で、翌2月3日テスト
1のFMA135のいつものセットで
ASIAIR Plusはそのまま繋がったので
先づは、極軸合わせ

いつもは赤道儀化AZ-GTiで、20分ぐらいかかりますが、流石に本当の赤道儀。操作はやり易い。
M42オリオン大星雲

馬頭星雲と燃える木
CBPフィルター30秒露出約10分のライブスタック、ダーク補正あり。

フィルターをSV220に変えて、3分露出。
4枚撮ったところで、ガイドがまともに動作せず、星が流れる(^^;その4枚で
カモメ星雲

(ダーク、フラット・バイアス補正、トリミングあり)

架台設定がおかしい?
設定は「SkyWatcher AZ-GTi/SynScan Wifi」が選択されていたので(今までAZ-GTiで使ってきたので、ある意味当たり前;^^)それを「EQMod mount」に変えて、きちんとやり直そうとしたら全面雲でした(^^;

また追加しますが、本日は以上です。

参考資料
以下購入について参考にさせていただいた情報
01)シュミットの商品ページ
05)ボスケさんのYoutube

06)ググッて