クラシック好きです

交通事故でC3.C4の四肢麻痺になって
障害者施設から在宅生活に戻れた日々の出来事

ベートーヴェン ピアノソナタ 第23番 ヘ短調 熱情 op-57

2014-06-20 07:32:03 | クラシック音楽


ベートーヴェン ピアノソナタ 熱情

スビャトスラフ・リヒテル
BOXに入っていた演奏を聴いてると
久しぶりに巨人が迫って来る様な熱情を聴いたので
他のと聴き比べて見たくなりました

スビャトスラフ・リヒテルの演奏は巨人が動くかのごとく遅いのです
三連の連打が八部の連打か?思えるほどですが
そのまま迫りくる迫力が出てくるのがびっくり
遅いのですが十分テンポはあるらしい!



Beethoven: Piano Sonata No. 1-32, Piano Concertos No. 1-5 [Box Set, CD, Import]
フリードリッヒ・グルダ

これぞ正統な熱情!
なんの疑問も不満も出ない完全な熱情と言い切っても良いのでは!

ただしやはり若さの勢いが気になるかも
勢いに負けて聞き流してしまうところが多いのですが
それが熱情なのかも?



アルトゥール・ルービンシュタイン
【60 CD COLLECTION】より

これまた素晴らしい!
1音たりとも無駄にしていないとここまで迫ってくるものなのかと感動してしまう!
全曲を通して丁寧に弾き切ってるので何度聴いても飽きないであろうことは言える。



アルトゥール・シュナーベル

1930年代の録音だと言うことだが
熱情が持っている緊張感がヒシヒシ伝わってくる
100年近く前のベートーヴェンの解釈がこれなら
現代とほぼ同じ?
三楽章はフリードリッヒ・グルダに似ているかもって
アルトゥール・シュナーベルの方が先に生まれているのですから
フリードリッヒ・グルダが似てるというか
勢いが良い演奏であることは間違いない!

3楽章にマ ノントロッポがついていたかと思うのですが
本当ははやすぎずなんだろうが
このテンポで押したくなるそんな曲!



クラウディオ・アラウ

おお!
これはゆっくり始まるのはスビャトスラフ・リヒテルと似てると言うより
リヒテルよりゆっくり弾いてる様に感じるが
しっかり勢いがある!

どうも
わたしはこのじっくり歌う弾き方が好きなようです
ここまでテンポを抑えた方が言いたいことがしっかり言える

再度スビャトスラフ・リヒテルの演奏はライブですが随分綺麗
それにこの緊張感は良い演奏にであった時の幸せを感じることでしょう!

まだまだある
ベートーヴェンの熱情
久しぶりに聴いて良かったのは

スビャトスラフ・リヒテルとアルトゥール・ルービンシュタイン

Kakishima


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インバケアTDX-SIのセッティングがでたらアスファルト程度は平気に!

2014-06-19 07:41:08 | 脊髄損傷
インバケア TDX-SIのセッティングがでたらアスファルトもへっちゃら!

わたしは1年ほど前にインバケアを購入しましたが
当時褥瘡になってしまい
治療と手術のためにほとんど使用してませんでした

そんなインバケアに昨年の十月ごろから
体力回復のために座る様になっていましたが
それも家の中だけでほとんど外へはです



ここ最近
佐原病院へリハビリに出かける様になったが
出かける時は黄色いイマセンで出かけている今日この頃
ただし家のスロープはいまだに怖いのは事実

昨日2台の車椅子を並べて
違うところをイマセンに合わせる様に
インバケア TDX-SIを設定し直すと
何の事は無いアスファルトでも全速で運転出来る様になりました



ヘッドレストを後ろにずらし
コントローラーを前に出して
顔の自由を確保出来る様にした後に
ね過ぎていたコントローラーをいませんのと同じ角度に設定しただけで

スロープは前進で下りられるし
イマセンでは怖いスロープでも
インバケアは平気で走ってくれます

わたしの身体に羽が生えた気分です
間違いなく行動範囲は広がることでしょう

Kakishima
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脊髄損傷のリハビリは死ぬまで続くのだと思う!

2014-06-18 07:39:55 | 脊髄損傷
世間はサッカーで興奮してる様ですが脊髄損傷のわたしは毎日がリハビリです

施設にいた頃はほとんどツルツルの床を車椅子だったので
それほどむつかしくなかったのだろう

ここ最近は家の中でもスロープだらけ
家から出る時は
40センチを3メートルのスロープを
イマセンはバックで降りるし
インばケアは正面から降りられます



家を出て買い物はインバケアが良さそうですが
まだ運転に慣れていないのでまっすぐ走りません

ここ最近はチンコントローラーに顎が届きにくいのですが
てっきり減量が効いて背中の厚みがなくなったためかと思いきや
単に着るものが薄くなったためとも想像出来ます。




ハイエースはもっぱら後部座席で
振り回されて乗っていますが
これがリハビリにもってこい

随分体幹を鍛えることが出来る様です
ほんの少しの段差でも前後にぶるんブルんふり回されたりするのを
腹筋と背筋で我慢するのが楽しくなって来ました

もっと外出しようと計画中です!

Kakishima
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パールマン・レヴァイン モーツァルト ヴァイオリン協奏曲第3・4・5番

2014-06-17 07:23:18 | クラシック音楽
モーツァルト『ヴァイオリン協奏曲第3, 4, 5番』
パールマン, レヴァイン&ウィーン・フィル(1982年録音)

イツァーク・パールマン(Itzhak Perlman、1945年8月31日 - )は、イスラエルのテル・アヴィヴ生まれのヴァイオリニスト、指揮者、音楽指導者。20世紀における最も偉大なヴァイオリニストの一人と評価されている。下半身麻痺の車椅子【Wikipediaより】

ジェームズ・レヴァイン1943年生まれアメリカの指揮者クマのような風貌



3・4・5番と言えばヤッシャ・ハイフェッツも同じ番号で演奏していたはず
この曲集というかこの番号のモーツァルトは好きですね。
本当に良い曲が並んでいる!

第5番の3楽章は誰が聴いても
一度聞くと忘れられなくなるメロディーがあります
トルコ風とのこと

わたしもいつ聴いたか忘れましたが
ずっと心の中に残っているメロディーです

もしかしたら
鈴木メソード辺りでお世話になっている曲集もあるかもしれません。

Kakishima
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ピリス&アバド モーツァルト ピアノ協奏曲 第14・26番

2014-06-16 07:23:05 | クラシック音楽
モーツァルト『ピアノ協奏曲第14, 26番』
ピリス, アバド&ウィーン・フィル(1992&1990年録音)

マリア・ジョアン・ピレシュ1944年生まれポルトガル
かなり有名なピアニストですがわたしにとっては初めてのピアニストです

クラウディオ・アバドはポリーニと一緒にやってた頃と言っても若い頃が好きで
ウィーンフィルハーモニー管弦楽団の常任指揮者になる前後だったでしょうか?

今こうしてWikipediaで写真を見ると
その当時と比べるべくもないよぼよぼはポリーニの姿を見たら当然か?
そんな頃好きな指揮者でしたが。
この録音はバブルの始まる頃と言うことはもしかしてウィーンフィルハーモニー管弦楽団の
常任指揮者になるのが1990年ですからあぶらが乗ってる頃ですね。



マリア・ジョアン・ピレシュはほとんど問題無いのですが
テンポ内を自由に走ってるのが好きな人にとっては
生きの良い表現で演奏となるのでしょうが
落ち着いて聴きたい自分にとっては
うーん?ちょこまか動かないで頂戴!

お願いしたくなるかも

特にちょこっと走るところに
女性が男性の腕に胸を押し付けておねだりしているかのような
なんと言って良いのか押し付けがましいのか?
わたしは好きで無い表現方法かもしれません

ただしピアノの粒は揃っているし
音も随分綺麗であることは間違いありません
ボーッと聴いてる分には最高のモーツァルトであることは間違いないですね。


しばらく何気に聴いてる

あかん!
ボーッと聴いてる間にはまって来たかも!
マリア・ジョアン・ピレシュって良いかも!

走り具合が感性にあって来たというか
自然に感じられるようになって来たようです

マリア・ジョアン・ピレシュって走り具合が
うまいこと方向性に変わって
聴いてる人をしっかり同じ方向へ引っ張ってくれる演奏をしてくれるようです

ベームとポリーニの演奏のように
手のひらで遊ばせてくれるような演奏ではありませんが
ジェットコースターの様に強引でも無いので
生き生きとして感じるし
久しぶりに元気のいい演奏を楽しめた気分です。

本日二日目の視聴ですが
ピリスってとても良いですね
モーツァルトのソナタなんかも聴きたくなって来ました。

26番のピアノの出足から随分綺麗な音が聴けます
素敵なピアニストにしろ指揮者にしろ
自分の音と言うものをしっかり持ち合わせている様です。

Kakishima

コメント (2)
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