早いもので、明日から12月となりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
「光陰矢の如し」
1日1日がゆっくりと過ぎていた子供の頃、何の感慨も湧かなかった言葉の重みを、歳を重ねるにつれ実感しています。
このことわざの類語に「歳月人を待たず」というのがあります。
これは中国六朝時代の詩人、陶淵明(とうえんめい 365~427)の詩『雑詩其一』が語源となっています。
後半部分を抜粋すると・・・
得歓當作楽 (かんをえてはまさにたのしみをなすべし)
斗酒聚比鄰 (としゅひりんをあつむ)
盛年不重来 (せいねんかさねてきたらず)
一日難再晨 (いちじつふたたびあしたなりがたし)
及時當勉励 (ときにおよんでまさにべんれいすべし)
歳月不待人 (さいげつはひとをまたず)
塾や学校で「歳月は待ってくれないから勉強に励め」という意味でつかわれることが多い言葉ですが、本来の意味は、
「若い時は2度と来ないのだから、嬉しい時は心ゆくまで楽しもう。歳月は待ってくれないよ」となります。
陶淵明先生もこう仰っていることですから、残り僅かな2018年、大いに楽しみましょう!
さて、他の人はいざ知らず、僕が楽しく嬉しくなるためには、吉村唐木店の商品を買っていただくのが一番です(笑)。
干支小物に正月・クリスマス小物、天神様にひな人形と、新作が続々と入荷してきています。
今日紹介するのは冬のタペストリー。
手軽に季節感が演出出来るうえ、心もほっこり豊かになれる…かもしれません。
冬の細タペストリー(クリスマス&お正月) 各¥5940
細タペストリー ¥5940、タペストリー ホワイトクリスマス¥12960
クリスマスの楽しみがいっぱいぶら下がったツリー、愛らしいトナカイ、
青と白のコントラストが幻想的で美しいホワイトクリスマスが今年の新作になります。
右下にちょっぴり写っているサンタとイノシシの麻人形も、可愛いと人気を集めています。
羨ましい・・・
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
クリスマスの御馳走が今から待ち遠しい管理人のお店、吉村唐木店ホームページ もよろしくです。
朝晩の冷え込みが厳しくなってきました。
起きなくてはいけないのに、布団が僕の事を離してくれないので、なかなか起きることができません。
愛されすぎるのも困ったものです。
そんなポカポカした愛に包まれている僕から、今日は耳寄りなお知らせです。
毎年恒例、2019年吉村唐木店カレンダーが今年も出来上がりました。
パチパチ
今年も2種類ご用意させていただきましたので、選ぶ楽しみがあります。
川合玉堂・菱田春草・竹内栖鳳の名品集カレンダーは、格調高く和室におすすめいたします。
森田りえ子(日本画家)花カレンダーは、和洋問わず皆さんに楽しんでいただけると思います。
いずれも、なくなり次第終了となりますので、ご了承くださいませ。
今の時期にご来店いただいたお客様には、もう一つ特典があります。
それが、店内に飾られた色艶やかで品のある大輪の菊の花。
各種品評会で上位入選している名人が丹精込めた逸品をどうぞご鑑賞ください。
※いずれも、販売はしておりません
菊の香りに包まれながら、皆様のご来店をお待ちしております。
菱田春草贔屓(ひいき)の管理人のお店 吉村唐木店ホームページ もよろしくです。
東京で開催されていた、エコール・ド・パリ(第一次世界大戦後、パリで活躍した外国人芸術家の総称)の寵児、藤田嗣治の回顧展。
僕の記事が遅すぎた為、東京都美術館での展示は終わってしまいましたが、京都国立近代美術館において、12月16日まで鑑賞することができます。
こちら↓は、東京都美術館で開催されていた時の写真です。
おかっぱ・ちょび髭がトレードマーク、猫好きとしても知られています
【藤田嗣治画伯について】
1886(明治19)年、裕福な軍医の息子として東京都に生まれ、東京美術学校(現東京藝大)で学んだあと、26歳で単身フランスに渡る。
シャガールやピカソら外国人芸術家の集まっていたモンパルナスに住み、自由で独創的な環境の中で芸術を深化させていった。
1920年代に入ると、独自の「素晴らしき乳白色」と精妙な描線による裸婦像などが、西洋画壇の絶賛を受け、一躍時代の寵児となる。
第二次世界大戦が勃発した頃には帰国しており、軍の依頼もあり多くの戦争画を手がけることに熱中した。
敗戦後は、そうした活動が「戦争協力」として批判されたことも一因となり、日本を離れる。
1955(昭和30)年にはフランス国籍を取得、後に洗礼を受けて「レオナール・フジタ」となった。
晩年には、子供や宗教を題材とした作品を多く描き、1968(昭和43年)、スイスのチューリッヒで81年の生涯を閉じた。
この回顧展は、波乱に満ちた藤田の生涯と画業を120点余の作品を通して、振り返ろうという魅力的な試みとなっています。
現在は、前述のとおり、京都国立近代美術館にて開催中です。
会期 10月19日(金)~12月16日(日)まで
開館時間 午前9時30分~午後5時(ただし、金土曜日は午後8時まで)
休館日 月曜日
没後50年藤田嗣治展特設サイトはこちら
どなた様も必見の展覧会です。
おかっぱ・ちょび髭の素敵なおじさんに、皆さんも会いに行ってみませんか?
図録を購入してきましたので、ご覧になりたい方は当店のソファでゆっくりどうぞ。
没後50年藤田嗣治展図録 限定版《舞踏会の前》ヴァージョン
地方都市にも良い所はたくさんありますが、芸術・文化のイベントに関しては、本当に大都市圏がうらやましい・・・。
東京では、フェルメール展、ルーベンス展、ムンク展が現在開催されているそうですよ、奥さん。
天神様で忙しいけど、日帰りか1泊2日くらいで行ってこようかなと、商売っ気の少ない僕は結構悩んでおります。
展覧会に冷え性と悩みの尽きない管理人のお店 吉村唐木店ホームページはこちら です(近々HP改装予定)。
足元を紅葉の絨毯が彩るころ、富山は天神様の季節を迎えます。
生まれた男の子の健やかな成長を願って、連日多くのお客様にご来店頂いております。
本当にありがとうございます。
今年も新作の天神様が揃いましたので、ご紹介させていただきます。
掛軸だけではなく、日展作家の手による木彫の天神様も展示しております。
掛軸専門店として、風鎮の取り揃えも豊富です。
尺五・尺八の天神様掛軸の他、床の間が無くても飾れるように、小さな軸や額もご用意しております。
分からないことは、お気軽にお尋ねください。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
創業100余年、吉村唐木店ホームページもどうぞよろしくお願いいたします。