奈良・佛教大学通信 奈良!奈良!いつもは京都

奈良大通信卒業後佛教大通信へ。日本史を学ぶOLD大学生の記録です。

古神社そぞろ歩き

2019-01-31 00:41:38 | 日記

防府天満宮西側の鳥居



文化二年と刻まれている。1805年、江戸幕府がロシアとの通商を拒否した年であり、214年経とうとしている。鳥居の上に石が乗っている。鳥居に石を投げて乗せようとするのは長州だけの習慣だろうか。願掛けであって、危ないとも思うが咎める風もない。そういえば元乃隅稲成神社の鳥居の上部に付いているお賽銭箱も同じ発想なのだろう。投げて入れようと遊んでみたりする。
214年ものあいだに数えきれない人がこの鳥居をくぐった。楽しい気持ちでくぐった人もいれば、そうでもない人もいだだろう千差万別、悲喜こもごも限りなく、だからここに来たいのであろうか。日々の喜怒哀楽などあたりまえのもので、繰り返され、闘ったり流したりされてきた品物なのだと思う。大した悩みもないのだが。
昨年、復元なった奈良興福寺中金堂に行っては見たが、少しも親しみを思わなかった。百年後に詣でていればそうではなかったかもしれない。



正面の鳥居





毎月25日は古物市。
レプリカだか何だか、暖かな日和の雰囲気にほださればかされたまま、天保小判を千円で買ってしまった。

 

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古文書解読のお勉強経過と菅原道真公

2019-01-23 21:47:05 | 古文書

奈良大のテキスト科目にある古文書学は、試験問題を見てパスすることにしたが、古文書のお勉強は進めている。国営放送学園の基礎コース10課題の提出を終えた。今のところ独学に近いやり方で、色々な本にあたっているが、中でも自分に合ったものとして、
『おさらい 古文書の基礎 文例と語彙』(柏書房)
が、タイトルどおり文例が豊富で役に立っていると思う。問題はこちらの記憶力であるが、あきらめずに続けることしかなさそう。

地元の防府天満宮。道真が亡くなった翌年の延喜4年(904年)創建。






境内に建つ春風楼




天保2年の不慮の支障とは、藩府の専売制強化に反対して起こった長州天保大一揆だろうと思う。

床下に残る五重の塔の木組






いつか同様に古代官僚であった吉備真備や和気清麻呂を祀る社などにも詣でてみたい。さまざまな人生に深い敬意をもって拝みたい。

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風邪養生中の回想

2019-01-10 21:53:19 | 日記
何十年ぶりかのひどい風邪をひいている。インフルエンザは陰性判定。4日目になっても熱が上がったり下がったり、また上がったり。

年末年始に寒いところに行ったのは直接関係ないだろうが。

雲仙普賢岳
山頂は雲に覆われていた
展望台からさらに登ると、仁田峠
ミヤマキリシマ(ツツジ)が強風で凍結していた

ここからロープウェイが出ており動いていたが、動き出した途端、雲の中に消える。

島原の乱で激戦のあった原城址にも行った。広大なのに驚く。今は全体として公園風になっている。写真は撮らなかった。
乱の責任を問われ、改易となり斬首された領主松倉勝家の島原城

各階に展示された史料。古文書のお勉強にも。




コメント (2)
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島原 イルカウォッチング!

2019-01-02 22:15:48 | 旅行
長崎県島原半島と熊本県天草との間、早崎海峡には300頭あまりのイルカが住んでいるらしい(指紋のように異なる背ビレの形をもって数え上げたとのこと)。今回の長崎の旅、メインイベントはイルカウォッチング。




おっ、お顔をキャッチ!


子どものイルカも!!


機嫌次第で出て来ないこともあるらしい


今日は大サービスか?



幸せになったような気がする
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