百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

暴風雪警報

2017-01-20 22:29:21 | Weblog
「暴風雪警報」とは、「大雪+暴風」の意味ではないようで、「大雪」が予想される時は「大雪警報」が発表されるという。
一方「暴風雪特別警報」は「数十年に一度」の話で、「暴風による重大な災害」に加えて「雪をともなうことによる重大な災害」のおそれが著しく大きなことについての警戒を呼びかけるときに使用するという。
言葉はなかなか難しい。

仏像

2017-01-19 23:37:29 | Weblog
仏像の成分を蛍光X線で分析すると、仏像を制作する際に使用された銅や錫の割合が明確になり、制作された時代や地域が判明するという。
今回、寺の建立時期(江戸時代初期)に制作されたものだと思われていた半跏思惟像が、実は7世紀ごろ朝鮮半島で制作され渡来してきたものだったことが判明し、国宝級扱いに昇格したという。
普通に日々拝まれていた仏像が、特別な部屋に安置され、今後は精巧なレプリカが展示されるという。仏像にとってどちらが幸せなのだろうか?

大寒

2017-01-18 22:32:33 | Weblog
明後日は所謂“大寒”。

高浜虚子は大寒を
「大寒の埃の如く人死ぬる」
と句にしている。

人の“死”とはそんなものかもしれない。
“大寒”だからこそ、真実が見える瞬間があるのかも。

あれから22 年

2017-01-17 21:42:29 | Weblog
あれから22年。
あの日、いつものような朝はやってこなかった。
あたりまえのことが、なんともありがたいことに気がついた。
さまざまな思いと共に、さまざまな人生が月日と共に経過する。
われわれに時をとめることや時を戻すことは決してできない。
温かな人の心にふれる度に元気になり、一方それでも変わらない世の中に落胆した。
われわれは未来を生きることができる。今を大切にし、決して悔いのない生き方を。
同じ明日は二度とない。

禁酒

2017-01-16 21:43:27 | Weblog
先日深夜に「燃えよドラゴン」を放映していた。夜中に起きているのは厳しいので録画して翌日観ることにする。映画は意外にもあの当時( 1973年)でも『富と貧困』がテーマになっており、富める(悪)者がますます悪事(阿片製造等)を働き富んでゆくのをブルース・リーが滅ぼすというストーリー。
最近、ロシアではお酒の代わりに入浴剤を飲んで49名が死亡したという。93%のメチルアルコールを含む入浴剤を飲むことは何とも危険なことだが、最低価格のウォッカよりも安く下流階層にとって以前からお酒の代用品として飲まれていたというから、なんとも辛い。
今日は「禁酒の日」だという。それは今から97年前の今日、1920年のアメリカで禁酒法が施行されたことによるものだそうだが、この法律によって健康を害するアルコールが出回ったり、アル・カポネのようなギャングが出現したりした。
人間は欲望を抑圧されるといろいろな方面から反発するが、いつの時代も富める者に搾取される貧しき者は何とも辛く淋しい。『富と貧困』は人類にとって永遠のテーマなのかもしれないが、貧しいから幸せではないという訳ではなく、富んでいるから幸せだという訳ではない。
裕福であるはずの先進国でも自殺者が多く、経済大国となっても格差が浮き彫りになりつつある昨今、われわれは将来にどういう社会に期待するか、明確なイメージを持っていないと、こんなはずじゃなかったと後で後悔しても始まらない。
50年経っても100年経っても変わらないのかもしれないが、どう人類がまだ存在しているのなら一人でも多くの人が幸せになるのが望ましい。

冬将軍

2017-01-15 21:28:22 | Weblog
昨日に引き続き日本海側では大雪に、今朝は太平洋側でも積雪に見舞われた。
北日本から東日本の上空約5000mには氷点下39℃以下の強い寒気が流れ込み数年振りの大寒波とも言われているが、昨年も115年振りに奄美大島で雪が観測されたり、「40年振りの大寒波襲来‼︎」と言われていた。
長い地球の歴史の中で、100年や200年はたいした時間の長さではない、ほんの点にすぎないことに改めて気付かされる。

愚者往生

2017-01-14 22:44:29 | Weblog
親鸞聖人は、法然上人より「愚者になりて往生す」という言葉を賜ったという。
法然上人は「今がこれでいいかを問うことによって、愚かな自分というものに気づく。その気づきが執着にまみれる自分を救ってくれる。」と伝えたかったようだ。
あのスティーブ・ジョブズ氏の有名なスタンフォード大学の卒業式で話した言葉に、“Stay hungry ,Stay foolish”というメッセージがある。普通この言葉は「現状に満足するな、自分の心に従って進め」と訳されるが、こちらも「今がこれでいいか問い続けなさい、愚かな身である自分に気づきなさい。」と訳せるのかもしれない。

満月

2017-01-13 23:38:11 | Weblog
朝陽が東の空に登る頃、西の空に大きな大きな満月がオレンジ色に輝いていた。
明日から大寒波がやってくるという。今日中にやっておくことをやっておかないと、・・・。
そんな朝にこんな満月に会うと、何とも充実した時間に出会えた気がする。
今日ある人が「自分の中の自分(神)に感謝すること」が豊かな幸せへの近道と言った人がいる。
なるほど、そういうことかと腑に落ちた。

有難し

2017-01-13 00:06:55 | Weblog
見えることにありがたさを感じ、
見えることでそのモノの本質を見極める。
聴こえることにありがたさを感じ、
聴こえることでそのモノのもつ本当に伝えたいことを聴き取る。
嗅げることことのありがたさを感じ、
嗅げることでそのモノのもつ真の中身の香りを知る。
手足が動き、口がきける。
何の不満もなく、日々に感謝し、常に前向きに歩める、そんなことにありがたさを感じ、日々精進する。
「当たり前」ではなく、「有難し」

夕暮れ時

2017-01-11 20:34:45 | Weblog
昔のヒット曲はドラマや映画をつくった。
今は映画やドラマがヒット曲をつくる。
映画プロデューサーで小説も書く川村元気さんは「小説には音がない」という。
「(だからこそ)映画の中で存分に音楽を聴いて欲しい」という。
『音が聴こえる小説』って本当にないのだろうか?