Star Adventurer-GTi(SA-GTi)
SA-GTiはSkyWatcher社製の自動導入赤道儀。お値段約8栄一。三脚セットは約9栄一。
現状では自動導入機能を備えた赤道儀として最安値の噂もある。極軸望遠鏡も搭載し全部入りで、ハイアマチュアの方の評価も高い。
ネット上からの情報として、一時、AZ-GTiを赤道儀化するのがハイアマチュアの方々の間で流行し、それが安価に自動導入赤道儀で星を見たい初心者層に伝播して、AZ-GTiがバカ売れし、それなら少し高いけどそのレベルの赤道儀出すわ~とSkyWatcher社が決断したと推測される方もいる(真偽は不明ですが、私はありそうな話だと思ってます;^^)。
なお、SkyWatcher社は、ケンコーのスカイメモ赤道儀のOEM提供先で、米国では相等品がSky Adventurerの名で販売されているらしい(日本のAmazonにも出品あり)。スカイメモを少し改良したものと言えそう。
ということで弟分(?)の赤道儀化AZ-GTiと並べて記念写真(^_^)
少し大きいが、大きくサイズは変わらない。三脚などしっかりしている印象。
搭載可能重量は約5kg。但し、付属ウェイトは1.6kgと0.7kgで合計2.3kgで、そのままでは約5kg搭載は無理そう(^^;
なお、マニュアルに、3/8inchネジを備えた三脚なら搭載可能とある。ただし三脚の耐過重は15kg以上のものを用意してほしいとあってなるほどと納得。
(望遠鏡5kg+シャフト・ウェイト5kg+本体2.9kg<15kg)
そこで、実際に搭載チェック
1、FMA135+SV165+ASIAIR+CMOSカメラ2つなど
(普段の観望装置そのまま)
本体付属の0.7kgのウェイトでOK.(^_^)/
2、SKYMAX127(Mak127)+2倍バロー+Ceres-C+ガイド鏡(SV165+ASI120MM)・・・約4kg
本体付属の0.7kg+1.6kgのウェイトでOK.(^_^)/
3、130PDS+ガイド鏡(SV165十ASI120MM)・・・約4.6kg
本体付属の1.6kgとビクセンの1.9kgのウェイトでOK.(^^;
*実際使う時は延長筒を使います。
3は、赤道儀化AZ-GTiで、10cmの延長シャフトとビクセンの1.9kgのウェイトで運用していたのですが、延長シャフトの規格が違い、SA-GTiには使えず、ちょっと焦りました。なんとかバランスは取れたようです(^^;
なお、1.2.3とも赤経クラッチ(赤経の固定ネジ)を緩めてバランスを見ています。
さらに、AZ-GTi用に購入したシャフトとSA-GTiのシャフトは棒の長さは同じで約25cm。しかし、ねじ込みの加工が違い、各々に装着すると、赤経の回転の中心からは、SA-GTiは約30cm。 AZ-GTiは約20cm(+延長筒10㎝で30cmで運用していた)。当面私の環境ではSA-GTi用の延長シャフトは必要ないかな(^^;
この日は終日曇天で、翌2月3日テスト
1のFMA135のいつものセットで
ASIAIR Plusはそのまま繋がったので
先づは、極軸合わせ
いつもは赤道儀化AZ-GTiで、20分ぐらいかかりますが、流石に本当の赤道儀。操作はやり易い。
M42オリオン大星雲
馬頭星雲と燃える木
CBPフィルター30秒露出約10分のライブスタック、ダーク補正あり。
フィルターをSV220に変えて、3分露出。
4枚撮ったところで、ガイドがまともに動作せず、星が流れる(^^;その4枚で
カモメ星雲
(ダーク、フラット・バイアス補正、トリミングあり)
架台設定がおかしい?
設定は「SkyWatcher AZ-GTi/SynScan Wifi」が選択されていたので(今までAZ-GTiで使ってきたので、ある意味当たり前;^^)それを「EQMod mount」に変えて、きちんとやり直そうとしたら全面雲でした(^^;
また追加しますが、本日は以上です。
参考資料
以下購入について参考にさせていただいた情報
01)シュミットの商品ページ
05)ボスケさんのYoutube
06)ググッて