奈良・佛教大学通信 奈良!奈良!いつもは京都

奈良大通信卒業後佛教大通信へ。日本史を学ぶOLD大学生の記録です。

東洋史特殊講義の試験結果到着

2017-07-27 12:49:53 | 奈良大 東洋史特殊講義

東洋史特殊講義、80点でした。問題は知識人のあり方の宋元比較を述べよというもので、中国の支配と地域社会の実際の支配とに分けて宋朝、元朝での士大夫の地位、扱いを比較して、最後に学術、文化面での比較も加えて答案を作成しました。今回、試験結果には少しほっとしています。というのも、

試験会場では、後で文章を修正したり、加えたりできるよう、2行書いては1行空けの繰り返しで答案を書いていますが、今回は特に修正、加筆が多く、最後には、書き終わってからキーセンテンスがばっくり抜けていることに気づき、下欄にそのセンテンスを書いて、それを丸で囲って、長い矢印で引っ張っていく作業をしました。結果、あまりな見てくれの答案になったので、欄外に「読みづらくて、すみません」などとお詫びを入れたりしたのでした。

答案は上品に・・・ありたい・・ですが、なかなか

先日行った東大寺法華堂の話題も書こうと思っていましたが、長くなるので、またの機会にします。

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東洋史特殊講義試験 広島会場

2017-07-01 13:56:23 | 奈良大 東洋史特殊講義

最前列である。監督官と向き合うように試験開始。問題は6番「知識人のあり方について、宋元を比較して述べよ」。2日前、解答案の構成を大幅に変えた問題であった。書き進めているうちに、途中から別の問題の解答案の似通った記載事項を書いているのに気づき、2行ほど消して書き直し。結局、終了2分前に書き終えたものの、いまさら途中退席も大人気ないと思い、着席のまま試験時間終了。監督官が「試験終了で〜す」と言いながら私の答案をチェックしつつ、他に行く様子がない。はっと気がついて振り返ると誰もいない。さすがである。
試験会場を出ると、ソファのあるコーナーに次の時限に受ける受験生が固まっており、中には2限続けて受ける人も。私は、1日1限と決めているので、とっととエレベーターに乗って退散。11時半広島駅帰還。

水の街広島 川沿いに帰る



今日はカープの試合で、駅中、赤揃えの人たちで一杯。残念ながら写真は撮り逃しました。撮ろうとすると手を振る大人がいるのだもの。盛り上がってます広島。

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東洋史特殊講義レポート返却

2017-02-15 13:38:40 | 奈良大 東洋史特殊講義

 合格でした。評価は、独創性がBのほかはA。西洋史概論のレポートと試験の評価・結果が、合格はしていたものの、さんざんだった(解答者に問題があった)ことから、立て直しを図ったのがよかったようでほっとしてます。この科目、スクーリングなどで「とにかくテキストを何回も読むこと」とアドバイスしてくださる方もありました。自分のレポートが手本になるなどとは考えていませんが、標本にはなると思うので、少し記録しておきます。ただし、平成30年度からテキストが変わるようなので、有効期間は1年余りです。

 講評は、「〇〇さん、レポート拝見しました。唐宋の変化については、士大夫と都市、学術文化を、異民族支配については、そのシステムと蒙古至上主義について、書いておられました。いずれもテキストに書かれたことをきちんとまとめられていました。P3の「量の変化が質の変化に」というのは、そのとおりだと思います」と書かれていました。「量の変化が質の変化に」というのは、唐宋間変化について、文化の担い手が貴族から士大夫に移り、また、都市の発達により大衆文化が形成されたことにより、文化を担った層が増え、質が変化していったと書いたものです。

 取り上げた項目については、唐宋間の変化では講評のとおりですが、異民族の支配では、集団主義、蒙古至上主義(根脚を含む)、モンゴル支配下の漢民族知識人、伝統的中華文明の尊重・前代との継続性を別々に書きました。後者は、いくつかの項目をまとめるか、または、取り上げた項目すべてを書く必要はなかったのかもしれませんが、異民族支配の下での社会文化の性質を書こうとすれば、どれも外せない要素と思い、そのようにしました。迷うところです。

 レポートの構成については、西洋史概論での反省をもとに、冒頭、設問そのものに近い書きぶりに「を述べる」と付け、唐宋変化と異民族支配を別立てにしたうえ、おのおのにまた「を述べる」と書いてから、各項目を説明し、まとめを付け、設問の趣旨からはずれないようにしました。西洋史の試験では、本題にはかすった程度であれもこれも書き失敗していたように思います。

 レポートを作るにも、バックの知識が大切であることはいつも思います。学説は違っていても、概説書のようなものは、いくつか別に読んでおけば、理解も深くなり、書きやすいのでしょうが、あれこれ科目に取り組まなければならないので、なかなか理想どおりにはなりません。この科目については、テキストの学説に沿ってまとめることで、一応OKがいただけたようです。参考になれば幸いです。

 しかし、レポートが受かっただけで、試験はこれから。「レポートのAが3つ以上あったから、試験はもういいよ」などの付記もなかったので、もうひと踏ん張りしなければねぇ。

大阪名産「獺祭のチョコレート」と「かす(ホルモン)うどん」。娘が送ってくれました。

(付記)ブログ左側に新たに「メッセージ」を付けましたが、最近、不具合があり、送信できてもこちらに届かなくなっています(gooに調べてもらっているので、ブログ上そのままにしています)。コメント機能は正常のようですが。メッセージを送ってくださった方がいらっしゃれば、不達になっているものもありますので、ご了承ください。

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東洋史特殊講義レポート作成

2017-01-17 15:46:49 | 奈良大 東洋史特殊講義

 東洋史特殊講義のレポートを書き上げた。

 設題は、

  中国の10世紀から14世紀前半までの社会文化について、次の1,2の点に留意して、具体的な項目を複数挙げて述べなさい。

   1.唐宋間の変化   2.異民族による中国支配

 具体的な項目を選定するだけでも、テキストの「宋元時代の社会と文化」を相当読み込むことが必要 (この科目に限らないが)。しかも字数制限3,200字(±10%)内にまとめなければならない。最後は削りに削って3,482字(最大の制限字数3,520字)になりました。

 最近2科目の試験結果が、合格はしているものの点数が伸びていない。重要項目を外して答案を作成していたのかもしれないが、それ以外に、設題に対する解答に限るところを、このところ、あれもこれもと盛り込む傾向がついて、言語明瞭・趣旨不明瞭に陥っていたように思われる。問われてもいないことをいくら書いても点数にはならず、わかっているのだか、わかっていないのだか、とにかく整理がついておらず、未成熟と判定されてもやむを得ない。レポートや答案の構成方法には具体的に触れないけれども、何を書くのか、書いたのか、容易にわかってもらえるように作れば、自分も書きやすいはず。というこで、今回のレポートはそのように書いたつもりなのだけれども、返却を待ってまた考えてみたい。レポートはもう一晩熟成させてから、読み直して送信するつもりです。

 レポートが宇宙に飛び出し、迷子にならないよう。

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