こと座 M57/NGC6720 リング星雲/環状星雲
この時のASIAIRによる焦点距離は1401mm
覚書)
苦節7日、やっとMak127+ASI585MC+赤道儀化AZ-GTiでM57のライブスタックに成功。M57の中心星も写せました。\(^o^)//ギリギリかな(^^;
Mak127(SKYMAX127)+ASI585MCでプレートソルブが可能と気付いて、ネットの先輩方のブログ等に学び、やっと成功しました。先輩方ありがとうございます。m(__)m
画像イ、30秒露出51枚のライブスタック
(スマホ用ペルチェ冷却ファンにて、-6°C、ダーク補正あり、トリミング・画像調整あり)
M57はこと座の惑星状星雲。地球からの距離は約2600光年。Wikipediaによれば、
星雲の中心にはWD 1851+329と呼ばれる白色矮星あるいは惑星状星雲中心星が存在する。この星から数千年前に放出されたガスが白色矮星からの紫外線を受けて蛍光灯のように輝いている。
とのこと。
空の状態が悪い日が続く。今回も曇り模様。しかし、こと座周辺は星が見える。先ずはベガの導入を試みる。失敗。β星シュリアク失敗。ζ星で突如プレートソルブが成功し、自動導入成功!急いで『Sync』ボタンをタッチし位置情報を同期。ベガの導入に成功!
ここから、バーティノフマスクでピントをつめる。
そして、念願のM57ヘ、ライブスタック開始。ビミョ-だが、どうにか中心星も写っているようだ。しかし25分越えてガイドが大きく乱れだした。ガイド星が窓枠を越えた模様。ライブスタック終了。なんとか目標達成で一安心。(^^)
これでEVOGUIDEでのDSO観望に進める。
*DSO=Deep Sky Objects=太陽系外天体
画像ロ、導入成功画面
この時のASIAIRによる焦点距離は1401mm
画像ハ、焦点距離の表示
焦点距離1401mmの接続
右下に見えるヘリコイドを足して使うと1577mmとなる。
画像ニ、ライブスタック終了後のライブ画面
覚書)
①自動導入に成功しない時は、100秒プレートソルブを延々と繰り返すので、適当なところで打ち切って、導入場所を何度か変えて上手くいった。
②M57の次の天体の観望は、露光エラー(?)で失敗。Seestar観望を準備している間に一11°Cほどにペルチェ冷却で結露したのかもしれない。カメラを見るとカバ-は曇ってないが内外に微小な水滴が見られた。あわてて拭き取る。未熟者無理しないと終了。
③ピント合わせ、昼間40mmアイピースで合焦させ、CMOSカメラに変えて合焦。夜、ピントのぶを逆時計まわりに回して合焦。多分ピント位置を後ろにズラしているのだと思う。ベガを導入後バーティノフマスクでピントをつめた。
④Mak127のバランス、1.8kgウェイト(KASAI)+ASIAIR本体であってしまった。動きもスムーズ。
⑤ASIAIRへの主鏡の登録で焦点距離がはっきりしない時(レデュサー使用、バロー使用、マクストフカセグレン鏡・・・)のときは「0」を打ち込む。
⑤PA(極軸アライメント)、室内設置かつ窓から見える範囲が狭いので、8日前にFMA135で合わせたまま。導入後のズレで狂っているのはわかるが方法も思いつかないので。取りあえずなんとかなった。
人類にとっては微少ともいえないぐらい本当に小さな一歩だが、
私にとっては大きな一歩となった!
う~ん?(^_^)
これで次の観望は空の状態のよい時焦らずにできる。
今回の経験を次に生かす。
撮影情報
2024年6月11日午後8時~10時頃
メダカベヤ観測所
こと座 M57
主鏡 Mak127+ASI585MC+CBPフィルター
ガイド SV165+ASI120MM-mini+UV IRカットフィルター
架台 赤道儀化AZ-GTi
制御 ASIAIR Plus32G+iPad mini6
30秒露出25分のライブスタック、gainM(252)(ダーク補正あり)
写真アプリでトリミング・画像調整等
参考資料等
よしべ~の業務報告
2024-06-12
EVOGUIDE50EDⅡ(5cm屈折)+ASI715MC+IR640Pro2フィルターで月
ShacpCap4.1太陽/月/惑星ライブスタッキング100枚
2024年6月13日追加
翌日、100枚保存AVIをASIStudio VideoStackで50%スタック