yoyo独り言

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ペルーハイライト-4- リマ雑感

2006年11月01日 | ペルーハイライト 2006.10.21~29
サン・フランシスコ教会 (詳しくはガイドブック、インターネット参照)
翌朝 ホテル周りをお散歩、通りを挟んで最高裁判所、刑務所跡地のホテルです。旧市街地は ユネスコの世界遺産に登録され シビックセンターは建設中断、海外からの営業所は 広告を掲げられず移転、ラ・ウニヨンの表通りから露天は追い出され 観光ポリスがあちこちに、最近は偽ポリスが出現、観光客に近づき かっぱらうとか。すまし顔になった旧市街に替わり、新市街が急速に発展、近代化している様子です。
16~19世紀迄のスペイン植民地の圧政から独立したとはいえ 新たな先進国家の形を変えた進出に貧富の差は拡大していき、政情不安は続いています。
黄金博物館からの帰り、高速道路から見た "サン・クリストバルの丘"に へばりつくように 上へと伸びていく貧民街、午前中に通った大使館、高級住宅街との差。
日系のガイド氏曰く フジモリ前大統領は 独裁と批判されているが 3200以上の学校、病院を建てた功績は大きいと、同じ熊本出身の"八代亜紀"さんと親交があり、亜紀さんは3回公演に来ペルー、寄付で建てられた"八代亜紀"の名前の学校もあるとか。
世界史の知識がもう少し頭に残っていれば、ヨーロッパとの繋がりが、近代の流れが 浮き上がってくるのですけど・・ 


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4 コメント

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私も履修不足? (カスミ草)
2006-11-02 19:13:56
世界史、日本史履修したか?です。
お陰で歴史は解りません。
社会人になって、反省する事多いですね。
試験のために勉強するわけでないのに~~~
恥のかきぱなしです。
フジモリ大統領そんな攻積があるとは知りませんでした。
良い事もしておられるのですね
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カスミ草様 (yoyo)
2006-11-02 21:07:40
インカの金財宝を延べ棒にして 本国に送っていたスペインですが 当時のヨーロッパの宗教戦争、30年戦争? などの代償となってしまったようです。世界史で受験したのですが 
何も残っていない! 改めて読み返さなくては、本当はとても興味深い 歴史なのでしょうが・・丸暗記でしたねぇ
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フジモリは陰謀に潰された (湖の騎士)
2006-11-04 15:03:56
フジモリは本当に庶民のことを考えて政治をしました。「コンドルは飛んでゆく」的に言えば、かれは「みじめに地を這うカタツムリの味方」でした。しかし彼を敵視する白人たちは、陰謀をめぐらせて彼を潰してしまいました。アメリカも彼の敵に回りました。もう1つの敵は「毛沢東思想」を奉じる左翼ゲリラでした。日本のマスコミ人で、こうしたことを知る人は少なく、一方の言い分だけ聞いてフジモリを悪者扱いにした新聞もあります。今、ペルーには希望がないように見えます。
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黄金が目当てで来た男たち (湖の騎士)
2006-11-04 15:19:49
コロンブスよりも40年ほどおくれてインカ帝国にやってきたスペイン人たちの目当ては「黄金」でした。その後の白人たちの圧政はひどいものでした。20世紀半ばの偉大なアメリカのジャーナリスト、ジョン・ガンサーは、中南米諸国のことを「スペインの軍閥がそのまま居残った国々」と呼んでいますが、近代国家とはほど遠い体質がいまだに残っているのでしょうね。
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