9月7日に、24節季のひとつ「白露(はくろ)」を迎えました。
夜中に大気が冷え、草花や木に朝露が宿りはじめる頃。
日中の暑さも和らぎはじめ、耳をすませば秋虫の合唱が聞こえてきます。
そんな秋の深まりに合わせて、天神様についてのお問い合わせも増えてまいりました。
まことにありがとうございます。
今年度の天神様の展示は10月上旬頃を予定しております。
準備が整い次第、改めてご案内させて頂きますので、今しばらくお待ちくださいませ。
※富山県外の方へ、天神様についてご説明します。
天神様とは、平安時代に学者・政治家として活躍した菅原道真公のことです。
道真公を祀る神社は、天満宮または天神社といい、「学問」「芸能」「正義」の神様として、あつく信仰されています。
富山県や福井県では男の子が生まれると、健やかな成長や学業成就への願いを込めて、天神様を描いた掛軸を飾る風習があります。