3月に発生した大地震でも、専用台の水槽が意外に倒れなかったという報告が多いようです。
が、これ実は意外ではなく、水槽の水が地震の揺れる方向とは逆に揺れるため、地震の揺れの力がほぼ相殺されるのです。
この原理については、免震装置として既に実用化されています。
実は、20年ほど前、あることからこの原理に気がついて、特許をとってやろうと思ったことがありましたが、すでに特許はとられておりました。さらに、たしか高知県のどっかのタワービルでは、この原理を利用して、屋上に大きな水槽が設置されていたはずです。
つまり、建物の大きさに見合った水槽を設置して、建物全体の揺れの軽減しようということで、原理的には水槽でなくても、重い振り子があれば同じ効果があると思われます。