夏休みの宿題の定番、読書感想文。
課題図書を読み終えるところまでは、順調。
が、ここからが…問題。
文字を書くのが苦手。
文章を考えるのも苦手。
自分の考えをまとめるのも、苦手。
去年は、絵日記ひとつにも手こずった。
したこと、見たもの、心に残ったこと、思ったこと…
口に出して言い合って、それを付箋に書いてペタペタ。
それを貼り合わせて文章の構成を組みかえ
ほぼ作文を私が作って、清書させた。
今年も…そんな感じ?
けど、読書感想文。
本を読んで感じたことは、ポー自身の中にしかない。
それを書いてほしいねんけどなぁ。
勉強が嫌いで読み書きも計算も苦手なジャコ。
お菓子が作りたい一心でメモを取り、分量を計算し
いじめっことも対決する勇気までふり絞る。
食いしん坊のジャコ、がんばったよねー。
めっちゃ成長したよねー。
って言葉が、出てこない…。
「おかしな話やったなぁ~」
って…何やねんっ、それっ!!
ちょっとでもその気にならんかなぁ?と
物語の中でジャコが初めて作ったチョコチップクッキーを
本に出てくるレシピに沿って焼いてみた。
ん?だから?って感じのポー。
どうしたら、ええのんー???
家庭教師、雇いたい(^_^;)
「どう面白かった?」と聞かれても、「そんなこと考えながら読んでないわい!」って思ってた。
「一番心に残ったこと?全部!」みたいな感じで、読書感想文なんか書かせるからみんな本を読みたくなくなるんじゃ!と毎日一冊以上本を読む小学生時代は思ってましたよ(笑)
本好きやし文書書くんも好きそうやし、けど違うのねん?感想文は。。。
んー、そういわれたら、私も作文や感想文、苦手やったかも。
経験なんかなぁ?いっぱい書いてなんぼ、みたいな。
んーなんだろう、部分ではなく全体の印象で読んでるから、語彙が多ければ面白さをある程度は言葉に出来るんだろうけど、子どもの頃だとそれが難しくって、結局「おもしろかった」としか書けない感じかなぁ?
ワクワクしながら読み進めた話でも、なぜワクワクするのかわからないから「おもしろかった」になっちゃうんだよね。
でも読んでる最中に「何でこんなにワクワクするんだろう?」とか思わないじゃない。
もしかしたら面白い話より、多少つまらない話の方が読みながら考える余裕があったのかもって今思った(笑)
何回も時間を置いて読み返さないと感想なんて書けないよね。
それより、何冊読むか。
感想文が苦手な子には、読んだ本リスト提出。
なんてのもありだったらいいのにね。10冊、20冊、読み漁ってるうちに読む本なくなって家にあるの手あたり次第読んで。ママやパパの愛読書を読み込んで家族であぁだこうだと感想を述べ合う。なーんて、おもしろそうじゃない?