冬季スクーリングを2科目申し込んだ。当初計画では3科目の予定だったが、予習資料がどっさり来ることがわかってきたので、発展研究ゼミを来年に延ばした。
申し込んだのは、「古文書購読2」と「日本古代・中世史料購読」で、後の方は『続日本紀』をみっちりやることになっている。
テキスト履修を10科目、スクーリングを15科目通過し、卒論が終われば卒業資格が得られるのに対し、入学後7カ月の段階で、テキスト3科目、スクーリング6科目終了している。3カ年計画で卒業しようとバタバタ進めてきたが、スクーリングの内容密度も高いので、これからは少しじっくり構えようと思う。やれるようにしかできない。スピードにこだわると、残るものも少ない。
発展研究ゼミは、時代ごとに区分される面もあるようで、4つのスクーリングが必修。卒論指導される。古代では『日本霊異記』の説話を読み進めるものになっている。
11月の終わりから、3週連続で京都行きになる。1回は晩秋の観光旅行。風邪ひかないようにしないと。
昨年12月1日撮影
こんな風に紅葉していればいいけど、今年はどうだろう。
「基礎ゼミナール 」85点、「日本近世史特講2」90点、「日本近・現代史料購読 」88点。なんだかいい評価過ぎのような思いがする(上から目線の感想?)。
基礎ゼミは、イギリスの「市民革命」が世紀の誤訳であるという説明を興味深く聞いた。市民が政治に参加した状況がイギリスを大英帝国に導いたという史観の否定である。イギリスの支配層に革命前後大きな変動はなかったという指摘によるもので、だとすれば「市民革命」という訳語は民主主義思想のプロパガンダということになる(民主主義を否定しているわけではない)。
日本近世史は、秀吉時代の史料をグループごとに調べて発表する形で行われた。スク後の個人レポートでは聚楽第への天皇行幸について、秀吉の意図と結果評価を自分なりに書いた。
近・現代史料購読は、明治初期の役場日誌が現代文からみれば中途半端に送り仮名が付いているのを、どう処理して読み下し文にするのか悩みつつレポートを提出した。
佛大の専門科目スクーリングは、出席者10数名でおこなわれる。先生やスク生との距離が近い。受講後の響も大きい。
「応仁の乱・・」のフレーズに笑ってしまったので買った。駄菓子が流行っているからか。