県内この猛暑の中、花火に祭りににぎにぎしい。
夜でもムンムン不快な暑さなのに、
みんな頑張るなあ、ていうか、なんで夏祭りするの?
昔はここまで暑くなかったんだろうなあ。
ここでもお盆の13日は盆踊りしてた。
あっついけど、夜風が吹くと、サラッと涼風を感じた。
浴衣を着ても耐えられる暑さだった。
だから浴衣をみんな着て踊ってたわけで。。。
遠い夏の思い出。
去年の今頃、8月3日夜は、
洪水警報で避難して、小学校の駐車場で過ごした。
車の中で線状降水帯に打たれていた。
何時間も鳴り止まない雷と激しい雨。
ゆーちゃんを抱っこして、保冷剤で冷やしながら、
一晩中、爆音の雨に打たれ、心身ともに疲れ果てた。
あれはPTSDになった。
数ヶ月、雨音に恐怖した。
朝が来て、自己判断でスルッと帰宅した。
朝5時過ぎに、
「学童は浸水したから、しばらく自宅待機」と電話が回ってきた。
それを聞いてから横になった。
ちょうど1年前だ。
何もかも混乱したまま続いた8月の日々。
気持ちが休まる日はなかった。
今日はその水害に遭った町の夏祭り。
夜を彩る花火。
前は自宅の2階窓から花火がちょうど見えたが、
斜向かいの家が建て直されて見えなくなった。
車を数分走らせ、車の中から眺めた。
15分20分眺めていたら、
花火の爆音が不快になった。
なぜだか、
1年前の雨音を連想させて嫌気がさして帰って来た。
帰宅しても、自宅から花火の音がハッキリ聞こえる。
フィナーレに近づくと音も派手になる。
線状降水帯の真下にいた時間を思い出す。
ゆーちゃんはそんなものはとうに忘れたようで、
冷え冷えマットの上でグッスリ寝ている。
あ〜 1年経ったなあ。
そう思うと、決して短い1年ではない。
たくさんのことがあった。
そして、私は今こうしている。
去年とは内面がぜんぜん違う私。
何をどう言っていいか分からないけど、去年までとは違う。
明日からも不快な猛暑。
自分を労わろう。