息子が仕事休憩中に電話してきて、小一時間お喋り。
息子は外にいるようで、バックで蝉の声が鳴り響いていた。
そういや、あの辺はそんな所よねえ。←ごく最近のことは知らない
道は昔ながらにくねって、木々も多くてホントに田舎〜なんだよね。
粕谷なんか所々に昭和前半風情のお宅もあり、
敷地から鶏が歩いて出て来たり、何羽も松の木に止まって鳴いてた。
トトロに出会いそうな畑や薮もあったし、神社にタヌキもいた。
23区内で一番の田舎なんでは? タイムスリップしたみたいに。
蘆花さんの邸宅含む土地を愛子夫人が都に寄付した場所。
蘆花さん亡き後も、夫人が田園風景を残したいと譲った土地。
よーく通ってたなあ、あの公園。あそこは秋が似合ってた。
ご夫婦のお墓にもよく立ち寄って、意味もなく手を合わせた。
なんてこと思い出しながら、夜になって、
ネット記事を読んで、あ、これ行ってみたいな!
と興味が沸いたけど、福岡であった。
今は諸々の意味で遠い。
藩主の末裔であるお嬢様が継いだとか。
HPに飛んでみると、洋館も素敵だ。
コロナ禍で2ヶ月休業した際、営業コンセプトを変えたとか。
こういうお屋敷が好きな人をターゲットに絞って。
私の県にも、そういうタイプのお屋敷旅館はある。
末裔が継いでるかは知らないけど。
コロナ禍のせいか、年齢のせいか、
日本の古い建物の旅館もいいなあと、
この頃思うようになった。
まあ、宝くじ当てて、自由になり、
蘆花さんじゃないけど、晴耕雨読の生活を手に入れてからだわね。
寝よう〜