10月10日(土)に 東洋大学 河地修 東洋大学名誉教授・同大学院客員教授をお迎えして
日本の古典を楽しむ -『源氏物語』はおもしろい!-
と題しまして、講座を開催いたしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/66/a09c00a8abe9720c6f952ed0c5d30a1b.jpg)
講演では、
千年の時を経て、今もなお読み継がれる『源氏物語』、
その魅力と秘密に迫っていただきました。
「古今集」で仮名文字を使った文学が成立してから、たくさんの物語がつくられました。歌と物語とで展開される「源氏物語」は王朝文学の代表作品です。その面白さは人生の真実を語りだしているところにあります。女房間のやりとりや、人間関係についてなど、源氏絵巻をまじえてご講義頂きました。
<参加者さんからの感想>
・早速、源氏物語を読みたくなりました。絵の見方がとても興味深く面白い説明でした。・滑舌も良く、わかりやすい表現例が多く聴きやすい講義でした。コロナ禍で講座を開きにくい中での有難い機会でした。感謝申し上げます。
・学生時代古文の授業で源氏物語をやりましたがその時は面白い事には気がつきませんでした。年をとるほど、面白くなるというのは実感です。・いつか読みたいと思いながら長編すぎて断念していました。お話を聞いてトライしてみようと思いました。素晴らしいお話でした、大変ありがとうございました。
・源氏物語の講座は何度か受けたことはありますが、作者(女房)の眼から見た世界観がとても面白く、新しい源氏を感じました。河地先生のお話も分かりやすく、ぜひまた聴講したいと思います。有料でも結構ですのでお願いします。
などたくさんの感想を頂きました。
図書館では、皆さまに文学や小説に興味を持っていただけるよう力をいれております。
次回の文学講座にも、ぜひご参加ください。
他にもイベントや講座を開催しておりますので、ホームページなどでご確認ください。
なお、本講座は「東洋大学全国講師派遣事業」です。