遊ちゃんと2人だけの夜

・・自分記録の独り綴り・・

ディズニーランドに行くの?

2022-04-18 21:33:06 | 職場・子ども・発達障害に類する話

終わった。

私の今の職場の最後の日。

 

詳しく書くのは面倒くさいが、

わたくし、職場の誰にも悪印象を残さず、

意外っと、いい奴と思われたてたかな、と自負。

ポイントとなる人達には、駐車場まで来て涙のハグをされた。

 

 

たった1人、行方を見届けたい心残りの男の子はいた。

小学4年生。

彼にだけ、先週金曜日に辞めると告げた。

彼は戸惑いながら、聞いた。

 

どこ行くの? ねえ、どこ行くの?

もしかしてディズニーランドに行くの?

 

そうね、ディズニーランドに行こうかな。

 

ディズニーランドに住むの?

 

そうかもね。

シンデレラ城に住むかなあ。

 

誰か迎えに来たの?

 

カボチャの馬車が迎えに来たのよ、行こうって。

 

男の子は、そっかあ・・と下を向いて、

あとは平気そうにしてた。

 

ディズニーランドは彼の夢の国。

私が本当にシンデレラ城に住むとは、思っていない。

 

発達障害と印をつけられ、私が彼を1年間担当した。

2年生の時だ。

3年になると、いわゆる「加配」を外れたが、

何かにつけ団体行動が嫌いな彼を私が面倒を見続けた。

 

普段は私に憎まれ口をきく。甘えているからだ。

私も憎まれ口を返す。

軽く叩いたりぶつかってきたり。それも甘えだ。

私もお腹にパンチするフリをする。

お互いに、「痛い!骨が折れた!」「体にアザができた!」と言い合う。

宿題が分からないと、必ず私を呼ぶ。

「こんなの簡単じゃん! わかるわよ!」

「わかんないから、教えろよー!」

全て、じゃれあいのコミニケーション。

 

 

ディズニーランドに行くの?は、

最上級の私に向けた彼の「いい言葉」

 

彼と私だけに分かる会話だ。

 

もう会えない、でも素敵な場所に行くんだろう、

それは彼からのエールだと受け取った。

 

 

彼の、いつも一番遅く迎えにくるシングルマザーに、

今日は小声で退職を告げた。

 

私は母親にこれまで何度も言ってきた。

大事な彼の少年時代を薬で眠らせてはいけないと。

薬なんか彼には必要ないと。

母親はそれでも周囲の「この子は普通の子と違う」という

心ない言葉に傷ついて、彼に薬を飲ませてきた。

 

最後に「大事にしてね。」

と言うと、母親は涙をためて、

「はい。」と答えた。

通じたと思う。私が何を大事にしてと言ったか。

 

人生の宝物だなあ、と思う。

あの子の、「ディズニーランドに住むの?」の言葉は。

 

同僚らや他の子とのお別れにも、

あれこれあるけど、

これがダイヤモンドみたいに輝いて私の胸に残った。

 

私は、

そうよ、彼が言ってくれたように、

ディズニーランドに行こう。

夢の国に住むわ。

ありがとう。

 

 

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自由繁殖

2022-04-18 08:52:23 | 花・植物

おはよう、わたし。

整備屋さん事務所に話に行き、

夏タイヤを積んだパンク車を置いて来た。

午前中にやってくれるそう。良かった。

 

チューリップ全色開いた。

先に咲いた紫色はもう疲れてるけど、

みんな揃うまで咲かせておかなきゃ、と切らなかった。

仲間がみんな揃って良かったね!

 

 

ちょっと風にふれても、ハラハラと散る花海棠の花びら。

まわりのみんなにお裾分けの素敵な花びらシャワー❤️

 

 

12月の薔薇の挿木は、ちゃんと葉をつけ育っている。

もう、品種がわからなくなった。←途中で見分け方を忘れた

すくすく大きくなってね。

 

去年はハープに侵攻されて、途中で消えたギンガジウム。

2つ出て来てる。

今年は周りからミントを排除し、咲いてもらうわ。

 

毎年咲いてる西洋オダマキも順調。

苺の葉は、あちこちに自由に繁殖。そういう生き方好き。

 

 

 

 

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