美術史概論のテキスト『日本仏像史』は、仏像の勉強には本当に良い本なのだと思います。ただし、この本はコンパクトな割に字が小さく、内容も詳細にわたるため、まず仏像史をざっと承知しておきたいと思い、サブテキストでも紹介されていた『日本仏像史講義』(平凡社新書)を先に読み、また仏像の種類・役割を確認したかったので、『仏像の見方ハンドブック』(池田書店)を買い込んで、活用しました。
レポートの講評は、別紙にして書いていただいており、合格はしていましたが、「内容が少し足りない」として、「〇〇時代後期の〇〇なども説明できるようテキストで確認しておいて下さい。」と具体的に示され、また、「各時代のキーワードを『サブテキスト』に挙げていますから、参考にしてください。」と指導もあり、仏像の特徴を示す形容詞もサブテキストのものに絞って答案の作成作業をしました。おかげさまで、試験の答案もなんとか完成し、無事合格に至りました。
(東大寺にて)