へびつかい座 M19球状星団
画像① QBPフィルターⅢ使用、PNGファイルよりVGA切り出し
M19は、へびつかい座の球状星団。実視等級5.67で球状星団では明るめ、扁平率が高く望遠鏡でその楕円形が確認できるとWikipediaにあるが、言われてみればそんな気もするがはっきりわからない。カラフルな球状星団とのことだが、見分けつきませんな。
この球状星団で一番驚いたことは、さそり座で無かったこと。さそり座の固め打ち電視観望をしていたはず、慌ててステラナビゲーターLiteを立ち上げる。へびつかい座は、さそり座・いて座のすぐ上にあった。
浅田さんの本で確認すると、アンタレスのすぐそばだが、確かにへびつかい座の所属。驚いた。『あんただけだよ驚くのは、M19がへびつかい座は世間の常識。』ん?空耳か。観望するときは、アンタレスを導入後、天体望遠鏡を東へ動かすとある。このパターンおとめ座銀河団観望と同じだな。これからも何回も経験しそう。
さらに恥の上塗りをすると、このM19の電視観望2回目。1度目はメダカ部屋から観望している。すっかり忘れていた。しかもM10で記録書いている。しかし、さそり座とへびつかい座はお隣だったのか。知らなかった。一つ賢くなった。
自動導入経緯台。ある意味凄い(中学校程度の知識で)星空のことほとんど知らなくても星団・星雲・銀河を観望できてしまう。科学の進歩万歳!
画像② SharpCapProによるディープスカイ・アノテーション
画像③元画像より、2400×1400切り出し
1)中西昭雄著「メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド」誠文堂新光社
2)浅田英夫著「エリア別ガイド 星雲星団ウォッチング」地人社館
3)早水 勉著「The Book of The Starry Sky 星空の教科書」技術評論社
4)渡邉耕平著「電視観望 実践ガイドブック Ver 1.1」株式会社サイトロンジャパン
5)Player One Neptune-C Ⅱ | 株式会社サイトロンジャパン
6)Askar 『FMA135』 口径30mmF4.5 EDアポクロマート鏡筒~シュミット
8)Sky Watcher AZ-GTiマウント+三脚~シュミット
撮影データ
2023年6月16日快晴、大星夜、月齢27.5
ベランダ観測所