百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

農を変えたい!近江の会。

2009-01-30 22:37:04 | 農業
“環・感・歓”第二回学習会のご案内
日 時 :2009年2月21日(土) 午後1時10分~午後4時00分
場 所 :近江八幡市 男女共同参画センター G-ネット
内 容 :基調講演 「有機農業推進法施行2年ー有機農業の到達点と今後の課題ー」 
中島紀一氏(茨城大学農学部長)
 事例紹介「どっぽ村(湖北町)」  意見交換会「有機農業の抱える課題」 
参加費用 :  500円    主 催 : 滋賀県、 農を変えたい! 近江の会
※栽培者だけではなく、消費者や流通、環境、地域ネットワーク等ご興味のあるの方なら、どなたでも参加していただけます。
※お手数ですが、事前に「農を変えたい! 近江の会 生産者懇話会」事務局090-1487-5481モリタまで申し込み頂けると幸いです。。

Schumacher College

2009-01-29 23:18:16 | 循環
サティシュ・クマールは、このシューマッハカレッジの生みの親であり、また、平和活動家として世界的に知られている。
かつて彼は、ソビエトとアメリカの冷戦を終わらせることを願って、インドからモスクワのクレムリンを経、アメリカのワシントンのホワイトハウスまで歩くという、実に8000マイル(1万㎞以上!)のピースウォークを行ったことで世間に知られるようになった。
そのピースウォークで留意したポイントは次の3点だったという。
ひとつ目は、お金は一銭も持たない(お金を持っていたとしたら、疲れたらホテルに泊まり、お腹が好いたらレストランに入ってしまう。すると、人と話しをする機会もなくなってしまい、折角の旅の意味も薄れてしまう)。
二つ目に、ベジタリアンを貫く(ベジタイリアンであることを話すと、きっとみんなは何故ベジタリアンなのかを聞くことになる。それが、自分たちの非暴力と平和の理念を説明するきっかけになる)。
三つ目は、旅のルートは遠回りになっても必ず人が住む地域を通る(何も持たずに旅する者にとって、道中に住んでいる人達こそが、彼らを生き長らえさせ、旅を続けさせてくれるまさに守護神となる)。
ピースウォークのあとにイギリスに移住したサティシュは、雑誌の編集、平和運動、エコロジー、有機農業、教育など様々な活動を行ない、1988年から、それらに加えてシューマッハカレッジの設立と運営に尽力されたのである。
貨幣価値に重きをおかず、思想を持ち、物質文明に別れを告げ、知恵を育む、そんな中で未来の社会像は描けないか、今一度考えてみたい。



燃料電池

2009-01-28 22:59:15 | 環境
燃料電池は、普通の電池のように電気がなくなれば終わりではなく、携帯電話の電池のように充電しなければくり返し使えないというモノでもなく、外から燃料を与えるといつまでも電気を作り続けるという電池なのです。つまり、外から燃料である水素と酸素を供給すると電気を作りつづける発電装置ということ。水を電気分解すると水素と酸素が発生することは、理科の実験でも記憶にありますが、燃料電池はその逆で、水素と酸素を反応させて電気を作りだし、また、その時の反応で発生する熱も利用できるという代物のようです。
電気も熱も利用できる!!まだまだ発売されたばかりで、価格的には高い(補助金もあるようですが)ですが、もしかするといろいろなことに活用できそうです。
※詳しくは家庭用燃料電池コージェネレーションシステム「エネファーム」を参照に!!
そんな話をしていたら、あのIntelが昨年夏サンフランシスコで開催された「2008 Intel Developer Forum」にて、MITの物理学者の理論を元にして、ワイヤレス共振エネルギー・リンク(Wireless Resonant Energy Link:WREL)の研究を発表したという。なんと電源プラグも電線も使わずに60ワットの電球を点灯させることに成功したとのこと。これはノートPCを駆動させるのに十分な電力だそうです。
なんとも未来は明るい!!
なんだか、わからないこと、不思議なことがいっぱいいっぱいあるものです!>!

ニューディール政策

2009-01-27 22:39:47 | 循環
ニューディール政策とは…1933年、アメリカ合衆国大統領ルーズベルトが世界恐慌を克服するために行った一連の経済政策のことを指し、自由主義的な経済政策から社会民主主義的な経済政策への転換でその意義は深い。
2009年、アメリカ合衆国の第44代目の大統領オバマは、グリーン・ニューディール政策を説く。その政策は、市場原理主義や無制限拡大し続ける資本主義社会からの脱出、そして持続可能な公正な経済社会づくりを目指すもので、金融・気候・エネルギーという「3つの危機」(Triple crunch)に対して、新エネルギーを核として組み立てられるという。
20日の就任演説でオバマ大統領は『新しい責任の時代』の到来を告げた。“新しい責任”とは何を指し、我々はどこへ向かうのか、近代経済モデルの前提は間違っていたのか、地方はどう生きていけばいいのか、税収が減少しても活き活きとした地方は創出できるのか、先ずは、みんなで考えることからはじめよう。私達が求める豊かさとは何で、幸せは何処にあるのかを。

不便が心地よい

2009-01-26 20:49:53 | 循環
明かりがあるのがあたり前
車があるのがあたり前
店頭には季節感のない野菜達が並び
どこの街も似たお店が立ち並ぶ
何時でも、同じ
どこでも、同じ
そんなことが心地よい??
明かりのない中
車のない中
季節感がしっかり感じられて
今しか出来ない、
今日しか出来ない、
ここでしかできない
そんことが楽しく感じられ
そんな不便が心地よい…
そんなライフタイルは如何。。

自然共生の社会

2009-01-25 20:53:24 | 循環
いまや世界中が「持続可能社会」なるものを模索しています。持続可能社会の大前提は二酸化炭素排出量の大幅な削減ですが、滋賀ではその目標を2030年までに50%としています。滋賀県琵琶湖環境科学研究センターでは、このたび(独)科学技術振興機構の支援をいただき、そのような目標に到達する社会の姿として、自然との共生の心がけを基本理念とし、環境負荷を大幅に削減しながらも新たな「豊かさ」を享受できる滋賀の将来像を探る研究を始めています。自然と共生する滋賀の将来の姿について議論するため、下記のとおり、フォーラムが開催されます。ぜひ、ふるってご参加ください。

「滋賀をモデルとする自然共生社会の将来像とその実現手法」
   平成21年1月26日(月曜日) 13:00~17:10
   コラボしが21 3階大会議室 (大津市打出浜2-1)



昼特キップ

2009-01-24 22:40:39 | 季節
今日は昼間特割キップ(京都→大阪)を使って夕方から神戸に向かった。
昼間特割なのに、土日、祝日、おまけに年末年始は終日使うことが可能だという。
不思議な割引切符だけど、これを使うと往復でなんと1000円も得をしてしまう、なんだかこんなことで喜びを感じてしまうサモシイ?!自分がそこにいる!!
でも久しぶりの三ノ宮も楽しかったので幸せ感倍増!!
お逢い出来たみなさんに感謝です!

紳助の幸せ論

2009-01-23 23:38:29 | 季節
昨日のモクスペ「紳助 vs 100人の子供達〜親の知らない仰天世界ドキドキ初体験SP〜」の中で、紳助が子供達に向かって「将来、自分は絶対に幸せになれると思う人、スイッチを押して!」と声を掛けた。
会場の子供達は69人が幸せになるという答え、残りの31人は「自分は将来幸せになれるはずがない」と答えた。
「幸せになれるはずがない」と答えた子供達は「将来はどうなるかわからない(未来は予測不可能…という現実派)」「幸せを期待し過ぎて、幸せになれないとがっかりする(過大な期待はしない…という慎重派)」等々、大変大人びた理由を話す。
その子供達に対して、紳助は「それは違う。夢は持った方がいいねん。人生は幸せになりたいって思い込んだ人の方が本当に幸せになるねん。思い込むことがまずは大事やねん。」と熱く語る。
彼の持論なのだろう、実は僕も同感だ。『想いは現実となる』(「思考は現実化する」という本があるように)というのも想わないとそもそも何も叶わないし、想うことで初めて始まると思う。つまり最初からマイナス思考だとスタートすら切れないのではないかと思うからだ。
今日、H2Aロケット15号機の打ち上げが見事成功、その中には東大阪の町工場の親父さん達がつくった衛星や学生さん達がつくった衛星が搭載されていた。
「苦しい時こそ夢を持たなアカン!」と8年前に立上ったのが東大阪宇宙開発協同組合(Astro Technology SOHLA)であり、「今までの苦労が吹っ飛びました!!」と満面の笑みで応える高校生の若者達の姿に、幸せを見つけるのは自分自身であり、如何にその幸せを掴み取ろうと努力するかが大切なことだと教えてくれている。
また、ゴルフ大会の世界の最高峰『マスターズ・トーナメント』に世界で二番目の若さでチャレンジすることが可能になった石川遼選手!!まさに、想いは現実化する。“夢”を持とう!!そして必ず叶えてみせよう、強い意思で邁進すれば、きっと何か得るものがあるはず!!


「かゐこやしなひ草」

2009-01-21 23:59:45 | 農業
滋賀県甲賀市で40年以上養蚕を続ける夫婦の姿を通して、蚕が生まれて繭を作るまでの数ヶ月を描いたドキュメンタリー映画「かゐこやしなひ草」(かいこ養い草)の上映会を現在、企画しています。
戦後に甲賀市甲賀町油日に入植、大地を開拓する中で1967年から養蚕を営む山崎敬(けい)さん(76)と妻栖野(すみの)さん(77)の圃場などで一昨年6月から1カ月半、1万匹弱の蚕を撮影、体長約1ミリで生まれた蚕は脱皮を4回繰り返し、7センチほどに成長する。8日間、桑の葉を食べた後、3日かけて糸を吐いて繭を作り、ガになって生涯を終えるまでを、静かな語り口と音楽で映し出していることが特徴的だという。
戦後の農薬の空中散布で多くの養蚕農家はその仕事を奪われた。今の養蚕は何のた
めに行われているのか、今後どういう形で継承されるのか、一度ゆっくりと山さん夫婦のお話をお伺いしたいものだ。