今年になって、奈良大通教生のいく人かの方がこのブログを読んでおられることが分かってきた。スクーリングでこのブログの話を私にされることもあり、大体は私が駄文を書いてますと白状するのだが、話の向きにより、しないこともあったりする。お許しあれ。
気になっているのが、西洋史概論に関する記事へのアクセス数の多さである。合格はしていたもののコケまくった科目であり、少々、後から考えたことを補足しておきたい。とはいえ、能力に応じた反省にしかならない。
この科目のレポートは、テキストの丸写しは認めないなどの制約があるが、もちろん他の参考書からの引用はokなのであり、論ずるのであるから、問題定立、学説引用、考察、結論の構成で作ればいい。私の場合、問題提起をしたものの、ろくな考察や議論をせずに、まるめたような結論を書いてしまっていたが、構成を守っていたので、いやいや合格を出していただいたと言ってよいのである。
試験もいい点をもらえなかったが、高校卒業以来、世界史にご無沙汰していたためで、後で東洋史概論でしたようにまずはリハビリで、高校参考書の「チャート式新世界史」なんぞをざっと読んでおけば、テキストとは事実関係などの解釈は違うものの、何を書けば解答になるかをはずすことはなかったと思う。
以上、あくまで私の場合である。
東向商店街突き当りのカレー屋さん
材料がなくなり次第閉店と書いてあるが、夕方になると確かに閉まっている。
ここのゴロゴロカレーのお肉は分厚い方形で、柔らかくジューシー
おぉ、お肉の写真を撮っていなかった!
緑色ボトルに入った冷たい水に感動していたのだった。店内の雰囲気は人も含めて感じよい。もちろんカレーも美味しい。
70点でした。で、あろうなあと思います。A4を4枚の研究「計画書」をあらかじめ提出することになっていたので、計画書であるからだんどりを記載して、考察の中味にあまり触れないよう作って出していました。他の参加者のレジメを見ると、人にもよりますが、研究の進捗状況を綿々と記してあるものもありました。中味を出しきってコメントをもらえば、もっと、良否可否実のあるものになったのではと思われます。
参加は49名、すでに卒論計画書を出している方、卒論を出すのはまだまだ先という方などさまざまで、一人ひとり20分の時間をもらい、発表、質疑、そして先生からコメントをいただきます。
また、先生は保存科学がご専門ですので、遺物の保存方法の進み方、赤外線画像システムなどの説明があり、現物機器を見ることもできました。
あろうことか保存処理された木簡に触ることを許され、縦にひびの入った古代の木簡を慎重に、最善の丁寧さで、敬意を払って手にとりました。
卒論、慎重に書き進めねば。能力分しか出せないが。
大好きな猿沢の池のベンチで一休み
8月8日、台風の大雨ですっかり大地が冷された奈良盆地。朝から曇りだったこともあり過ごしやすい日となって、當麻寺を訪れました。
古刹の趣きが静かに伝わってきます。
また、よく掃き清められていました。
中将姫の物語で伝わる當麻曼荼羅を見た後、私がその日の拝観者第一号だったらしく、講堂、金堂、奥院宝物殿の鍵を開けてもらいつつ、弥勒如来坐像、あご髭のある四天王像、阿弥陀如来像、二十五菩薩来迎像などをゆっくり観てまわりました。
奥院の浄土庭園が美しく、あまりに落ち着けるので長椅子に座ってしばらく過ごしました。
拝観が終わり、お寺を出て昼食
ここの十割そば絶品です 美味しかった〜
当麻寺駅から見た二上山
歴史地理学のスクーリング終了。奈良盆地の過去の地表、景観、水利権などの学習です。2日目はバスで、盆地に残る特徴的な土地利用を見学しながら、葛城市歴史博物館、そして図面に残る、江戸時代に水に関するいさかいのあった地区の現地踏査。最終日の試験と続きました。暑い時期なのに68名の参加。これを年3回実施は大変なこと。
追記 kさん、メッセージありがとうございました。
明日も奈良に留まって、図書館に資料コピーに行くので、予定どおりローソンで傘を購入。風はそれほどでもないと思っていますが、???
スクーリング前日に行った源信特別展。やはり極楽が良さそうなどと色々書きたいけれど、スクーリング疲れのため、今日はこれまで。
明日スクーリングに出発します。
スクーリングが2週続き中3日空くけれども、帰らず、ずっと奈良に居座ることにしました。中3日でまだ行っていない當麻寺などを観ることにはしていますが、あまり予定を組み込まず、奈良に馴染むだけの滞在にしたいと思っています。この間、卒論は保留(いい度胸である)。奈良での長宿泊は前々から考えていたことなので。
同じようなことをする人はいるもので、前回のスクーリングで話した人が、やはり週は違うけれども10日くらい奈良に滞在して奈良漬けになるとのこと。
しかし、上には上があり、昨年夏には3ヶ月間奈良に滞在した奈良大通教生がいらっしゃいました。これはもうプチ移民である。
ですます調がだんだんである調になってきている。