遊ちゃんと2人だけの夜

・・自分記録の独り綴り・・

地震の夜

2021-02-13 23:49:10 | 喜喜憂憂

揺れた。地鳴り?のような音もした。

 

 

そばにいたゆーちゃんを見た。驚いた目をしてた。

こういう時、ゆーちゃんは私を見て動かない。

すぐゆーちゃんを抱っこして、

両足に力を入れて、部屋の真ん中に立って、

おさまるのを待った。

長かった。

 

2年前のここが震源地だったピンポイント地震と、

同じくらいの揺れに感じた。

テレビやYahooでは震度4だけど、 

5はあった感じがした。

ここは地図上で直線を引くと福島は近い。

 

ストーブを消し、

最近持ち歩いてるリュック(小さい)の中の、

車のキーと家の鍵、財布を確認し、

保険証を入れ、携帯の充電器を入れ、

 

買い物バックに、

ゆーちゃん用ブランケットと、

ゆーちゃんのドライフードと缶詰、トイレシートを入れ、

懐中電灯も入れ、ビニール袋数枚を入れ、

カップ麺と割り箸も入れた。

 

 

ゆーちゃんにリードをつけてブランケットで包み、

私はパジャマを普段着に着替え、

ダウンジャケットを着てマフラーを巻いた。

 

ゆーちゃんは私の非常時態勢を感じたか、

ブルブル震えていた。

 

玄関の鍵を開けに行った。

車も車庫から出しておこうかと思ったけど、

ご近所は静まりかえっている。

やめとこう。

 

ちょっとテレビをながめるか。。

 

頭が痛い。

今日もらった血圧の薬を袋ごとリュックに入れた。

ついでに、血圧の薬を追加で飲んだ。

 

 

息子はすぐLINEが来たけど、

娘は寝ているのかな。

 

 

余震はあるか無いか分からないけど、

今夜はまた眠れない。

 

 

 

マグニチュード7。

鳥取島根あたりも揺れた、広範囲の地震だ。

これで東京オリンピックは中止が決まりだな、と思った。

 

ゆーちゃん連れて、タバコ買いに行こう。

 

※※コンビニまで1キロ弱。通りは落ち着いていた。 

怖がっていたのは、私だけらしい。

頭が痛い。タバコがひどく不味い。血圧高いな、たぶん。

きっと神経質になっているんだろう。

だけど今夜は洋服を着て、枕元に全て揃えて寝る。

部屋の灯りも付けたままにする。

とても疲れた。 眠れそうだ。

ゆーちゃんは軽いイビキをかいて、とっくに寝てる。

 

 

 

 

 

 

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破壊してやりなさい

2021-02-13 20:49:09 | 家族・家族まわり

午後3時頃、息子からLINEが入っていた。

この時期は職場の「移動」が出る。

息子は今年もないようだ。

それを読んですぐ寝てしまった。

 

夕方6時頃気づくと、息子のLINEには続きがあった。

「本社の破壊的イノベーション部に誘われてる。」

 

破壊的イノベーション部??

スポーツクラブの会社ってのは、

ネーミングも筋肉系だ・・

イノベーションに破壊的なんてつけなくても・・

 

「誰が考えたの?その名前」

「社長じゃないの?」

「へえ~~」

 

 

「じゃあプールは温泉にすれば?」

「???」

「土日は幼児や子ども向け。公園がわりに遊ばせれば?」

「うちのクラブにはプールないけどね。」

「知ってる。じゃ、オイシックスと組んで野菜を売る?」

「??? 愛子さん疲れてる?」

「うん、久しぶりに庭の手入れしたら、全身痛い。」

 

息子にはしばらく娘のことは伝えない。

 

「そのメンバーになって、ガツンと破壊してやりなさい」

「うん、そのつもり!」

 

若い息子にはガッツもハングリー精神もある。

良かった。

 

 

2020年、コロナ情報爆弾が全世界に投下された。

コロナ後の焼け野原を、どう生き延びるか、

1年まともに営業できていないんだから、どこも深刻だ。

人々は焼け死んではいない。家も焼けてない。

 

でも、政府にはリーダーがいない。

オリンピックの会長辞任騒動は、

見てる方が恥ずかしくなるドタバタ喜劇だ。

実は日本のトップは皆この程度だったと庶民は思い知った。

何重にも失望させられていく・・・

焼け野原にいて、国が当てにならないなら、

戦後と同じく1人1人が頑張るしかない。

それなのに国による行動規制が続く。

体に火傷やケガはないが、肝心の心を病む。

誰の中にも軽い鬱が育っているだろう。

 

私も今日は疲労感がある。

 

でも、大丈夫。絶対、大丈夫。

理由はないけど、そう信じてる。

 

 

 

 

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摂食障害

2021-02-13 00:03:54 | 家族・家族まわり

あの赤い家。

 

数年前からずっと思い続けていた。

娘を手元に呼び寄せ、休ませたい、早く早く。

私に経済力があれば、すぐにでもそうするのに。

その思いの、ある意味イメージ的なものが、

あの赤い家、または様々な家の画像だ。

 

愛犬と海など散歩して田舎の空気を吸い、

一緒に料理を作ったり、何か小物を手作りしたり、

いや特に何もしなくてもいい。

母親と愛犬のそばで何となく流れていく時間も、

あの子にはずっと必要なものだったはずだ。

のんびりした日々を過ごして気持ちが楽になれば・・

そうさせたい願望の象徴みたいなものが、

あの、緑の中の赤い家だ。

わたしに経済力が欲しい!という意味だ。

 

 

 

娘はコロナ陰性だったが、出勤していない。

あんなに、出勤にこだわっていたのに、

行こうとすると吐くのだという。

今日、診療内科に行った。

 

夕方、LINEしてきた。

摂食障害と否定型鬱、と診断されたと。

仕事は休職した方がいいとも言われたそうだ。

 

前から、常に私の中には危機感があった。

娘は、休む必要があるはずだと。

だけど娘を引き取って養う経済力はない。

焦りは募るが、

その場その場を、私もごまかしてきた。

 

診療内科を私は信用していない。

診療内科には行くな、と言い続けた。

自分が受信した時に、

違うと強く感じたことがあるからだ。

そして私なりにできることは、

ずっと娘を励まし続けることだけだった。

その間に立ち直るのを願った。

 

娘は生活面を変えて、

表面上は自分を立て直した。

やっと1年前くらいからだ。

 

 

 

だけど、夕方7時半から娘と数時間LINEしていて、

今回は、診療内科の診断が正しいように思う。

 

娘は、休みたい、と初めて口に出した。

今までの、その場逃れは通用しないと感じた。

 

4時間のやり取りをし、

休みなさいと言った。

 

私がダラダラと怠けているうちに、

先にその時は来たのだ。 

いつも時間に追いつかれて負ける。

なんてダメな親なんだろう。

 

だけど、最善を尽くす。

 

 

 

 

 

 

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