19時10分の、夕焼け雲と月。
帰宅してほんのちょい休み、ゆーちゃんを車に乗せて買い物。
暑くて、とても海散歩は無理。
疲れた〜
例えば、
写真の撮り方、ものを見る角度、
写真だけから得られる情報をどう見るか、何だと想像するか判断するか、
好ましいか不快か、気にもとめないか。
子どもを育てること、親で在ることは難しい。
親としての未熟さや間違いは、うちの母親を、思い返しても分かる。
我が身を振り返れば、必死さばかりがとんがって、余裕のない子育てだった。
昨夜、ちょっと、
息子との電話やり取りと、娘の彼氏との電話やり取り。
現実は、そう悪くも複雑でもなく、
「人」はもっと、簡単にモノ思わず生きてるのだろう。
息子が言った。
俺たちさ、ビデオの件以降、 ←父親を息子はそう呼ぶ
何かあると、
全部敵だと思って、
最悪の事態を想定して考える癖が、あるんだよね。
あはははっ！
私が笑うと、息子がムッとした。
笑い事じゃないよ。黒歴史が染みつき過ぎた。
そう、そうなの。
超多忙でヘトヘトだったろうに、
彼氏は私からの着歴に気づき、速攻で電話をくれた。
大丈夫だ、彼氏に任せよう。
両親（りょう親）を若くに亡くし、君も散々苦労したろうに、
そんなふうに大らかで優しいハートで育った君に驚く。
けーすけ君、頼んだよ。
８年前頃かなあ？
ネットで拾った、スナックのママが発した言葉、
「死ぬこと以外はかすり傷！」を気に入って、
私もよく胸の中で唱えていた。
それは豪胆で勢いのいい、自分を強くする言葉ではなく、
唱え過ぎると、逆に不幸やトラブルを誘い込む悪魔の呪文だ。
と、今ならわかる。
死にはしないが、それに近いくらいの不運不幸を呼び寄せる。
移住後も、さまざま熱い人の助けや思いを受けながら、
それを無為にしてきたのは、
私の根底にある、
負けるもんか、もう騙されるもんか、利用されるもんか、
殴られたら何倍も殴り返してやる、
こんなの、どれもかすり傷だわ！
の気持ちだ。
もっと力を抜いてフラットな姿勢で、
周りに頼ってボォっと座り込んでいれば、
流れにサオささず、あがらうことなく、他人事みたいな顔して見てれば、
する〜と良い方向に私を連れて行ってくれたのかも知れない。
なんていうか、視点ていうのか、表現できないけど、
自分の中に、水平線が見えてきた。
空と海の境みたいな水平線。
気持ちに余裕なく生きすぎたんだね。
もっとふんわり考え過ぎずにいれば、
世の中も人も、もっと単純で、
もっと楽な運命で、もっと笑って幸せだったかも。
娘ケイタイ解約劇の続編を、
ゆっくりゆっくり作って行こう。
ところでさ、気持ちも体も均衡を取り戻し、
可愛くて派手目のワンピース着てお出かけしたい感、高まる。
