遊ちゃんと2人だけの夜

・・自分記録の独り綴り・・

ヨーロッパで良かったね

2019-09-15 04:25:26 | 不思議なこと
私自身が病んでるな、と思う文章だから、
朝起きて、一度非表示にしたが、これも日々の私。
まあいいか、だしておこう。
くだらない、非現実的な時間の記録。






いつもほとんど喋らない中国人女性(仮に李さんとする)が、
その日は、来るなりよく喋るので驚いた。


十五夜のお月見の話をしてると、
Aさんが、月見団子を作って、と話してる途中で、
李さんが、急に話に入ってきて、
月餅についてペラペラ喋る。


ん? 今日はなんでだろな。機嫌いいな。


月餅って、どんなのだった?
わたしも、わかんない。
月餅って、カチカチの平たい餅じゃない?
そうなの? 見たことあるかな、分かんない。
わたし、ぜんぜん知らない。


Aさんは、かろうじて知ってるようだが、
私とBさんには、月餅自体が通じない。



Bさんが、病院での採血の話をしていると、
李さんが、また急に割り込んできた。
私を見て唐突に聞いた。



血液型、何型?


え? O型。


あ〜 やっぱり。O型だと思ったよ。
私はBだよ。


李さんの血液型なんか興味ないんですけど。


あなたは、O型だよ。私は分かるよ。
ヨーロッパの血が入ってるんだよ。
顔がきれいなんだよ。色、白いね。
肉、好き? よく食べるね?


え・・

呆気にとられて、私、返事せず。


私はB型なんだよ。
私は、モンゴルね。
私と、あれ(後ろ側にいたAさんを指して)はモンゴルよ。
あなた、ヨーロッパで良かったねえ。


はぁ・・

訳わかんない話に、私は、返事せず。

DNA調べたことないから、そんなの知らん。
調べだって、そんな詳しくわかんないかもしれん。



月餅を知らない同士の私とBさんは、
目と目を合わせ瞬きで意思疎通した。



何言ってんの、この人。
訳わかんないね。



それからも、李さんは、
私達と会話してるようでいて、
1人だけ宙に浮いた話を繰り広げ、上機嫌だった。



李さんが、まだAさんと話続いているのを見ながら、
ここのベテランKさんに尋ねた。

ねえ、彼女、なんで、今日は機嫌いいの?

わかんない、何でだろ?

もしかして、Dさんが今日休みだから?

あ、それだわ、Dさんがいないから機嫌いいのよ。
火曜日、また問題があったの。
李さんが言いに行ったのよ、所長に。
ほら、いつもDさんが李さんのことをねえ・・
(すぐ近くにいて悪口を喋り続ける)
だから、Dさんとも話をしたんだけどねえ・・


なるほど。



やっぱり天敵が来てないからか。
しかも、10日間休みを取って、明日から中国に帰るし。



Bさんと目で合図し、何気なく、別の部屋へ移動。


私達は皆、李さんと距離をおいてるが、
それは、李さんが自分から融け込もうとしないからだ。
こちらからは距離を縮める気になれない理由もある。


私とBさんは、
子ども達が勉強する部屋の準備しながら、小声でヒソヒソ。


B) ね、きれい、だってよ。んふふ。

私) ふっ。 ←吐き捨てるようなタメ息。
血液型とヨーロッパとどんな関係あるの?

B) ヨーロッパ大陸のどの辺の民族を指してんのよ。
ヨーロッパはみんなO型なわけ?

私) そんなわけないじゃん。それだとホラーでしょ。

B) Aさんも李さんと同じモンゴルだって。
モンゴルって、モンゴロイドの間違いかな?

私) そうじゃない? くくくっ

B) やっぱり、あれじゃ、●●大学院卒っていうのは違うね。
日本語だって、あれだよ。

私) 日本語一級は、絶対受からない。二級も無理だわ。
どうやって入れたんだろ。

私・B) んふふふ。くくくくく。




人の悪口はいけません。

普段は、どんなに李さんが仕事をしなくても、
私達は素知らぬ顔をしている。


ベテランKさんは、李さんに指導しようとして拒否されてから、
心底頭にきたらしく、仕事の指示も出さず、
当たり障りないように振る舞いながら、無視している。
だけど李さんは一応、 Kさんには一目おいている。


中堅Dさんは、指示して口論になって以来、時々ぶつかる。
ほとんど毎日、うんざりするほど李さんの悪口を言う。
わざと聞こえるように言うから、聞かされる方もヒヤヒヤする。


Aさんは、李さんと同じ学習障害児担当で、
話す必要が生じるので、最低限の会話を笑顔で話す。
李さんのことで腹が立っても、ほとんど愚痴も言わない。


Bさんは、一度ごく普通の依頼をしたら、
すごい剣幕で言い返され、所長に告げ口され、
散々な目にあったので一切話しかけない。
李さんは、若いBさんに指示されることが許せないらしい。


私も最低限しか話さないが、話しかけられれば普通に話す。
李さんにたまにハッキリとNGを出すのは、私だけだ。
それでも不思議なことに、私のことは嫌いではないらしく、
ミーティングで意見を言うと、李さんが拍手したりする。
私は、李さんが解雇されないのが不思議だと思っている。






おととい夜半、
このNPOの理事長(高校のクラスメイト)から
長々しいLineが届いていた。李さんについてだ。
私も翌朝、長々と状況と意見を書いて送った。


理事長と私は、たまにLineしている。
組織のトラブルも打ち明けてくるから、絶対秘密だ。


クラスメイトだったとはいえ、
今は理事長と末端なので、私は多少気を使う。
肩に重たすぎる荷を背負う友達を励ます内容が多い。



李さんの件は、一度も触れていない。

李さんを面接して採用したのが理事長だからだ。


学歴が良くても、私なら、採用しない。
たまたま、私だけが、
李さんが採用された当日に理事長から紹介された。
私の、第一印象は、ダメだ、この人、だった。
いくら人手不足でも、この人はダメ。


そして、皆んなが、仕事第1日目で呆れ果てた。


ベテランKさんはすぐ匙を投げ、所長は放置した。


採用から、もう4ヶ月近い。
所長もいろいろ報告し、噂も耳に入っていたはずだ。
所長の報告は、もちろん保身ぽく、だろうが。


そして、また今回のDさんと李さんの事を聞き、
そろそろ末期症状だと判断したらしく、
今頃、私に、何とかならない?と言ってきた。



なりますが。
私だとできますが。


だけどさ、ゆーこちゃん、
805円でそんなの頼むの図々しくない?
あなたが組織の長でしょ。


あ〜〜 やなこった。


自分のことだけににエネルギーを使いたい。

人のやるNPOがどうだろうと関係ない。
帰宅して疲れてる時まで、薄給の下っ端の身で、
人様の夢の手伝いなんかしたくない。



だから一応、ゆーこちゃんには言ってやった。

上の人が手をつけないことで、
私が消耗したくはないので、
ゆっくり少しずつ、多少空気が良くなれば、
くらいに対応したいと思います。


すると、ゆーこちゃんは、

組織では、何でもできる人が2割、
何でも言うことを聞く人が3割、
いるだけの人が3割、
害のある人が2割と言われています。
どんな人材であれ職員です。
どんな人もうまく活用すること、
気持ちよく働いてもらうことを、
私は心がけていきたいと思います。


と書いてきた。⬆︎原文通り。


余計、腹が立った。

たぶん、ゆーこちゃんも私の文に腹が立った。



で、その日のある時間、
所長とベテランKさんが暗い部屋で話し合いをしてた。
たぶん、理事長から、
早く改善せよ!とお達しがあったのだろう。


そうよ、その2人のせいよ。
私ごときにやらせようとすんじゃないわよ。
805円のパートだよパート!



所長は、私が諜報部員だと察したろうけど、
知らん顔の私に、所長も礼儀正しく知らん顔してた。




あ、また夜が明ける。



と、こんなくだらないことを書く気はなかった。
あまりに書こうとしたことから逸れたから、止めよう。


違う国に人でなくて、あれは違う星の人だ。
どうでもいい。
人様のNPOもなるようになってくれ。





あ! 部屋にコオロギがいる!!
もう、まただわ、どこから入ってきたの?

ゆーちゃんが気づかないうちに外に出さなきゃ。
部屋の中で鳴かないでよ〜〜


捕まえられないからタオルを被せた。
明日の朝、外に離そう。


は〜〜 指1本で打つスマホブログ、
途中で何を書いてるか、わからなくなる。



おはよう、わたし、もう寝るわよ。





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