今年になって、奈良大通教生のいく人かの方がこのブログを読んでおられることが分かってきた。スクーリングでこのブログの話を私にされることもあり、大体は私が駄文を書いてますと白状するのだが、話の向きにより、しないこともあったりする。お許しあれ。
気になっているのが、西洋史概論に関する記事へのアクセス数の多さである。合格はしていたもののコケまくった科目であり、少々、後から考えたことを補足しておきたい。とはいえ、能力に応じた反省にしかならない。
この科目のレポートは、テキストの丸写しは認めないなどの制約があるが、もちろん他の参考書からの引用はokなのであり、論ずるのであるから、問題定立、学説引用、考察、結論の構成で作ればいい。私の場合、問題提起をしたものの、ろくな考察や議論をせずに、まるめたような結論を書いてしまっていたが、構成を守っていたので、いやいや合格を出していただいたと言ってよいのである。
試験もいい点をもらえなかったが、高校卒業以来、世界史にご無沙汰していたためで、後で東洋史概論でしたようにまずはリハビリで、高校参考書の「チャート式新世界史」なんぞをざっと読んでおけば、テキストとは事実関係などの解釈は違うものの、何を書けば解答になるかをはずすことはなかったと思う。
以上、あくまで私の場合である。
東向商店街突き当りのカレー屋さん
材料がなくなり次第閉店と書いてあるが、夕方になると確かに閉まっている。
ここのゴロゴロカレーのお肉は分厚い方形で、柔らかくジューシー
おぉ、お肉の写真を撮っていなかった!
緑色ボトルに入った冷たい水に感動していたのだった。店内の雰囲気は人も含めて感じよい。もちろんカレーも美味しい。
西洋史概論の科目修得試験、かろうじて合格。これまでの中で最低点でした。この科目、レポート時点からかなり苦戦していたけれども、試験においても、答案のまとまりがいまひとつだったように思うので、仕方ない。しかし、論点を外していたのならば大問題。納得のいく答案を作らなければ。試験対策中に、京都に遊びに行ったりしたからなぁ。結局のところ、講評が付いているわけではないので・・なぁにがわるいのか今もわからない~ だれのせいなのか今もわからない ♬ 私のせいなのははっきりしているなぁ。
新春宝くじ。年末ジャンボではなく、地味な西日本宝くじ。1万円当たり。バラ30枚6,000円の出資で、賞金総額10.600円。純収益、濡れ手に粟の4,600円。快挙である。
それはそれとして、2月のスクーリング。仏教考古学と文化財学購読 Ⅱ を申し込んでいるが、お家の事情で参加できるかどうか、極めて微妙になってきている。スクーリングの常連さんに置いていかれそう。残念なことにならなければいいのだけれど。
春を待つ、梅としだれ桜(後方)。
奈良の神鹿さんに会いたい
(京都・高山寺の神鹿)
西洋史概論の設題10問のうち、1・2・5番が「論ぜよ」で、残りが「述べよ」、「説明せよ」、「比較せよ」になっている。1番は「西洋古代史の伝統について」、5番は「ヘレニズムについて」論ぜよというもので、これらは、西洋古代史研究におけるヨーロッパ・アイデンティティからくる特殊性の無批判な受け入れにかかわるものと思われ(私が思っているだけです)、西洋史研究の肝要なところと紹介されている。2番は「アテナイの民主政について・・・」論ぜよというもので、民主政の成立と完成時期からアテナイの民主政を論じよというもの。論ぜよと言われれば、アテナイの民主政の特徴から引き出せないこともないけれども、それが合格答案になるかは不明。
4・8番はアテナイやローマの「社会生活」について述べよというもので、近年、政治関連でなくこうした分野の研究が増えてきたことに対応するものらしい。3番の「紀元前4世紀のギリシアとアテナイ民主政について述べよ」は、この時期のアテナイの民主政が「衆愚政治」とレッテルを貼られていたことへの反論。6・7・9・10番はローマ史の各時代の説明を求めるもの。
とりあえず第1稿は作ったものの、自信のない箇所もぽろぽろあり、しばらく時間をおいて見直しは必要。それから暗記にかからなければいけないけれど間に合うかどうか。とか言いながら明日から晩秋の京都へ旅行に行ってしまうのであります。
高山寺の明恵(みょうえ)上人さん、この態度どう思います?
「京都、行った方がいいっちゃ」(明恵)
あるいは再提出かと危惧していた西洋史概論のレポートが返却されてきました。B5つ、C3つながら合格。ほっ・・・
再提出かと思っていたのは、レポートの「はじめに」で様々な問いを立てておきながら、「まとめ」で大した理由づけもせず、自分が出した問いに丁寧に回答したとは言い難い(丸めたようね)結論を書いて出してしまった感があって、提出後に、ああも書けばよかった、こうも言えるなどと考えていたからなのでありました。「まとめ」の前の「考察」をがっちり書いておくのが当たり前だのクラッカーですよね(おもいっきり古い。誰も知らないと思う)。
そのことは講評にも、「根拠が示されていない」、「具体的に議論されていない」などなど、おっしゃる通りです。出来不出来はともかく、もっと丁寧に取り組む必要があったし、さらにもっと楽しみながら作ればよかったとも思います。政治史は好きな分野だったんですけどね。
さて、すっかり深く反省をしたので、前向きに進みます(変わり身が早い)。レポートをすばらしく早く返していただいたのですが、既に11月の福岡での科目修得試験は観光論で申し込んでおり、これも結構、記憶力が試されそうなのでがっつりいこうと思います。
京都二寧坂「文の助茶屋」、甘物は脳に栄養を充満させるような気がします。
今、西洋史概論のレポートを作成しています。7つのテーマから一つを選び自由に論ぜよなのですが、「テキストの丸写しは認めない」などなど、さまざま書かれてあり、要は、どのようにテキストが読めたかということなのだと解釈していますが。やっと半分くらい書いてほっと一息、休憩中。
みなさんがほっと一息ついていたのが、下の源光庵、有名な「迷いの窓」と「悟りの窓」。紅葉の季節が一番美しいのでしょうが、シーズンオフには人も少なく、訪れた人たちは、窓の対面にある長椅子に座り、板壁にもたれたりして、しばし陶然と窓を見つめておられました。もちろん私も。交通が不便なため、金閣寺あたりからタクシーを使いましたが、その価値ありとしみじみ思ったのでありました。