新聞を細く折りたたんで読むテクニック。テクニック?朝の通勤時によく見かけますが、今日は帰りにチェーン付きのメガネをかけた50歳ぐらいのおばさんが、そんなテクニックを座席に座ってご披露していました。
私は斜め前に立って、司馬遼太郎の『菜の花の沖』3巻目を読んでましたが、千島列島の歴史、日本とロシアとの長い長いくだりが少々退屈で、どっちかっていうと、そのおばさんのキャラ違いなテクニックが千島列島よりはおもしろそうかなと思わせるほど。
何がって新聞を折りたたみ、指で折り目上下をぴし!とするたびにキョロキョロ周りを見るんですよ。なにキョロキョロしとんね。
ひょっとして、うまく折りたたんで新聞を読む私すごい?ってこと?ふ~ん。あ、またやってる、
ふ~ん、あ、また。あ、またかよ! 折ってはキョロキョロ、ちょっと新聞見ては折るのループ。
それが目的なら、きっと最後まで折ったらまた1面目から繰り返しちゃって、無限ループしちゃっうとか?新聞は読むより見る。見るより折る。チェーンを首にかけたメガネかけて、有吉風に言わせれば、インテリフェイクくそば○あ。んーこれは言い過ぎか。。。
私の前の座席が空いたので座る。つまりそのおばさんの隣。眠たかったので、寝ようとするも、新聞を折る雑音が耳に障って眠れない。仕方なく耳栓代わりのイヤホンを付けて寝入りました。
確かに折るのはうまかったけどね。朝にはいないで欲しいキャラクターの一人かと。