from タビーランド

タビーランドの住人【ティンキーウィンキー♂・ディプシー♀・ラーラ♂(26才自閉症)・ポー♂(19才)】のくらし

体験入学

2010-06-24 | ラーラ(学校行事・小学校編)
SS支援学校の体験入学
去年も本気で参加したはずだったけど
入学には至らず
でも、今年は本気
さすがに小学校卒業後の進学先は
「ここしかない!!」

担任の先生、私、パパ
三人付き添いでの参加
担任の先生にべったりなラーラ
向こうの先生は、何度も先生をお母さん呼ばわり

私が…担任だと思われてたのか?
そっくりだと思うんだけど

慣れない場所、見知らぬ人
やったことのない展開
それでも、身近な大人三人に囲まれてる安心感からか
大きく崩れることなく半日を過ごすことができた
今後のことを思うと、もうちょっとしんどいところを見てもらえてもよかったのかもしれないが
それでも見てくれてる人は、いたと思う
部屋の扉に先生が手をかけた途端、立ちあがってしまったこととか
窓のないパーテーションでしっかりと孤立した多目的ルームには、かなり入りにくかったこととか
ランニングの時の音響が大きすぎて、とてもその場にいれなかったこととか
どれもこれも、環境の方を変えてもらえたら、解決しそう
小学部では、周りの子との兼ね合いで受け入れてもらえないことも
中等部なら、いけることもあるかもしれない
そんな感じだった
一年待った意味は、大きいと思う

しかし…
今は知的障害児のためのSS支援学校
数年後には、肢体不自由児の学校と統合になるんだろう
やたらと広い廊下
何台あるの?ってエレベーター
そして段差のない空間の仕切り
車いすでもストレッチャーでも、どうぞどうぞって構造
しかし、バリアフリー=ユニバーサル、ではないんだよなぁ
段差のないところで靴の脱ぎ履きは、とってもしづらい
境界の区切りが、ラーラには曖昧すぎてできない
全てをフラットにするのは簡単だけど、部分的に使い分けたら済む話なのに…
「広い廊下」も、落ち着かない
空間の凸凹が、落ち着くってこともあるのにねぇ
「スヌーズレンルーム」の中の柱型も、どうにでも処理できただろうに
あそこがアールの壁になってたら、きっともっと居心地いいはず
「くつろぎ室」…あったらいいけど、あの作りじゃラーラは入れない…
うーん…中途半端に専門家のアドバイスを取り入れるなよっ!!
総合プロデューサー的な人が、いなかったのか…?

と、今回の体験入学では、先生とパパがいるっていう安心と
去年に引き続きの慣れからとで
私には荒探しをする余裕が生まれてしまった
空間は今さらさわるの難しいけど
音響とか、どうにでもなりそうなことは
入学したらぼちぼち言わせてもらおうかな
ラーラだけじゃないやろしねぇ、聴覚が過敏な子

あっ!?それから…換気をもっとしといて~
地下鉄沿線だし、防音もわかる
全館空調が入ってるからそれもわかる
でも、目に見えない空気環境も、大事だからね
シックハウスならぬ、シックスクールなんてことがあったら
絶対あかんやろし

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2 コメント

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Unknown (candy)
2010-07-04 23:33:34
この記事気がつかなかった・・・失礼

> 数年後には、肢体不自由児の学校と統合になるんだろう

統合じゃなくってね~うちの学校にもH24年度からは肢体不自由のお子さんを受け入れます、今高等部には4つのコースがあるけど、そこへ肢体不自由部門で1コース追加します、って話です。

最初っから、数年後には肢体不自由児も受け入れるという前提で設計された学校だからね・・・でも私たちが3年前に聞いた説明では、そんなこと一言も言ってなかったよ
聞く私たちも、校区のこととかバスのこと、S養護には希望すれば残れるのかとか、そういう話に終始してて、肢体不自由児も入るなんて想像もしなかったもんなあ・・・。

13日はがんばって設計図見てくるわ。
私もずぶの素人って訳じゃないから…

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candyさま (ディプシー)
2010-07-05 19:17:32
あっちにもこっちにも、どっちの障害を持ってても入りやすいですよ~近くの学校が選べますよ~って、そんな考えなんだろうけど。
それなら、地域の学校でしっかりとした教員の数を確保して、施設面でのバリアフリーも図って、ってのが本筋でしょうが、ねぇ。
わざわざ家から離れた、地域の縁も繋がりもない支援学校へ通うのに、そこの建物が専門性を軽視してたり、一緒じゃしんどい障害特性を持つ子たちを一緒にしちゃったりって…どうよ!?ちゃんと機能するんかい?って、心配になるわ。
国の方針で、先行して支援学校をひとくくりにした京都とかの事例報告を聞く機会って、ないんかなぁ?神戸、焦らなくてもええんちゃう?って、思うけど。
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