百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

放射線検査

2011-03-31 01:06:21 | Weblog
福島第1原発の放射性物質漏えい事故を受け、輸出入に関する検査を請け負う社団法人「日本海事検定協会」(東京都中央区)に日本企業から製品の放射線検査の依頼が殺到しているという。
海外では日本からの輸入物品に対し、放射線検査をする動きが出てきている。
対象となる輸出品は日本産農産物のみならず、加工食品のほか、ネジやナットなどの機械部品、鉄材、完成した船舶、おむつなどの生理用品、消しゴムやタオルなどの多岐にわたり、製品自体の放射線量と大気中の放射線量を測定し、数値を記した報告書を発行しているという。
また隣国ということで、韓国産農産物に対しても検査を要請する事例もあるという。
全国の事業所にある約50台の放射線計測機器はフル回転状態で、追加購入しようにもメーカーに在庫がなく、同種の検査を行う財団法人「新日本検定協会」(東京都港区)にも依頼が相次いでいるという。

元肥

2011-03-29 23:57:09 | Weblog
時期的には少し遅いが、田んぼに元肥を撒く。
肥料には元肥と追肥があげられるが、基本は土づくりが出来ていれば、あとは微生物の餌として考えれば結構わかりやすい。
従来からいわれる窒素分としての肥料を考えると無機態で如何に土の中に入れ込むかということになるが、有機態で土の中にある炭素分との比率等を考えながら施肥する窒素分は遅効性であることが前提なので、出来れば元肥は秋の稲刈り後のあとすぐに施肥したい。追肥は葉色をみながらの投入ということになるが、なかなかそのあたりは難しい。その時々の温度や気象状況の変化を機敏に仮説をもって施肥する必要があり、どちらかというと追肥というより葉面散布で対応した方が速効性があり、微調整も可能になる。

バイオレメディエーション

2011-03-27 22:18:04 | Weblog
土壌・下水道汚染の対策技術として有名だが、微生物の働きで浄化する方法と微生物(バイオ製剤)を汚染箇所に適用する方法に大別される。
微生物の大量の投与は逆に環境を壊す恐れもあり留意する必要がある。また全ての汚染物質が容易に処理できるわけではない。 例えば、カドミウムや鉛のような重金属は微生物によって容易には吸収されたり捕捉されたりしない。
多くの植物はそれらの毒物を地上部に生物濃縮することができ、それらは収穫によって除去できる。このような植物が持つ自然の能力を活かした環境汚染の浄化技術はファイトレメディエーションと呼ばれ、現在も研究が進められており、収穫された植物体内の重金属は、燃焼で灰の形にすることにより、さらに濃縮が可能になる。


風向きのマーケティング

2011-03-27 00:00:01 | Weblog
先日、昔、呉服商をされていた町屋を改装し営業されている居酒屋を数名で訪れた。
何か落ち着き、何故か安らぐ。
そこでの会話で、21世紀に入って『川上から川下まで』の“マーケティング”から『風向き』の“移ろうマーケティング”に変わってきている、という貴重な話を伺った。
それは、上から下に論理通りに進む時代から、何とも予測不可能な時代へ変わってきたという意味だと思うが、風は流れ、風が薫、そんな風を体感しながら生きてみたい。
そんなことをふと思った。

アカウキクサ

2011-03-25 21:17:43 | Weblog
アカウキクサは以前は水田、水路、池沼に群生し、その繁殖力は非常に旺盛だったという。
しかし、近代の圃場整備や農薬が原因で、今やレッドデータブックに掲載されるに至っている。
人類の進む速度を如何に遅らせるか、共生的思想を如何に学ぶか、大切な節目をむかえている。

檸檬

2011-03-24 23:59:51 | Weblog
今日は、梶井基次郎の命日。
行く1月、逃げる2月、去る3月・・・早いもので、今年度もあと残すところ一週間となる。
季節は移り、街も変わる。
20世紀から21世紀に移り、檸檬に描かれた京都の街もしっかり様変わりした。
競争ではなく共生社会の実現を!グローバルリズムからリージョナリズムへの転換を!今一度、大切なものを見つめ直したい!!

カレーのスパイス

2011-03-23 23:56:46 | Weblog
いつかカレーのスパイスを作ってみたい!!
カレーのスパイスは・チリペッパー・ジンジャーパウダー・ブラックペッパー・カルダモン・ナツメグ ・シナモン・クローブ ・ローリエ・ガーリックパウダー・ウコン・クミン・コリアンダー等々の集合体のようだが、チリペッパーは唐辛子、ジンジャーは生姜、ブラックペッパーは黒胡椒、カルダモンは小豆蒄(ショウズク)、クローブは丁子(チョウジ)、クミンは馬芹(ウマゼリ)のこと・・・やはり暑いところの育ちが多く、国内で栽培するには少し難易度があるのだろう。
ブラックペッパーやカルダモン、クローブは特に栽培方法を吟味した方が良いのかもしれない。やはりそれぞれ生まれた土地のDNAを大切にしながら育ちたいと思っているのだろうだから。
※写真はラズベリー


野菜スイーツ

2011-03-22 23:59:16 | Weblog
“世界初の野菜スイーツ専門店『パティスリー ポタジェ』”のスイーツを頂いた。
話題の野菜スイーツもさることながら、農業支援も積極的に展開されていることは大変参考になる。
『パティスリー ポタジェ』
http://www.potager.co.jp

春分の日

2011-03-21 21:48:36 | Weblog
毎年恒例の空手の大会へ。空手の由来は・・・琉球王国時代の沖縄がその発祥といわれている。
合気道や柔道との違いは、やはりその戦闘性にあるのではないか。・・・
空手は、蹴り+拳、極真会の場合は+投げ、を用いて相手を戦闘不能にする打撃型の格闘技といえる。
試合を観戦していると、合気道や柔道にも通じる“間”や“速度”や“空気感”が何とも心地よい。