私は仏間にいました。
その時、
天井が横にずれました。
まるで蓋をずらすみたいに。
それから
ものすごく大きな音がして
屋根が丸ごと外れて
庭の方に落ちました。
でも
屋根が落ちても
空が見えなかったので
茅葺きの上にかぶさっていたトタンが丸ごと外れたのだな、と思いました。
庭を見ると
落ち葉に火がついていて
20センチくらいの炎が
まっすぐ上がっていました。
そこに
ミミがいて、
ミミは火を生まれてはじめてみたものだから
興味があったようで前足で
炎を取ろうとしたのです。
それでミミの右前足に
火が移ってしまいました。
私はすぐに庭に降りてミミの前足の火を消そうとしましたが、
素手では無理だと思ったので
着ていたTシャツを急いで脱いで
それで炎を消しました。
それからミミを抱いて
外の水道で前足に水をかけているところで目が覚めました。
ものすごく心臓がドキドキして
夢だったんだ、とわかっても
もっと水をかけなくては、と思っていて、
そのあとはアロエの葉を切り割いて
ミミの前足を包み、包帯を巻こうか、と考えていました。
以前の強い台風では
トタンが飛ばされないですみました。
この家の屋根は
たくさんのトタン板で
覆ってあるので
その分、風に強かったのかもしれません。
どうしてこんな夢を見たのか、
わかりませんが、、
屋根が外れたことよりも
ミミの火傷でドキドキした夢でした。