遊ちゃんと2人だけの夜

・・自分記録の独り綴り・・

ひとり飲みの落書き

2020-03-20 21:07:00 | 風の音
午前は、一応この辺りの社会的義務は果たして、


てか、強風の中、
父母のお墓に花をたて、
(市販の)おはぎを供え、
お線香をあげ(強風で火がつかない)、
手を合わせ、

お寺に行って、
まずは位牌堂で、我が家の位牌前で、
お供えとお線香と合掌などし、

続いて、本堂の奥へ。

同級生住職とバカ丁寧に三つ指ついて挨拶し合い、
「上」と書いた水引きにウン千円入れたのを渡し、


オリンピック前だから、またタバコ規制が厳しくなるね。

とか、

「最近、俺さ.ごめん、38才にした。」
「やっだ! なんでよ。根性ないわね。」 

共に魂年齢の28才で生きると、
ベロベロに酔った時にあんだけ誓って、
ここ5年以上生きてきたはずなのに。
この裏切りもんが。

「だってさあ、疲れが抜けねーんだもん。」
「身体の疲れは、それはそれ。別もんでしょ。」
「あいこは、やっぱ28?」
「ええ、アンタと違って、ずっと28。」

とどうでもいい世間話などし、

しかし、そのまん前では、これからやる何だか、
お寺的イベントにご高齢ご婦人方が集まりつつあり、


「あれは、誰?」
「あいこちゃんよ」
なんて、声が聞こえて、

ヤバッ、私を知ってる人がいる、
ということでチャチャッとお暇いようとすると、


住職は私と同時に腰を上げ、
早めに席に着いているご婦人方に、
言わんでもいいことを言う。


「あー、あいこはねえ、俺と同級生なんです。 ●才!」

自分の年だけ言えよ、バカ住職! 
人の戸籍上の記号などバラして何が面白い。
もう遊んでやらないからね! 
口の軽すぎる住職は地獄行きだぞ。


ムッとして、すかさず、言い返すわたくし。

「にじゅーはちぃぃ〜!」

席についてたご婦人方、
皆さま高らかに、あははは〜ホホホホホ〜と笑う。




笑い事ではない。
わたくしは永遠の28才なのだから。 
そんな本人が認めていない地上の数字を当てはめられても困る。
失敬な!




当然、仕事場で子ども達に聞かれても、28才と答える。

「えー、うちのママは33才だよ、ママの方が若いよぉ」

などと分別定かでない幼き者らの疑問など物ともしない。

「そう? 錯覚じゃない?」 と流す。


ちなみに、私の下の名前は、
アンジェリーナだと言ってある。
だからたまに、幼き者らに、「アンジェリーナ」と呼ばれる。 

「アンジェリーナ、さん、と呼びなさい」とたしなめる。

これが教育上、良いか悪いかは、不明。
まだ保護者からはクレームが届いていないから平気だ。



わたくしの反論で、
窮屈っぽい空気が和んだところに、住職は、

「皆さんの年齢は、何才ですか? 心の年齢は?」
なんて都合良く話をつなげてる。



ふ。
次飲む時は、奢れよ。 


で、仲良しの住職奥様は、
「あいこさんも参加していってよ〜」

などと社交辞令の言葉をかけてくる。

「いえいえ〜 この後、予定が〜」
何にもないけどね。





それから帰宅して、ゆーちゃんと爆睡。


休みってホントありがたい。
私も地上的身体の疲れが溜まってるのだ。










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