吉村唐木店の事件簿

掛軸・天神様・雛人形・五月人形の専門店、
吉村唐木店(富山県富山市)公式ブログです。
徒然なるままに書いています。

残暑お見舞い申し上げます

2014-08-22 17:25:12 | お知らせ・各種ご挨拶

広島市の土砂災害によって、被害にあわれた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
被害の全容が明らかになるにつれ、自然が残した爪痕の深さに愕然とさせられます。
まずは何といっても、一刻も早い不明者の方々の救出を祈らずにはいられません。

その他、各地で遭難や水の事故も相次ぐ中、県内では明るいニュースもありました。
三回戦で敗れたとはいえ、富山商業高校が甲子園ベスト16まで進み、野球弱小県の汚名を返上する活躍を見せました。
昨年の富山第一高校サッカー部の全国制覇といい、高校スポーツ選手の活躍に胸が熱くなります。

明日は暑さが和らぐとされる「処暑」ですが、温暖化真っ只中の日本、まだまだ暑い日が続きます。
どうぞ、皆様お体をご自愛ください。


      
             手作りのかぼちゃ地蔵です。

    「これからも、吉村唐木店をよろしくカボ」

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終戦の日 戦後69年に思うこと

2014-08-15 15:52:00 | Weblog

今日は終戦の日。

マスメディアでは、終戦の日を知らない若者が多いと盛んに批判していました。
若者が戦争を知らない(思いをいたさない)社会は、若者が戦争に動員され不本意に命を落とす社会より、はるかにマシではありますが、未来に向けて一抹の危惧を感じるのも事実です。
近隣諸国を惨禍に巻き込み、国内でも多くの犠牲を強い、2度の原爆投下を招いたアジア・太平洋戦争が終結し、69年になろうとしています。

軍国主義化の日本において、国民の服装・頭髪・言論・表現は厳しい統制下に置かれていました。
不忠実な者は「非国民」と罵倒され、「正義感」の強い人々からは村八分に合い、度が過ぎれば特高警察による逮捕、「愛国的」制裁が待ってます。
有無を言わさず年端も行かない子供たちが労役に借り出され、敵軍機撃墜のために女性の竹槍訓練が始まり、メディアは大本営発表そのままに嘘の戦勝ニュースを垂れ流し続けました。
誰もがおかしいと思いながらそれを口にできない社会が生んだ悲劇は、どれほどのものがあったでしょうか。

幸いにして、僕は平和で豊かな時代に生まれ、趣味に仕事に毎日の生活を楽しむことができます。
しかし、パレスチナ(ガサ地区)やイラクのように戦争(虐殺に近いものも含め…)は世界各地でいまも勃発し、国際社会において平和は当たり前のものではありません。
他者の苦痛や困難への想像力を持つこと、互いの個性や多様性を尊重しあうこと、真摯に歴史を学ぶこと、一人一人の市民が平和を永続的なものにし、かつ国際的なものにするために、今日という日が誓いを新たにする一日にとなるよう、心から願わずに入られません。

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ありがたい、ありがたい・・・

2014-08-03 14:31:25 | お知らせ・各種ご挨拶

     


先月末まで開催していた「吉村唐木店 夏の感謝セール」では、大勢のお客様にご来店いただきました。
この場を借りて、心よりお礼申し上げます。
日頃ご愛顧頂いているお客様に、少しでも還元できるよう、こうした催しを続けていくつもりです。
どうぞご期待ください。

また、当ブロクをご覧の皆様、いつもありがとうございます。
日本の伝統的な家具や美術品・娯楽用品などは、住環境や生活スタイルの変化により、産業全体が存亡の危機に立たされています。
当店にとって、まことに困難な時代ではありますが、日常の営業活動を通じ、少しでも普及や保存に取り組んでいく所存です。
今後とも吉村唐木店をどうぞよろしくお願いいたします。

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